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ヒーローは何処

2016.3.31

瓜坂 和昭

室長 瓜坂 和昭

最近、休みの日に山手線に乗ると、孫とおじいちゃん、子どもとおとうさんらしき、コンビを良く見かける。おばあちゃんやおかあさんではなく、大概がおじいちゃん、おとうさんだ。そして、決まったようにその子ども達の手には、ウルトラマンのスタンプ帳がある。
昨年の大好評に引き続き、JR東日本が企画するウルトラマンスタンプラリーが今年もまた始まった。山手線を中心とした65駅でのスタンプラリーで、各駅改札口に置いてある怪獣たちのスタンプをいくつか集めるとオリジナルグッズが貰え、更に抽選に当たるとレアなグッズが手に入るというものだ。JR東日本も、お正月明けの1月12日から春休みが始まる前の2月26日迄という一番乗降客が少ないであろう期間にうまく考えたものだ。

ウルトラマンがわが国に登場したのが昭和41年。今からちょうど50年前になる。当時10才でテレビを見ていた子ども達が今や60才。そうなると、孫がいても何の不思議もない年齢と言うことだ。今や、ウルトラマン第一世代はおじいちゃんなのだ。
僕も当時7才、小学校2年生でまさに熱狂した子どもの1人であり、56才になった今でも、JR東日本のいう『大人の休日倶楽部』真っ盛り世代としては、なぜか大人げなくこの企画にはそそられるものがある。

なぜか?いろいろ考えてみた。

まず、何の悩みもなく、夢中になっていたあの頃にタイムスリップできる心地よさ。背景には元気で若かった親父やおふくろの姿がオーバーラップする。
つぎに、共通のヒーロー、ウルトラマンの存在のおかげで、いつも無視されがちなおじいちゃんやおとうさんが、孫や子ども達と同じ次元で話が出来、電車に乗って小旅行が出来るという大義名分と充実感。
そして、おじいちゃんやおとうさんにとっては、何よりもちょうど良い楽しい暇つぶしが出来るということである。

超高齢社会の中で、多世代の交流とか多世代共存とかよく言われる。
曰くコミュニティカフェ。曰くシェアハウス。洒落ててかっこいい感じがするけれど、どうも僕にはしっくりこない。
超高齢社会の中で、懐かしくて、心地よくて、特に男性にとって大義名分と充実感があって、ちょうど良い暇つぶしになるようなものとは何だろう?

その答えを求めて、僕達の旅は続きます。
超高齢社会のヒーローは何処に。

  • JR四ツ谷駅「バルタン星人」のスタンプ台

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