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親譲り、祖母譲り

2015.11.30

田中 紀之

田中 紀之

「親譲りの無鉄砲で、小供のころから損ばかりしている」とは、有名な小説の書き出し。手相で生命線と知能線の始まりが離れていると、“大胆で無鉄砲、周りの意見を聞かない”のだそう。私の手相はまさにこの形で、息子もそっくり。産まれてすぐに気づき、手相も遺伝するのかと驚きました。その時、ふと浮かんだのが冒頭の一文。どんな子に育つのか、と楽しみ半分、心配半分。

私が“大胆で無鉄砲・・・”というと、多くの人に「え?」と疑われ、自分でもそうかなと思いますが、私をよく知る人曰く「さもありなん」なのだとか。隠れた本性なのでしょう。
それ以上に自覚している性格は“おっちょこちょい”。普段は落ち着いて見えるらしいのですが・・・
先日も、上司から資料の印刷を頼まれ、「最後のページは要らないから最初の2ページだけ印刷して」と指示を受け、間違えぬようメモを取り、“どうぞっ”と渡した資料は・・・見事に全ページ揃っていました。「メモしてなかった?」・・・いやはや、弁解の余地なしです。
また、ある雨の朝、通勤電車で本に夢中になり、大阪駅で慌ててホームに降りて、気が付きました。「あっ、傘を持ってない!」もう瞬間的大慌て。行こか、戻ろか、電車に戻って次の駅まで行ったら遅刻確定や・・・と躊躇っていたところに、ふと気がつきました。傘は確かに手に持っていませんでしたが、手首に掛かっていました。午前中ず~っと自己嫌悪・・・トホホ

私と対照的だったのかな、と最近感じるのは亡き祖母。
ソ連の政治家“ゴルバチョフ書記長”の名前がなかなか覚えられず、かなり頑張って覚えたことを嬉しそうに言いました。「百遍言ったら、一回で覚えたわ!」
この言葉を聞いた時は、「へ?」と、苦笑しました。“百遍”言ったのに“一回で”覚えたとは、正確さの点ではおかしい表現です。でも、「百回もかかった」と思うより「一回で覚えた」と考えた方が、気持ちは前向きになれますね。その言葉を聞いた時の私はまだ高校生で、字面のおかしさばかり気になりましたが、その言葉の裏にあった思いがここ数年少しは理解できる気もします。あのように言えるのは、ココロの構え方がどっしりしていたからかな、とも。

メモを取っても失念し、手首に掛けた傘を電車に忘れたと勘違いして右往左往する私は、まだまだココロが青い・・・“祖母譲りのココロの持ち方で、損をしなくなった”なんて言えるよう、修錬を重ねなければ!

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