家族ができたときから憧れだったマイホーム。広い住まいが良いだろうか、駅近な住まいが良いだろうか、機能的で設えが美しい住まいが良いだろうか、と家族でたくさんの話し合いを進めてきた。
いろいろな住まいと迷ったけれど、最終的に選んだのは、家族と家事をシェアできるこの家だった。
日頃あまり気づかないが、名もなき家事が意外と多い。
散らかったおもちゃを片付けたり、子どもが学校からもらってきたプリントを整理したり、買い出しのためのメモを作ったり……実はいろいろとある。
そういった小さな家事を家族で自然にシェアできるのが“家事シェア”の考え方だ。自分専用カタヅケロッカー、お便り紙蔵庫、MT収納(扉裏面マグネットボード付き)、キッチン横マルチスペース、ファミリーユーティリティなどの”家事シェア”仕様のおかげで家族みんなで分担しながら家事を行う生活が続いている。
ここで暮らし始めてから、家族との時間をよりゆったりと過ごせるようになったので、一層住まいでの時間が好きになっているのだ。
今回は”家事シェア”のある暮らしで叶えた私たちの理想の生活をお届けしようと思う。
私たちの住まいの〈エントランス〉には、家族一人ひとりの専用ロッカーがある。その名も「自分専用カタヅケロッカー」だ。
子どもも大人も関係なく一人にひとつ割り当てられているので、コート、帽子、かばんなどを自分のロッカーに収納できる。出かけるときも帰宅したときも片付けに迷わないので子どもたちも今となっては片付けが得意になっている。
自分の荷物は自分で片付け。それが今の我が家のルールなのだ。
エントランスを進むと、浴室に隣接した〈ファミリーユーティリティ〉という空間がある。ここは洗濯家事の利便性をグッと高めてくれる。
水回りの空間とは思えないほどの広さに、たっぷりの収納力を兼ね備えた棚も備え付け。帰宅したら、ここで着ていた洋服から部屋着に着替えてリビングへ向かうことも可能だ。
また、物干し竿を吊るすためのフックもあるので洗濯物を直接干したり、畳んで収納したりといったこともできる。
今まで、洗濯家事というとあちこちと動き回ったり一階と二階を往復したりということもあったけれど、ファミリーユーティリティのおかげでその煩わしさからも解放されている。
住まいの顔である〈リビング・ダイニング〉。広々とした20帖のLDKは過ごしやすく光もたっぷりと降り注ぐので、日向ぼっこも心地よい空間だ。
ここには「お便り紙蔵庫」「MT収納(扉裏面マグネットボード付き)」などがある。「お便り紙蔵庫」はバラバラになってしまいがちなプリント類やお手紙などを収納できる小さな収納棚だ。子どもたちが学校や習い事から持ち帰ってきた紙類を無くすことなく収納できるので重宝している。
「MT収納(扉裏面マグネットボード付き)」は家族一人ひとりのための収納庫。おもちゃや日記帳など自分たちの大切なもの収納する場所だ。リビングでおもちゃを広げて遊んだあとは、自分自身で専用ボックスに収納するのがルーティーン。
収納場所がきちんと決まっていることで、家族が迷わず家事に取り組めるのかもしれない。
リビング・ダイニングに隣接して広がるのは、ゆったりとした空間の明るい〈キッチン〉だ。リビングやダイニングの様子がしっかり見えるので、家族との会話を楽しみながら食事の準備ができる。
「ママ、何作ってるの?」「味見して当ててごらん」なんて料理に興味を持ち始めた子どもとの会話もしあわせの一幕だ。
また、キッチンには「キッチン横マルチスペース」と呼ばれる小さなユーティリティスペースがある。
ゴミ箱を収納したり、よく使うレシピ本を置いたりと、キッチン周辺の家事を助けてくれるスペースとして活躍中。家事で生まれる何気ないストレスを減らしてくれるのが、こういった自由度の高いスペースの存在なのだろう。
二階に上がると主寝室に〈テレワークスペース〉が。住まいでテレワークに励むことも多い最近では、リビングやダイニング以外にも仕事に集中できる空間があったら嬉しいと思っていた。
そこでうれしいのが、主寝室のスペースを活用したこの空間。縦に長いスペースにデスクと収納棚を付けたシンプルなものだが、資料作りや打ち合わせなどに取り組むのにとても便利。コンパクトな空間ではあるが、仕事に集中できるのがとてもありがたいと感じている。
もちろん主寝室としての快適性も考えられている。奥行きのあるウォークインクローゼットも付いているので、家族みんなの洋服を収納しても余裕がある。
ひだまりをたっぷり取り込む部屋で迎える朝は毎日しあわせで豊かなものなのだ。これからもこの住まいと共に”家事シェア”な暮らしで楽しく過ごしていきたい。
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