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~ 花粉症の季節到来!もしかして、うちの子も!? ~

テレビの天気予報で「花粉情報」がいっしょに紹介される季節になりました。「今年もまたつらい季節だわ」とマスクが手放せない方もいることでしょう。「もしかしたら、うちの子も?」と気になる症状が出はじめたら……小さいうちから習慣にしておきたい花粉症対策について、大川こども&内科クリニック院長、大川洋二先生にお話をうかがいました。

本当に花粉症?症状が出はじめるのは3歳ごろからです

そもそも花粉症とは、季節性のアレルギー性鼻炎や結膜炎のこと。目やのどのかゆみ、鼻水、くしゃみ、鼻づまりといった症状に加え、微熱が出たり、頭痛があるケースも。春は、スギやヒノキ、夏にかけてはイネ科の植物、その後、ブタクサや秋のキリンソウと、冬以外はいつも花粉が飛散しています。なかでも多くの人が悩まされるのは、やはり春の花粉症です。
 
1歳くらいのお子さんを「花粉症かもしれません」と、連れてくる方もいますが、発症するのは基本的に3歳以降。2歳半くらいでかかる子もいますが、多くはありません。
 
症状が出たときに、「きっと、花粉症だわ」と決めつけて、ホームケアをするのではなく、病院に行きましょう。とくに、小さいうちは、しょっちゅう風邪をひきますから、鼻水やくしゃみは、そこからきている場合もあります。

花粉症をシャットアウト!習慣にしたい小さな工夫

どんなに重度の花粉症の方でも、花粉がなければ発症することはありません。家の中を花粉ナシの快適空間にする工夫が大切です。 外から帰ったら、まず玄関あたりで上着を脱ぎ、リビングには持ち込まないこと。お子さんには、脱ぎ着が簡単で、あたたかいときでも着やすいスモックがあると便利です。顔や手を洗うこともお忘れなく。もしマスクを使用していれば、高価なものを2~3日使い続けるより、安価なものを毎日取り換えたほうが衛生的です。
 
掃除機は、排気口から再び花粉が撒き散らされることがないよう、ホースを長くして本体をベランダに出してからかける、もしくは排気のクリーンな掃除機を選びましょう。掃除機をかけたら、ぬれ雑巾で床をふくとより効果的。このような掃除方法は、ぜん息や、ほかのアレルギー疾患対策にも有効です。

大川 洋二

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