大和ハウス工業トップ

研究員コラム 研究員の日々の研究をのぞいてみよう。

研究員コラム:Vol.9 木造住宅の開口部を補強する『D-ROT金物』

構造

今橋 裕里奈

2015.12.24

住宅の耐震補強というと、お家の中の開口部が減ってしまいお家の中が暗くなってしまったり、壁を増やすために間取りが変わってしまうイメージがありませんか。『D-ROT金物』を使えば、開口部を減らすことなく、生活空間への影響も最小限に住宅を耐震化することができるのです。

耐震補強前 開口部のみ耐力はほとんど見込めない →D-ROT金物による補強 開口部+D-ROT金物開口部を残して耐力アップ!

一般の補強例(構造用合板・筋交いなど) D-ROT金物による補強例

『D-ROT金物』とは、Daiwahouse-Reinforced Opening for Timber Structureの頭文字をとったもので、既存木造住宅の開口部を補強し、耐震強化する補強金物です。添え柱と組み合わせた「D-ROT金物を用いた耐震補強工法」として、(一財)日本建築防災協会の「住宅の耐震改修技術等の評価制度」によって、耐震性を向上できる補強方法として認められており、開口のある部分でもD-ROT金物で補強することで、地震に耐える「壁」とみなすことができます。※耐震補強設計上

工法図(例) 施工例 既存柱 添柱 既存土台 ラグスクリュー D-ROT金物

D-ROT金物の特徴

D-ROT金物は3つの角形鋼管を連結した形状をしており、その角型鋼管の大きさ・厚み・奥行きなどは、「木造」住宅と「鋼材」の金物、双方の構造的性質の違いを考慮し、剛性と変形能力のバランスから決まっています。地震の力に対しては、それぞれの角形鋼管がパンタグラフのように菱形に変形することで耐震性能を発揮します。鋼材の「強さ」の部分だけでなく、「粘り」を活かすことで、木造住宅の脆性的は崩壊を防ぐ補強金物なのです。

テクノギャラリーにて

どなたでもご見学いただける総合技術研究所テクノギャラリーにおいて、おうちの耐震性能をチェックできるvol3.あんしんリフォームナビゲーションと共に、D-ROT金物の模型や実物を展示しています。ぜひご来所いただき、実際のD-ROT金物にも触れてみてください。

このD-ROT金物は、木造住宅の耐震補強技術として、大和ハウスグループの大和ハウスリフォーム株式会社で設計・施工をしています。ご興味のある方は、お近くの大和ハウスリフォームにご相談ください。

参考サイト:大和ハウスリフォーム

研究員プロフィール

今橋 裕里奈

今橋 裕里奈(いまはし ゆりな)

2006年入社。愛知県出身。大学では建築構造を専攻。
入社以来、リフォーム技術をはじめ住宅の構法に関する研究開発を担当している。

大和ハウス工業の総合技術研究所で一緒に働きたい学生の方 採用情報はこちら

大和ハウス工業
総合技術研究所

DAIWA HOUSE INDUSTRY
CENTRAL RESEARCH LABORATORY

〒631-0801 奈良市左京6丁目6-2
TEL:0742-70-2110 / FAX:0742-72-3060

見学のお申し込み

ご家族から企業や学生の方々など、どなた様でも幅広くお楽しみいただけます。詳細はお気軽にお問い合わせください。

見学お申し込みはこちら
見学に関するお問い合わせ

0742-70-2111

※電話での予約受付時間:月~金曜日(祝日除く)10時~17時

  • 申し込み多数の場合は、ご希望に沿えない場合があります。
  • 見学フォームでのお申し込みは、見学希望日の3営業日前までです。
  • レストランでお食事をご希望の場合は別途お申込が必要です。お問い合わせ下さい。

レストラン利用申込書PDFはこちら


このページの先頭へ

ごあいさつ

アクセス