プレミアムな家づくり Vol.1

Q. ご家族の家づくりのきっかけを教えてもらえますか？

Sさん「以前暮らしていた神奈川県内の一戸建ても、3人の娘の成長と共に家族で長く暮らした思い出深い家です。ただ、敷地が川の近くだったせいもあり昨今の気候変動で、梅雨や台風の時期に川の増水等、水害の不安が募っていました。そして娘たち3人はすくすくと成長し、車を運転するようになり、家族で使うには駐車場が手狭に。家族が安心してゆったり暮らせる家に住み替えたいと夫と相談して、今回の家づくりがスタートしたんです。」

世帯主のHさんと妻Sさん：家づくりのスタートラインからじっくり伺いました

Q. 土地探しからの新築一戸建て、どんな課題がありましたか？

Hさん「最初は、自分が建設関連会社を経営していることもあって、どう進めるのがいいのか悩みました。仕事柄、家づくりができる友人の工務店や設計士さんを紹介してもらうこともできたのですが、自分の介入が大きくなると、うまく進むものも進まないかもしれない。自分がどうしたいかよりも、妻や娘たちがどんな家にしたいかを最優先して、どこに頼むか決めようと思ったんです。自分がこれだけはと考えていたのは、“軽量鉄骨”構造で家を建てるということ。最新の軽量鉄骨の技術を持つハウスメーカー数社を候補にして、縁あってダイワハウスにお願いしました。」

プロの目線で家づくりを見る立場だからこそ、Sさんは選択を悩んだそうだ。

Q. ダイワハウスにした決め手やポイントはありましたか？

奥様「主人は、軽量鉄骨でできる家ならあとは私と娘たちで一緒に全て決めていい、と。数社お会いしたハウスメーカーさんの中で、ダイワハウスの斎藤さんとの出会いがありました。彼は押せ押せで攻めるタイプの営業スタイルではなく、私たちの回答を待って引き出してくれるタイプの方。とにかく3姉妹とも相性が良くて、これは幸運な出会いでした。元々自分が考えていたキッチンのイメージはあったのですが、斎藤さん提案のキッチンは、私たちの想像を超えるオールブラックのキッチン。カッコよくて一目惚れしました（笑）。」

斎藤さん提案のオールブラックのキッチン

家電や小物もキッチンと呼応したデザインをチョイス

Q. 建設のプロであるHさんの家づくりにプレッシャーはありましたか？

ダイワハウス斎藤「Sさんと3人のお嬢様達から、家づくりが始まった時こんな家にしたい！とメモを作って渡していただいたんです。家づくりについて賑やかに話し合って作ってくれたんだな、と思うとそれを叶えるお手伝いをしたい一心でした。Hさんからは、とにかく私に任せるからと信頼して一任いただいたのですが、ご一家に期待以上の住まいをご提供できるよう尽くしました。もちろん、プレッシャーは感じていましたが、設計の稲葉、工事の渡邊、コーディネーターの豊島による協力のおかげで形にすることができました。」

ご家族の家づくりのキーマン斎藤　奥様と3人の娘さんが寄せる信頼は厚い

S家のリビングはラグジュアリーホテルのようにスタイリッシュ

ご家族は世帯主Hさんと妻Sさん、3人の娘さん＋1匹のワンちゃんで大家族。
新築・住み替えの家づくりで、3姉妹のお部屋はどう作っていったのでしょうか。

Q. 家を新築するとご両親から聞いて、姉妹でどんな計画をしましたか？

長女「はじめは、自分の部屋を好きに作れるかも！嬉しい！と思いました。家づくりが始まってからは、母と姉妹でよくInstagramを参考にしました。自分の好きなテイストを見つけたり、いいなと思う家具を見せ合ったりして、母や姉妹でしょっちゅうインテリアのおしゃべり（笑）。父からは、国から支給された特別定額給付金を予算にして各自のインテリアをやりくりするように、とお達しがあり、女同士でわいわい楽しく、家のインテリアや3姉妹の部屋を決めていきました。」

Sさんが大切に飾る3姉妹のアートフレーム

女性同士で集まってリビングはいつも賑やか

Q. 姉妹で部屋割りはスムーズにできましたか？

長女「みんなそれぞれ、好きなものや部屋づくりの重視したいポイントが違ったので3つの部屋を誰がどこにするかは、割とすぐでした。一番下の妹は、韓国のカフェっぽい感じとか、真ん中の妹はメイク道具を見せられるドレッサーをメインにした感じとか、それぞれの好みでこれどう？こんな可愛いのあったよ！とかいつも情報交換していました（笑）」

グレージュの壁紙をアクセントにすっきりシンプルな一番上の娘さんのお部屋

女優ミラー付きのドレッサーが印象的な真ん中の娘さんのお部屋

広いウォークインクローゼットとホワイト基調が可愛いらしい3番目の娘さんのお部屋

Q. 娘さんたちの部屋づくり、どんな風に見守っていましたか？

Hさん「僕は、とにかく家づくりのインテリアやプランは全て妻と3姉妹が言うことにYES！と頷くだけ（笑）。姉妹それぞれの部屋には天井にスピーカーを設置してあって、好きな音楽を携帯から流せるのがすごく好評ですよ。リビングの天井にも設置してあるんですけど、これも斎藤さんレコメンド。妻と3姉妹の好みで進めていますが、斎藤さんが提案してくれるものが、見事家族の好みにピッタリ合ったことは頼もしかったですね。」

HさんもSさんも娘達と斎藤に信頼関係ができていて安心できたそうだ

Q. リビングになじむモノトーン基調の和室も珍しいですね？

Sさん「実は、和室を作る予定はなかったんですが、斎藤さんがぜひ作った方がいい！と熱意を持って提案してくれたんです。実際完成した和室は、すごく素敵な設えで一目には和室とわからないほど。格子戸で仕切っても美しく映える和室を作ってくれて、実は娘たちが筋トレする場所にいいって愛用しています(笑)。」

リビング脇の和室は格子戸を閉じると
和室とは思えないモダンな佇まい

娘さんの筋トレの場所としても活用

ご家族は世帯主のHさんと妻のSさん、3人の娘さん+1匹のワンちゃんで大家族。

Q. Sさんと3姉妹を最優先で作った家づくり、住み心地はいかがですか？

Hさん「コロナ禍でスタートした家づくりですが、1年未満の間に無事新しい暮らしができて、本当にこの家を気に入っています。工事担当の渡邊さんも非常に丁寧な仕事をしていただきました。また、念願だった自分専用のシャワールームができたのは、最高ですね。妻や娘たちに家づくりは任せていましたけど、これだけは唯一自分の願いでした（笑)。女性中心の生活なので、これまでは、仕事から帰ってきてタイミングを逃すとなかなかお風呂に入れない。やっぱり、3姉妹や妻の順番を待たず、帰ったらすぐシャワーができるのはいいです。そして、これからお互いの両親の介護や自分たちの老後も考えて、エレベーターの設置も決めました。」

Hさんお気に入りの自分専用シャワールームとすぐそばにある寝室

お互いの両親の介護や自分たちの老後も考えてエレベーターを設置

Sさん「やっぱり、家族が多く女性中心の生活なのでわが家の収納力はちょっと自慢できますよ。上下階ともに、スッキリと整えたかったので設計士の稲葉さんには、収納力を重視してプランを作ってもらいました。まずは、リビングにあるTVの背面収納。びっくりするくらい、大容量で全て隠せるのは助かります。キッチン脇のストッカーもウォークインなので、大量に買い物しても使いやすい。玄関のシューズクロークも、3姉妹の大量の靴が余裕で収納できます（笑）。家族が多くても生活感を出さず、スタイリッシュな家をキープできます。」

リビング奥の扉を閉めた背面収納

扉を開ければウォークイン収納で容量たっぷり

キッチン脇のストッカー

大容量で楽々収納のシューズクローク

広々とした吹き抜けの玄関ホール

Q. ご自宅に万が一の災害があっても、安心できる設備はありますか？

Hさん「はい。そこは最新の設備を入れました。2階建ての屋上部分の半分には、太陽光発電パネルを設置しています。敷地を最大限有効活用して、しっかり発電しながらHEMSも取り入れて、万が一の災害にも対応できるように電力マネジメントは万全にしています。残りの半分はテラスなので、コロナ禍が落ち着いたら仲間を呼んで屋上でビールなんかもいいですね。」

屋上部分の半分は太陽光発電パネルを設置

残りの半分はテラス

Q. 家族のお気に入りの場所はありますか？

Sさん「うーん。どこもお気に入りの場所なので一つだけ挙げるのは難しいですが、家族みんながバーベキュー好きなので、コロナ期間中はよく一階のテラスでバーベキューを楽しんでいました。ちょっとしたことだけど、テラスでお茶を飲むだけでも気分転換になります。本格的なバーベキュー用品も揃っていますし、家族でわいわいできるので一階のテラスは気に入っています。」

テラスでおしゃべりするだけでおうち時間を楽しめる

Q. ご家族の家づくりは、これからどんなものがたりが生まれそうですか？

Hさん「完成してから、1階のテラスで好きなバーベキューができたり、好きな音楽を流してリビングで過ごしたり、今は妻や3姉妹が心から気に入ってくれたことが、自分としては大満足です。3姉妹が大きくなって家を離れていくときも近いかもしれませんが、家は家族が寄り合って暮らす場所だから、安心できて、みんなが大好きな場所にしたかった。将来は孫やパートナーを連れて遊びにきても、帰ってきてくれても大歓迎。土地も広いので手狭になることは無さそうだから、どんどん新しいストーリーが生まれるかも。『ああ、あのお家に帰りたいな』って、思える家になったら、本望だね。」

タイル風の外壁が美しい建物外観