Ready Made Housing.

夢を叶えて暮らす私たちの住まい

vol.18 ⻑年の夢を叶える暮らし

vol.18 ⻑年の夢を叶える暮らし
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私たち夫婦は、ある一つの夢を持っていた。「二人でカフェを開きたい」というものだ。

結婚したばかりの頃はお互いの仕事が忙しかったり、なかなか金銭的な余裕もなかったりと、夢は夢のままだったが、そんな夢を形にできる機会が生まれた。

それが、この住まいで暮らし始めることだった。なぜなら、私たちが暮らすこの住まいは、一階でカフェを営むことができる空間があるからだ。

お店を持つには土地を借りて、家具を用意して……と準備することが多く実現が難しいと思っていたが、住まいの中にこうして自分たちの店を持てる日がくるだなんて。

一つの建物に暮らす場所と働く場所、その両方が作れたことで、私たちの日々はより豊かで朗らかなものへと変わっていった。今回は、夢を叶えて暮らす私たちの日常をご紹介する。

まずは暮らす場所を紹介する。建物の三階に〈リビング〉を作ることになったのは、自然の流れだったのかもしれない。一階に仕事場としてのカフェを作ったので、一息つくための家族の空間であるリビングは離れた場所に作ろうと思ったのだった。

住み始める前こそ、リビングが三階にあるのは移動が大変なのではないだろうかと思っていた。ところが、思いの外、移動を億劫に感じることはなく、むしろ静かさと日当たりの良さがメリットとなり、この場所は家族の憩いの場になっている。

今日のように、カフェの定休日には、一日のスタートをこのリビングで迎えることが多い。朝日がよく入るので眠りから覚めた身体も新しい一日の訪れを喜んでくれる。

「少し大きめが良いよね」と選んだとっておきのソファに座り、今日の予定を相談しているささやかな時間すら愛おしさを感じるのだ。

カフェの営業日は、朝からどこか忙しないのが恒例。とはいえ、「私たちが余裕を持って満たされていなければ、お客様にくつろいでもらう時間なんてお届けできない」というのが、私たち夫婦のポリシー。そんな気持ちがあるから、忙しい日でもなるべく二人揃って朝食を取るようにと意識している。

〈ダイニング・キッチン〉はリビングからの動線もよく、空間全体を上手に活用した配置なのが特徴的。夫婦二人が料理をしたり、食卓に料理を運んだりするのに程よい広さと距離が保たれていると感じる。

さて、時間のない朝でも食べやすいような朝食と、今日からカフェでも提供を始めるブラジル産の豆で淹れたコーヒーを手元にセット。今日のカフェメニューやお客様のことを話しながら、だんだんと仕事モードをオンにするのが私たちなりのモーニングルーティーンだ。

私たちの仕事場は、住まいの一階にある〈カフェリビング〉。約31.1帖と一階部分のほとんどを活用したカフェ空間は、友人をはじめ、ご近所さんを中心としたリピーターの方によって愛されている。

家族の時間も作りたいからという理由で営業時間はランチとディナーの数時間に絞ったが、それでもお客様が訪れてくださるのは本当に嬉しいものだ。

期間限定の豆を使用したドリップコーヒーであったり、オリジナルカクテルだったりと、夫を中心に考案したドリンクメニューもとても好評。今日も多くのお客様と何気ない会話を交わしながらカフェの営業を楽しみたい。まずは、営業準備から念入りにね。

今日はカフェの定休日だけれど、午前中だけ取引先の方と打ち合わせ。というのも、夏に向けた新メニューの考案や店内インテリアの変更など、カフェをより良いものにしていくために行いたい仕事があるのだ。

こういったテレワークは、リビング横の〈つながりワークピット〉で行うことが多い。生活音が適度に聞こえながらも半個室空間として活用できるので、集中して作業や打ち合わせなどをすることが可能。

カフェの営業以外にも発注についてなどなにかと打ち合わせが必要なのがこの仕事。住まいの中にこうしてワークスペースがあるのはとても便利だと、改めて感じている。

また、二階部分には〈テレワークスペース〉と呼ばれる防音設計を施した空間も。静かに仕事をしたいときや〈つながりワークピット〉が使用中のときにはこちらを活用して作業をしたり、映画を観てリラックスをしたりといった使い方をしている。

一日頑張って過ごした日は〈主寝室〉で眠りにつくのが一層楽しみになる。寝室では落ち着いて過ごしたいというのが私たちの考え方なので、ダウンライトは明るすぎないものをチョイス。リラックスできるような仕様を心がけている。

ベッドサイドでのひとときは、一日の終わりにお客様に言われて嬉しかったことや、困ったり悩んだりしている話を、赤裸々に話す時間。

毎日が楽しいことの連続というわけではなくて、悲しかったり、怒ったりしてしまうようなことももちろんある。だけれど、それを翌日には持ち越したくないから、この場所で本音を話すようにしているのだ。そうすることで、私たちはきっとまた明日から笑って過ごせるはずだから。

そんなふうに、この住まいは私たちを素直にしてくれる。そういう力を持っている。

※実際に建築される場合は建築基準法及び地域の規制を受ける場合がありますので、詳しくは当社スタッフにお尋ねください。

TBCハウジングステーション仙台駅東口展示場 DATA

  • 住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡3丁目1-25TBCハウジングステーション仙台駅東口内
  • 電話番号:022-353-5896
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:火・水

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