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研究員コラム:Vol.12 スマートアグリって何だろう

植物栽培ユニット

岡村 信弥

2015.6.26

おひさしぶりです、岡村です。前回より新たに後輩の伊藤がコラムを担当することになり、この研究員コラムに新しい風が吹きました。これから二人でコラムをさらに盛り上げて行きたいと思います。

さて、みなさんは「スマートアグリ」という言葉をご存知でしょうか?最近、「スマートフォン」をはじめ、「スマートハウス」「スマートテレビ」「スマートエネルギー」・・・など「スマート○○」という言葉をよく耳にします。「スマートアグリ」も、その波に乗ったのでしょうか。ちなみに私の所属する部署の名前も、「スマートアグリ研究チーム」といいます。

「スマートアグリ」とは、正式名称「スマートアグリカルチャー」の略称です。直訳すれば「賢い農業」「高性能な農業」といったところでしょうか。果たしてその実態とは??
一般的には、最新のIRT、ICT、IoTといった情報・通信技術を利用して、農業の生産性や品質を向上させることを指しています。例えば、農場にセンサを設置して、栽培環境をモニタリングしながら栽培設備を自動制御することで野菜の収量を増やしたり、環境データや生育データをクラウド上に蓄積して相関を調べることで収穫時期の予測を立てたり、栽培施設をカメラでモニタリングして異常時には遠隔地からスマホで機器を操作したり・・・といったことが挙げられます。なんだか未来の農業って感じですね。

Webカメラとセンサを用いた遠隔地からの栽培環境のモニタリングイメージ
弊社植物工場内に実際に機器を設置して使用してみました。

このように、「スマートアグリ」が普及すると、これまで現場で行われてきた農業がデータベース化されることで、生産の安定化が見込めます。さらに、経験の浅い人でも農業に取り組むことができるようになるので、後継者不足に悩む農家の助けにもなると考えられています。

現在私が大和ハウス工業で開発に取り組んでいる「完全人工光型植物工場」も、栽培環境のセンシングや制御を行ったりするので、「スマートアグリ」の一種であると言えます。ですが、「スマートアグリ」という大きなくくりの中では、「完全人工光型植物工場」はごくごく小さな領域の、ひとつの手段でしかありません。
今は「完全人工光型植物工場」の研究開発にとどまっていますが、今後はもっと広い意味での「スマートアグリ」の研究に取り組んで行きたいと考えています。
それでは、また次回。

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研究員プロフィール

岡村 信弥

岡村 信弥おかむら のぶや

1986年奈良県生まれ。
大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻を卒業、2011年4月大和ハウス工業に入社。
現在は、植物栽培ユニットの空調システムを中心に最適栽培環境について研究中。
犬派か猫派かで言えば、両方どんとこいです。

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