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研究員コラム:Vol.15 D-TEC PILE (ディーテック パイル)工法

構造

市村 仁志

2016.6.28

一般的な地盤補強工法

前回(研究員コラム:Vol.13 D-TEC SPIRAL (ディー テック スパイラル)工法)、前々回(研究員コラム:Vol.10 D-TEC ECO+ (ディー テック エコプラス)工法)と一般的な地盤補強工法と当社オリジナルの工法をご紹介しました。最後となる今回は鋼管杭工法のD-TEC PILE (ディーテック パイル)工法についてご紹介します。

一般的な地盤補強工法

  • ※1 建物全体の深さ2m程度までの土とセメント系固化材を混ぜて板状に固化させる工法。
  • ※2 基礎下の土とセメント系固化材を混ぜて柱状に固化させる工法。
  • ※3 工場で製造された鋼管を地盤に打ち込む工法。

D-TEC PILE工法とは

D-TEC PILE工法は鋼管に当社オリジナルの部品を溶接したものを地盤に打ち込み、家を支える工法です。性能を確認するために載荷試験を実施し、一般財団法人 日本建築総合試験所※4の建築技術性能証明を取得しています。第三者からもその性能が認められた工法です。

  • ※4 1964年に設立された国土交通省・経済産業省共管の公益法人。建築全般に関する試験、評価、開発研究等を行うことにより、建築物の質の向上、安全性の確保を図り、国民生活の向上に貢献することを目的としている。

豊富なラインナップ

ラインナップ

D-TEC PILE工法は地盤の状況や建物の仕様に応じて2種類の鋼管杭を使い分けます。

  • (1)ストレート型:軟弱地盤で支持層のある地盤に採用
  • (2)拡底型:超軟弱地盤で支持層のある地盤に採用

支持力の大きいD-TEC PILE工法を採用すれば従来の工法に比べて杭のサイズを小さくすることができるのでより経済的な設計が可能です。また、採用数の多い拡底型は形状の見直しを行い、支持力がさらにアップしました(D-TEC PILE工法Ⅱの開発)。


杭サイズダウン

開発に当たって

D-TEC PILE工法は約10年前に開発された技術です。その技術が昨年新しくなりました(D-TEC PILE工法Ⅱの開発)。我々研究員の仕事は一度技術を開発したら終わりではありません。社会の動向やニーズを調査し、その変化に合わせて技術の改定や見直しも行います。
今後、以前ご紹介したD-TEC ECO+工法やD-TEC SPIRAL工法も新しくなるかもしれません。その時はまたこのコラムでご紹介できればと思います。

研究員プロフィール

市村 仁志

市村 仁志(いちむら ひとし)

2010年入社。奈良県出身。大学では地盤工学を専攻。
これまで地盤調査や地盤補強の研究開発に従事。

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