高齢者住宅事業

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CASE18 サービス付き高齢者向け住宅 伊勢メディケアセンター ひかりの橋(三重県伊勢市)

総合的な医療・介護サービスを提供。地域包括ケアシステムの核として機能し地域に貢献。質の高い医療が提供できる高齢者住宅。

在宅による診療・看護・リハビリテーション・介護機能を強化しさまざまなニーズに対応する複合型の高齢者住宅。

事業展開

三重県伊勢市において、実に140年近くの歴史を誇る医療機関の流れを汲む伊勢慶友病院を運営するのが、ひかりメディカルグループの医療法人 全心会さま。平成15年には事業を承継し、急性期から回復期、療養にいたるまで、総合的な医療サービスを地域の多くの患者さまに提供されています。

同院では、高齢者を中心とした慢性期医療について、急性期専門病院と在宅医療・介護保険の橋渡し的な役割を担うべく、「高齢者にふさわしい入院医療」「充実したリハビリテーション機能」「ターミナルケア対応機能」等の提供を目指しておられます。特に、市内の急性期専門病院である伊勢赤十字病院・市立伊勢総合病院と強く連携し、後方支援機能を果たす病院として長年活動してこられました。

伊勢市では、高齢化率が現在30%を超えており、2030年には35~39%に達することが予想されています。特に独居老人の割合が多いのも地域的な特性として挙げられており、同法人では従来から取り組まれてきた医療だけでなく、介護の分野にも機能を拡大させることで、伊勢市内における包括ケアシステムの核となり、地域貢献したいという構想を以前より抱いておられました。

そんな折、市有地の売却公募への応募を、大和ハウス工業シルバーエイジ研究所より持ちかけられたのです。公募要件としては、「三世代交流」と「中心市街地活性化」に貢献する事業が求められていました。元々は企業跡地だった当該地は、伊勢慶友病院と直線距離で約150mと近距離にあったため、これを好機として本格的に計画を始動されることとなりました。事業化パートナーとして大和ハウス工業をお選びいただき、共同提案を実施。複数社による競合となったものの、無事採用に結びつけられました。

また、今回の事業化にあたっては、全心会さまのご要望を受け、初期投資を抑えることを目的に、土地建物を大和ハウス工業が所有し、同法人へ賃貸借するスキームを採用しています。

『伊勢メディケアセンター ひかりの橋』と名付けられた5階建ての建物は、サービス付き高齢者向け住宅(以下 サ高住)78戸・特定施設入居者生活介護(以下 特定施設)80床、デイサービス(定員50名)、訪問診療・看護の機能を持つクリニック(2診)を備えた医療・介護の複合施設です。特定施設を併設したことで、医療依存度の高い方も積極的に受け入れが可能となり、「質の高い医療を提供できる高齢者住宅」として、クリニックには多方向レントゲン設備を導入するなど、設備の充実を図っています。

開設は、2017年5月。隣地には市立の保育園・子育て支援センターがあり、本施設の開設は、より充実した医療・介護サービスの提供のみならず、三世代交流の場としても機能するモデルケースとなることが期待されています。

また、もう一つの公募要件であった「中心市街地活性化」に応えるべく、1階には多目的に使用できる地域交流スペースが設けられました。全心会さまは、大和ハウス工業とともに地域の商工会が主催する「街づくり推進委員会」にも参加し、「伊勢メディケアセンター ひかりの橋」を活用した地域の活性化や福祉の充実などへの具体策にも積極的に取り組まれています。

計画のポイント

POINT-1
市有地(企業跡地)の有効活用策として医療・介護の複合施設を計画
市立保育園と子育て支援センターに隣接していた企業跡地を購入した伊勢市では、「三世代交流」と「中心市街地活性化」につながる活用策を公募。当該地の至近に自院を運営されている全心会さまでは、大和ハウス工業より提案を受け、「介護事業への本格的な取り組みを行う新たな拠点」として、医療・介護の複合施設の運営を計画されました。
POINT-2
自院との連携で地域包括ケアシステムの核となる機能拡張を実現
自院の近隣に高齢者住宅(サ高住・特定施設)を運営することで、患者さまや入居者さまの状態に合わせた生活の提案が可能となり、病床と高齢者住宅が「双方向の受け皿」として機能。さらに、自院および地域との連携を高めていくことで、『伊勢メディケアセンター ひかりの橋』は、地域包括ケアを目指す全心会さまの足がかりとなります。
POINT-3
初期投資を抑えるため、土地建物の賃貸借スキームを採用
伊勢市における医療・介護の現状を踏まえた事業展開の構想と、市有地活用の公募のタイミングに的確に対応するため、スピーディな事業計画が必要でした。さらに、運営を早期に軌道に乗せたいというご要望もあり、大和ハウス工業が土地建物を所有し全心会さまへ賃貸借するという、大和ハウス工業の開発型スキームをご提案。初期投資を抑えた事業化が実現しました。

CASE18

サービス付き高齢者向け住宅 伊勢メディケアセンター ひかりの橋

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