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研究員コラム:Vol.3 植物栽培ユニット「agri-cube」

植物栽培ユニット

 

2014.7/31

こんにちは。植物栽培ユニットの研究をしている宮垣です。
ブログを読んでくださってありがとうございます!

私は、どんな人に植物栽培ユニットをどんな風に使っていただくかを考える担当をしています。
今進めているのは、ユニバーサルデザインの植物栽培ユニットの開発。

障がい者や高齢者の方々が使いやすい植物栽培ユニットって、どんなんだろう。。。
それをどうやって裏付けたら、いいんやろう。。。

頭の中でぐるぐる悩んでいたある日、大阪府立大学地域保健学域総合リハビリテーション学類で障がい者スポーツの研究をされている奥田邦晴教授と出会いました。
明るくておちゃめでフランクな先生。

ミーティングの様子

車いす使用者が水泳やテニス、砲丸投げ、スキーをするときの身体の動きを解析したり、それらのスポーツができるように補装具を研究・開発されています。

それから、ボッチャ(Boccia)というスポーツの普及にも努めていていらっしゃいます。ちなみに、ボッチャとは、パラリンピックの正式種目でボールで行なうカーリングのようなものです。

スポーツをしている人の身体の動きを解析して、さらにレベルアップするために改善できるなら、静かな植物栽培ユニットの作業の解析や、障がいのある人向けに改善ができないわけがな~い!と、一気に不安が吹き飛びました。

砲丸投げの解析例

重度の身体障がい者の方々と普段から接している奥田先生によると。
「ユニバーサルデザインの植物栽培ユニットって、いいねぇ。ある程度の機械化ができるし、
人がした方が精度が高くなる作業や、車いすに乗っていてもできる作業は、人がする。
そして、障がい者だけでなく高齢者や健常者も一緒になって働いている。
緑いっぱいの空間で、ほんまにいいと思うわ~。」

そして、きりっと真剣な顔つきに変わって、

「障がい者のある人で、生計が立てられるほどの収入がある人は少ないんよ。
重度の障がい者に特に収入が少ない。
この植物栽培ユニットが、働きたいって思っている障がいのある人がしっかり働けて、
ちゃんとお給料が頂ける就労場所になったら、すごくいい。
今の少ない収入が、1.5倍や2倍にでもなれば、家族を持ちたいなぁって思えるようになるやろ。」

がーん…と頭を打ち付けられたような感覚になりました。

どんなときでも味方になって、見守ってくれて、叱ってくれる家族は、
自分にとって当たり前すぎる存在で、大事すぎる存在。
そんな存在を欲しいって思うこと自体、自制してしまう環境にいる方もいらっしゃるんだなぁ。

少しずつでもいいから、社会に、いろんな方々の就労機会が増えて欲しい。
・・・いや、そんな社会に変えていきたい!

メラメラと心にやる気が燃え始めました!

しかし、ぽつんと燃え始めた火も、薪をくべて空気を送らないと消えてしまう。。。
奥田先生という強い味方ができたものの、
私だけじゃ何もできない。どうしよ、どうしよ。。。

そんな風にうじうじしている私の前に、たくさんの同志が現れました!

その出会いについては、次回ご紹介しますね。

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