大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

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土地活用をお考えの方へ、賃貸住宅・賃貸マンション経営のご提案

有効な相続対策であり、ご入居者のステータスになる
格調高い和の賃貸住宅。

二次相続を考慮し、資産を守り育てる土地活用をご提案。

今回ご紹介するのは、格調ある日本旅館と見間違うような和風の賃貸住宅です。かつてこの地域は一面のイチゴ畑だったそうですが、後継者不足で畑は減り、賃貸住宅も多くみられるようになりました。今回の建設地も10年ほどは畑として貸し出していましたが、お父様の相続を経験されたオーナー様ご家族は、二次相続に備える対策の必要性を痛感されていました。というのも、昔気質のお父様は、20年以上前に相続対策として賃貸住宅2棟を建設されたものの十分な対策には至らず、高額の相続税がかかってきたからです。相談を受けたダイワハウスは、独自のPDBシステムによる財産診断をお勧めし、その結果に基づいて具体的な二次相続対策をご提案しました。
当初、土地の半分は分譲住宅、半分は3階建の賃貸住宅で活用する予定でしたが、お母様の入院で建設計画は一時中断。退院されたころに、発売を開始した「セジュールウィット京和風」のカタログを持参したところ、一目で気に入っていただき、和風の賃貸住宅に活用するという計画に変更することになりました。オーナー様ご家族やご親戚の方々を前に、改めて「セジュールウィット京和風」による大型賃貸住宅プランをプレゼンテーションした結果、満場一致でゴーサインを出していただきました。

屋根瓦が雨に濡れて光る様も美しい。

庭の明かり、玄関前の街灯で幻想的な軒下が浮かびあがっています。

オーナー様が遊び心で置いた番傘。「和」の庭園に、きれいな色彩が入りました。

門扉は木組みの屋根に屋根瓦、竹を中心に植えられた植栽ととても調和しています。

和の意匠や美意識をまとった最新の快適さ。姿よく仕立てた松や竹、花や実が楽しめる草木のある庭が心を癒やします。

建築にあたっては、カタログに描かれた京町屋の世界観をそのまま反映するために、設計・施工・造園のスタッフが緊密に連携し、一丸となって取り組みました。重層タイプとメゾネットタイプそれぞれ2棟の建物には、波瓦の雁行屋根や竪格子など、伝統の意匠を採用して美しい陰影のある外観を演出。間取りはファミリーがゆったり暮らせる2LDKと3LDKとし、メゾネットタイプの1階に大開口の明るく広いリビングを設けたほか、多くの住戸に子育てにも喜ばれる和室や畳コーナーを設置しています。また、洗面室にはシックな黒床と焼き物の手洗いボウルを採用するなど、機能を満たすだけでなく、細部にも和の美意識を表現しました。 この大型賃貸住宅の魅力をさらに深めているのが、日本庭園の趣をちりばめた庭や外構です。1住戸2~3台を想定した駐車区画は全て道路に面してレイアウトし、歩車道を完全に分離。歩行用のメインエントランスには重厚な瓦葺きの門をしつらえました。門を入って石畳の通路を進むと、ベンチを備えた待合風のコミュニティスペース、続いて敷地中央に、地元の造園業者が姿よく仕立てた松のある格調高い中庭が現れます。あちこちに和の意匠を凝らした小庭も配置し、花や実が楽しめる草木や幾種類もの竹で敷地全体を彩りました。夜には、低く点在する明かりが建物や植栽を美しく浮かび上がらせ、和風情緒あふれる光景がご入居者の心を癒やします。 この地に居を構えて約100年、常に地域の発展を願ってこられたオーナー様ご家族。この場所を地域の防災拠点にできればとのお考えから、屋根に瓦一体型の太陽光発電システムを搭載して非常時の電源を確保し、庭に井戸も設置されました。今後は防災倉庫や炊き出し設備などを徐々にそろえていく予定だとか。季節感のある暮らしが楽しめ、災害時も心強い賃貸住宅。さらに、ご入居者の人気が高まりそうです。

防災用の井戸にもカメを添えて情緒を醸し出しています。

夕方、小ぶりの石灯籠が点灯します。

ご入居者同士、お庭を楽しみながら会話をしたり、小さなお子さまを見守りながら座るなど、コミュニティづくりにも心を配られました。

瓦一体型の太陽光発電システムを搭載しています。

枝ぶりのいい松が建物の趣を一層引き立たせています。

半畳タタミの市松模様が美しい和室。

窓の多い開放的なリビング

洗面室の床はシックな色で引き締めました

駐輪場脇の照明

陶器の手洗いボウル

ゆったりとしたシステムキッチン

棟番号も漢数字で表現

4棟20戸[栃木県]

構造・規模 軽量鉄骨造 地上2階建
敷地面積 2747.30m2
間取り 2LDK・3LDK
敷地配置図

オーナー様の声

父の相続を経験して二次相続対策の必要性を痛感していましたし、貸借バランス上からも借り入れを起こす必要がありました。駅から少し距離のある立地や周辺の賃貸住宅との差異化を考えて、建てるならゆとりと魅力のある賃貸住宅にしなければと思っていました。じつは、今回の建設には不思議な縁を感じています。3階建の賃貸住宅を建てるつもりが母の入院で中断、退院に合わせるように発売された「セジュールウィット京和風」が気に入ってプランを変更したり、契約日が偶然にも父の誕生日だったり。「これを建てなさい」という天の声を聞いたような気がしています。新しい賃貸住宅が完成したのを機に、父が建てた2棟の賃貸住宅も美しくリニューアル。これからは、防災への備えを充実させるなど、地域とともに発展できる賃貸住宅経営を目指したいと思っています。

担当者から一言

初期提案から完成まで、ダイワハウスの総合力を発揮して取り組み、オーナー様ご家族、ご親戚の皆様にも大変喜んでいただきました。和の趣向を凝らした空間設計や日本庭園のエッセンスを盛り込んだ庭など、ご入居者にとっても、ここに住むことがステータスになる素晴らしい賃貸住宅に仕上げることができたと自負しています。

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