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研究員コラム 研究員の日々の研究をのぞいてみよう。

研究員コラム:Vol.1 ヒートアイランド対策と屋根緑化「ecoヤネ」

都市緑化技術

西部 洋晴 ・ 天保 美咲

2014.3.24

都心部では、周辺よりも温度が高くなってしまうヒートアイランド現象というものがあります。道路やビルが増えて熱を吸収する部分が多くなったり、エアコンなどの利用によって排出する熱が増えているそうです。
暑い日が増えると、熱中症にかかる人が増えたり、寝苦しかったり、大気汚染も発生しやすくなって健康にも影響を及ぼします。
このようなヒートアイランド対策には色々な取り組みがされていますが、その対策メニューのひとつに緑を増やすことがあげられます。

下の写真は、研究所にある実験室の折板屋根の上に置いた屋根緑化システム「ecoヤネ」をサーモグラフィで撮影したものです。折板屋根とは金属の板を折り曲げた屋根のことで、暑い日はその温度が60℃近くまで上昇する部分があります。熱い!・・・ところが、屋根緑化の部分、植物のあるところは36℃くらいに留まっています。

2007年7月24日サーモグラフ撮影 気象データ:奈良、平均気温24.6℃、最高気温32.1℃、湿度64%、快晴

屋根緑化だけでヒートアイランド現象が解決できるわけではありませんが・・・、これを見るとなんとなく役に立ちそうな気がしませんか!?
緑って、熱を和らげるだけではなく、大気汚染物質を吸い込んで空気をキレイにしたり、きれいなお花や元気に育っている姿を見ると心がほぐれたり・・・、いろんな良いことがいっぱいあります。

これからも屋根緑化などの都市緑化技術が普及していって、少しでも快適に暮らせる環境になってくれれば良いなぁと願っています。

「ecoヤネ」についてもっと知りたい方は、コチラ↓ ※「ecoヤネ」は、大和リースが販売しています。

http://www.daiwalease.co.jp/ecologreen/index.html

研究員プロフィール

西部 洋晴

西部 洋晴にしべ ようせい

1976年千葉県生まれ。
千葉大学大学院自然科学研究科環境計画学専攻を修了後、2002年4月大和ハウス工業に入社。
事業所で住宅の外構造園設計を経験した後、総合技術研究所にて屋上緑化や壁面緑化などの都市緑化技術の研究開発に携わる。
戸建住宅の観葉植物や庭木の話から都市や地球環境の問題まで、緑のことなら何でも相談してください。
趣味は、愛娘(1歳半)の育児に奮闘中。

天保 美咲

天保 美咲てんぽ みさき

大阪府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻を修了後、2011年4月大和ハウス工業に入社。
総合技術研究所にて都市緑化技術及び、緑化による環境改善効果などの研究開発に携わる。
夏場の麦わら帽子がトレードマーク。

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