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研究員コラム:Vol.6 最近のオーディオ事情

快適防音室

玄 晴夫

2014.10.31

1960年代から70年代にかけて、日本に「オーディオブーム」が起こりました。レコードプレーヤー、アンプ、スピーカーなどの各機器メーカーを問わずに好みで組み合わせるコンポーネントステレオ(コンポ)がオーディオ趣味の主流となっていました。音楽の記録媒体がオープンテープからカセットテープに切り替わったのもこの頃でしょうか。まだCDではなくレコードの時代で、貸しレコード店に行ってはカセットテープに音楽を録音していたことを懐かしく思い出します。

オーディオルームの施工事例

さて21世紀。さぞかしオーディオも進化しているはずだろうと思いきや、昔と大して変わっていないような気がします。いやいや、今はインターネットを介してスマートフォンにダウンロードして音楽を聴く時代だからものすごい進歩だろう!と言われるかもしれません。でも、それは音楽ソースのことであって、アンプで増幅してスピーカーやヘッドフォンから音を出すという部分については昔から何ら変わっていないと思うのです。ただ、アンプやスピーカーなどの機械類について、かつては多数の国内メーカーがしのぎを削り、様々な独自の方式を生み出して競争していた時代もありました。

そして今、オーディオファンが情熱をそそいでいる分野は、電源やケーブル類と言われています。
機器同士をつなぐケーブルやスピーカーコード、電源を供給するタップやプラグ類などで、従来は機器類に対して補助的な位置づけであったのが、1メートルあたり何万円もするようなケーブルやノイズの無い純粋な正弦波の電源を供給するための何十万円の機械を購入する人が増えています。中には、電柱にのっているトランスを自分だけの専用品にしたいと数百万円もの費用をかけて電力会社に依頼する人がいるなどものすごいことになっています。しかもこれらは、客観的な性能をスペックとして表すことが難しいため、いささか奇抜な理屈をうたった製品も登場しています。

さて、かく言う私も、長年オーディオにはそれなりの興味で、それなりの投資をしてきた人間です。
ここ最近の趨勢を冷ややかに見ているつもりでも、まったく無視できる度胸はありません。なるべく費用のかからない範囲で最低限の配慮をしています。

自宅のスピーカーケーブル

コンセント「ホスピタルグレード」

例えばスピーカーケーブル。以前は製品に付属されている赤白のケーブルを使っていたのですが、メートルあたり700円のケーブルに変えました。そして、コンセントについても一個5万円もする商品もありますが、そんな高価なものは当然買えません。その代わりファンの間で伝説的になっているパナソニック製のWN1318「通称:ホスピタルグレード」という実際の病院でも使われているコンセントに交換しました。
その結果、押し出しというか音の迫力が増し、かつクリアな音になったような気がしました。効果があるな、考えればオーディオも電気信号だものな。と納得した次第です。そして先日、オーディオショップでレンタルした電源タップがすっかり気に入ってしまい7万円もの大枚をはたいて買ってしまいました。知らぬ間にのめりこんでエスカレートしていく感じは、どの趣味にも共通の怖さでもあり醍醐味でもありますね。皆さんもお気を付けください。

研究員プロフィール

玄 晴夫

玄 晴夫げん はるお

1993年入社。大学では建築音響学を専攻。
現在は住まいの騒音問題から音楽を楽しむ提案まで、音に関わる問題を研究している。
趣味はコンサートホール巡り。

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