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CASE12 医療法人社団賢仁会 住宅型有料老人ホーム メディカルホームゆうすい(静岡県駿東郡清水町)

自宅に戻れない急性期治療後の患者受け入れを想定した高齢者施設を開設して、医療・介護複合施設のコア(核)となる。

医療機関による運営に相応しい機能を備える。

住宅型有料老人ホーム「メディカルホームゆうすい」が入る医療・介護の複合ビル「メディカル徳倉」は、マンションなどが建つ静岡県駿東郡清水町徳倉の第1種中高層住宅専用地域に建設されました。1階に調剤薬局や2つのクリニックが入り、2階から4階に「メディカルホームゆうすい」の入居者用の個室が設けられています。

アクセス道路から見た外観。1階に「メディカルホームゆうすい」のエントランスのほか、調剤薬局と2つのクリニックを配置

エントランス左側から見上げる。車寄せの上には各フロアの浴室が配されている

「メディカルホームゆうすい」のエントランスは建物中央に配置しました。風除室の先に受付カウンターがあり、その右手側にあるエレベーターで、個室フロアにアクセスします。下足の履き替えは風除室で行います。

「メディカルホームゆうすい」のエントランス部。奥に受付カウンターが見える

エントランスホール。受付カウンターの右手に、個室フロアにアクセスするエレベーターがある

エレベーターを降りると、スタッフステーションの北側に設けられた受付窓口がすぐに目に入ります。2階から4階までの各室配置はほぼ同じで、中央にスタッフステーション、その東側と西側にそれぞれ個室が連なる。北側に機械浴も可能な浴室が配置されている。

個室フロアの受付窓口。写真右のエレベーターを降りるとすぐに目に着く位置にある

フロア中央に配されたスタッフステーション。緊急時に入居者の個室や浴室に短時間で駆けつけられる位置にある

急性期治療後など、医療・介護必要度が高い入居者向けの2階フロアの個室には、ベッドのヘッドボード側の壁面に酸素吸入用のアウトレットや吸引用コネクターなどが設置されています。賢仁会の医療機関などと連携し、重病化した場合の対応などにも万全を期しています。

2階にある医療・介護必要度が高い入居者用の個室

2階個室にはベッドのヘッドボード側の壁面に酸素吸入用アウトレットや吸引用コネクターなどが設置されている

最上階の5階には、ソファーなどを置いたホールを北向きに作りました。天気がよいと窓からは富士山が見える眺望の良さが特徴です。南側には広めのバルコニーがあります。洗濯室に接しているため物干し場として便利ですが、入居者が喜んで利用できる活用の仕方を検討中です。

最上階(5階)のホール。晴天時は窓から富士山を望める

5階南側のバルコニー。11m×4.5mと広めで、さまざまな利用方法が考えられる

浴室は、各フロアとも建物中央北側に配置されています。特に医療・介護必要度が高い入居者用の2階では、浴室や脱衣室などは広めに取り、スタッフが介助しやすくなっています。自立度が比較的高い入居者が入る3、4階の浴室はコンパクトにまとめています。

機械浴に対応した浴室。スタッフの入浴介助がしやすいように、十分なスペースがとられている

2階の脱衣室。ここは特に広く、浴室とほぼ同じ面積を確保している

個室をつなぐ廊下は4m50cmと広めに設計されています。これは入居者をベッドに乗せたままスムーズに移動できるようにするためで、車いす、ベッドを問わず容易に離合(すれ違い)できるので、接触事故などのリスクを大幅に低減できました。

入居者をベッドに乗せたまま移動できるように、廊下の幅を4m50cmと広めにとった。ベッド同士の離合も容易だ

CASE12

医療法人社団賢仁会 住宅型有料老人ホーム メディカルホームゆうすい

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