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PREMIST Life
~ 今からはじめる、正しい「うがい」と「歯磨き」 ~

子どもの虫歯の原因を知って、適切なケア、正しい習慣を身に付けることが大切です。
親子で「歯」と「お口」の健康を保ちましょう。

食後の口内は酸化しています!家族でつくる美しい歯は、正しいオーラルケアから

子どもの歯が溶ける原因の一つに、飲食後に口内環境が酸化することがあげられます。酸によって歯のエナメル質や象牙質が侵食され、歯を均等に溶かしていきますので、神経に触れるようになって初めて自覚するというケースも少なくありません。例えば、オレンジジュース(pH2.8)やアップルジュース(pH2.9)、コーラ(pH2.2)など、高酸性度の飲料を飲んだ後は“お水でうがい”をしましょう。通常、食事で酸性になったお口は、唾液によって中性になりますが、「酸っぱい」と感じる飲食の後は、早目のうがいが大切です。子どもの歯は大人に比べ柔らかく、エナメル質がしっかり定着していないため、酸蝕しやすいのが特徴。自分でコントロールできない子どもの歯を守るためにも、食後のうがいを習慣にしましょう。そして、ママやパパにも「酸蝕症」は起こります。健康のために飲むクエン酸飲料(黒酢飲料なども)やレモン水など、大人も飲んだ後はうがいを。「最近、歯がしみる…」など、気になる点があれば、子どもと一緒にかかりつけの歯科に相談を。マメなチェックで大事に至らないようにする心掛けが必要です。率先して、歯周病や虫歯から家族を守る環境づくりをしましょう。

やさしく、じっくり、歯磨きタイム 歯を健康に保つ、歯磨きのコツ

歯磨き粉にはフッ素入りをおすすめします。フッ素には虫歯予防、歯の表面を強くする(酸蝕から歯を守る)コーティング作用があります。クルマも洗車した後に、フッ素コートをすると、表面にツヤが出るだけでなく汚れが付きにくくなり、美しさが長持ちしますよね。また、歯磨き粉の使用量ですが、ご飯1粒から2粒ぐらいが適量です。歯磨き中に口の周りから唾液が垂れるのは好ましくありません。そのような状況の方は、歯ブラシに付ける歯磨き粉の量を半分以下にしてみてください。最後に、ママやパパにお知らせしたいのが電動歯磨きによる磨き残しです。電動歯磨きはスピーディに手間なくできるのが利点と思われがちですが、ただ歯の表面をこするだけでは歯垢は落とせません。歯と歯茎との接地面に歯ブラシを45度くらいに傾けて磨くと歯垢が落としやすくなります。そのあと、歯と歯の隣接面をフロスや糸ようじで磨いてください。糸に“粘ついたもの”が付いたら、それは虫歯菌の排出物(歯垢)です。粘つきがなくなるまで、やさしく、じっくりと除去しましょう。

川又 稔

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