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PREMIST Life
~ 声で伝わる、親子で脳のコミュニケーション ~

「食育?」「英才教育…」「幼児英語?」「情緒を育む絵本…」etc…。でも子育てで一番大切なのはなんといっても、親子のコミュニケーション。ママやパパと一緒に何かをすることで、子どもたちの脳の発育や、能力の発達に相乗効果を発揮するとか。 そこで今回は、「親子で英語」と「読み聞かせ」について、親子で経験する楽しさと重要さ をご紹介します。

右脳と左脳を同時に鍛える「絵本で英語コミュニケーション」

身近な「昔話」から、親子で英語に親しんでみませんか。まずは日本語で、何度も何度も「昔話」を読み聞かせしてあげてください。日本の昔話には「ことわざ」や「教訓」、そして言葉の面白さを知る「くり返し言葉」が多くでてきます。そして昔話を覚えたら、英語で聴かせてみましょう。そこで参考にしたいのが「えいごおはなし絵本」。日本と世界の代表的な昔話を、絵と文章、ネイティブの英語で読み聴きできる一冊です。英語を聴くことで言語力(左脳)を活性化し、言葉を絵に置き換えて想像力(右脳)を鍛える。子どもが英語のフレーズを真似し始めたら、一緒になって声に出してみてください。笑顔と共に、どんどん英語が身に付いていきます。そして英文にも興味を示し出したら、難しすぎない良質な英文をたくさん読む「多読」で、効果的な英語学習のはじまりです。ネイティブによる生きた発音を聴きながら、声に出して読む。親子で読み、聴き、発声することで、耳が慣れ、抵抗なく英語に親しむ習慣が身につきます。重要なのは「くり返し」「リズムよく」おこなうこと。ママもパパも、子どもと絵本を見ながら昔話に親しみ、絵とお話の世界に入り込み、楽しく英語学習を続けてみてください。

子どもの“心の脳”を育てる「読み聞かせコミュニケーション」

読み聞かせをしている「親の脳」は、前頭前野のコミュニケーションに働く部分が活動し、話を聞いている子どもの反応に注意を払います。「読み聞かせ」の回数を重ねると、普段の生活でも子どもの様子をよく観察するようになり、ちょっとした変化に気づき、ほめてあげことが多くなるといわれています。そして、読み聞かせをされている「子どもの脳」は、喜怒哀楽など情動を司る大脳辺縁系である「心の脳」を活動させます。ゆったりとした気持ちで読み聞かせをするママやパパの“気持ち”が子どもに伝わり、くつろぎと安心の時を子どもの脳に刻みます。絵本の中で展開する“どきどきする場面”も、「ママやパパがそばにいてくれるから安心!」と思うことで乗り切り、落ち着いて「聞く力」や状況を判断して「想像する力」も育つのです。そして回数が増えることで“親に対する信頼感”も深まり、絆が強くなります。絵本の読み聞かせは「心の脳」の発達に寄与することで情動を育て、「怖い、悲しい、嬉しい」などを理解するためのプロセスとして、乳幼児期に大切な親子のコミュニケーション手段の一つです。

篠原 純子

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