CRE戦略で遊休地を活用し、事業資金を得たい。
賃料収入を事業資金に
従業員駐車場が半減したので、土地の有効利用(CRE戦略)を考えた。
印刷業を営んでいる法人のオーナー様は、近年、印刷業が衰退してきたために、事業転換や新規事業をお考えでした。土地売却をせずに、なんとか資金を調達したいと、お考えの時に弊社との出会いがありました。
印刷工場敷地内の従業員駐車場が、全盛期の約半分で足りるようになっていました。
オーナー様は既存の印刷工場の屋根に太陽光パネルを搭載して事業とすることと、この従業員駐車場を有効活用することを望まれました。そこで、賃貸住宅と太陽光発電パネルにグリーン投資減税の利用をすることで提案させていただくことになりました。
快適な間取り・設備でご入居者に永く愛される工夫を
重層タイプの2階建、12帯はダイワリビングカンパニーズによる一括借上※注、空室の不安が解消され、一定の収入を得られるようになりました。
全ての住戸の玄関が1階にある重層タイプで共用部がないためメンテナンスコストを削減できます。間取りがゆったりとして収納力があることに加え、室内物干しや浴室換気乾燥機といった、寒冷地の生活に欠かせない設備も備え、ご入居者の快適な暮らしに寄与しています。
※注「一括借上」は一定の基準・条件があります。
三面鏡の裏側に化粧品などをいれれば、幅の広いドレッサータイプの洗面化粧台はゆったり使えます。
キッチンの側に収納力があり、お部屋をすっきりと快適に利用していただけます。
1棟12戸[長野県]
構造・規模 | 軽量鉄骨造2階建 |
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敷地面積 | 1314.19m2 |
間取り | 2LDK |
オーナー様の声
収益性だけでなく、入居者ニーズにあった提案力に満足です。
ダイワハウスの賃貸住宅は2LDK・2種類の間取りで、洗面台がゆったりしていたり、収納が充実していたりと、細やかな工夫がなされている点が気に入りました。ご入居者からは明るい間取りで景色も良いと好評です。太陽光発電システムからの売電収益が、年間約120万円も見込めるのでとても嬉しいです。
用語解説
グリーン投資減税とは?
青色申告書を提出する個人及び法人が、対象設備を取得し、かつ1年以内に事業の用に供した場合に、取得価額の30%特別償却(一部の対象設備については即時償却)又は7%税額控除(中小企業者等のみ)のいずれかを選択し税制優遇が受けられる制度です。売電の収益はもちろん、税制上のメリットも受けることができました。現行の制度は平成25年4月1日から平成28年3月31日までの期間内(即時償却については平成27年3月31日までの期間内)で適用されます。
国又は地方公共団体の補助金等をもって取得等したものは対象となりません。他の租税特別措置については、法人税や所得税等の国税に対する他の優遇措置を受けた場合には、グリーン投資減税と併用することはできません。なお、法人事業税や固定資産税等の地方税に対する優遇措置ついては、グリーン投資減税と併用することは可能です。(資源エネルギー庁ホームページより)
今回のPoint!
CRE戦略とは、事業資金を得るためなどに Corporate Real Estate(企業不動産)を有効活用することです。
当社は土地活用のノウハウを駆使し、現実性の高い提案を行いながら企業不動産の新たな価値を創造し、収益を最大限に引き出します。