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研究員コラム:Vol.4 リフォームで家を暖かく

温熱空気環境

本間 瑞基

2014.12.24

最近めっきりと寒くなってきましたね。住まいは快適にお過ごしですか?今回のテーマは“断熱リフォーム”です。住まいでこんな経験ありませんか?

  • ・暖房をつけても部屋が温まらない
  • ・隙間風がヒューヒュー入ってくる
  • ・お風呂/洗面が寒い
  • ・窓際が寒い…

寒さのご不満に関するほんの一例ですが、快適に暮らすためにはどれも解決してほしいことばかりです。新築住宅の温熱環境は省エネ基準の普及により良くなってきましたが、昔の住宅は寒さに対して考えた造りになっていないのが実状です。

そもそも昔の住宅は何故寒くなりやすいのでしょうか?いくつか要因を紹介すると、例えば、新築では当たり前に壁床天井に入っている断熱材ですが、少し昔の住宅だと入っていない住宅もたくさんあります。入っていても薄かったり、外れていたりすることもあります。断熱材の入っていない建物は、現在の新築と比較すると5倍以上熱が逃げやすくなります(※1)。また昔の建物は隙間が大きい傾向があります。過去に調査した木造住宅では新築住宅の10倍以上、中には20倍以上の隙間面積がある建物もありました(※2)。

※1:当社新築住宅と無断熱住宅との比較
※2:関西圏における調査結果から

<昔の住宅の床裏(断熱材がない)>

<昔の住宅の天井裏(断熱材がない)>

私たちはこのような住宅の温熱環境を改善するためのリフォーム工法開発、そしてリフォームによる冷暖房費削減効果を試算するシミュレーションツール等の開発を行っています。こちらがシミュレーションツールです。ツールの特徴は「すぐに結果が出る」です。

<シミュレーションツールの入力画面>

通常のシミュレーションでは建物の仕様、部位(窓、外壁、床など)の面積などきちんと調べてからシミュレーションを行いますが、昔の住宅では図面がなかったり、仕様がわからないこともよくあります。このシミュレーションではおおよその築年数、建物の長さや、窓の数を入力するだけで簡単に冷暖房費を算出することができるのが特徴です。もちろん仕様がわかる場合は入力することもできます。
ちなみに無料でチェックできるので、気になる方は以下のURLからご相談ください。

参考URL:https://www.daiwahouse-reform.co.jp/guide/shindan/dannetsu.html

最後に参考です。こちらの画像は昔の住宅で、断熱リフォームをした壁としていない壁です。一見同じ壁に見えますが、部屋を暖房してから、温度を色で表示するサーモカメラで撮影すると、その効果は一目瞭然です。右側の壁の温度が高くなっており熱が逃げにくくなっていることがわかります。
キッチンやお風呂の入れ替え、壁紙の張り替えと合わせて断熱リフォームもいかがですか。

※撮影時温度条件:室内25℃、外気14℃

<サーモカメラによる外壁の温度(右が断熱リフォーム実施)>

研究員プロフィール

本間 瑞基

本間 瑞基ほんま みずき

2005年入社。大学では建築工学を専攻。
入社後は住宅から工場/倉庫まで、様々な建築物の温熱空気環境に関わる研究開発をしている。
趣味はサーフィン。

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