Daiwa House

緊急時・災害発生時のよくあるお問い合わせ

季節や築年数に合わせて、しっかりお手入れをするには「住まいのスケジュール」の登録がおすすめです!

季節のお手入れや築年数に合わせたメンテナンス・点検情報をメールにてお届けします。
ご自身のお手入れ計画をスケジュールに登録することもできます。

参考リンク部分は、ダイワファミリークラブへのログインが必要な場合があります。

停電

停電時の分電盤の操作について

屋内の配線が損傷している場合、復旧時に漏電による火災発生の危険性があります。停電中は、必ず分電盤の全てのブレーカーを「切」にしてください。
復旧時は通常時と同じ手順で、アンペアブレーカー→メインブレーカー(漏電遮断器)→安全ブレーカーの手順で「入」にし、漏電箇所がないか確認しましょう。

太陽光発電で発電された電気を使いたい

太陽光発電は自立運転機能を使うことで緊急用の電源が確保できます。自立運転機能への切り替えには、商用電源(電柱から流れてくる電気)を遮断するなど、ブレーカーや電源の操作が必要です。
操作方法は機器により異なりますので、必ず事前に取扱説明書をご確認ください。

太陽光発電パネルが破損した

太陽光発電パネルは、破損した場合でも発電を継続している場合があり、感電の恐れもあります。破損した太陽光発電パネルには、素手で触らないようにご注意ください。

停電時に電動シャッターが開けられない

操作中に停電復旧の可能性がありますので、事前にシャッターの電源ブレーカーをお切りください。
停電中に手動でシャッターを開けるには、シャッター下部にある解錠レバーを倒しながらシャッターを少し持ち上げ、開いた隙間に手を入れてゆっくりと持ち上げます。
操作方法はメーカー、製品によって異なりますので、取扱説明書をご確認ください。

※手動から電動へ切り替えるための非常開放レバーがある場合もありますので、事前に仕様をご確認ください。

停電したら電気錠が動かない

商品によっては停電時にはリモコンで施解錠ができなくなる仕様があります。外出の際には必ず手動で解錠できるようにシリンダーキーなど、鍵を携帯してください。
また、電気錠作動中に停電になった場合には、そのままの状態で停止します。手動で解錠する際には、少し強めに回してください。

IHクッキングヒーターが使えない

停電中は利用できません。通電後のトラブルを防ぐため、停電中は主電源を「切」にしてください。

ホームエレベーターが動かない

昇降中に停電になると閉じ込めの恐れがあるため、計画停電前のご利用などは、お控えください。

万が一閉じ込められた場合には、以下の方法を取ってください。

  • ドアをこじ開けず、そのまま待機する。
  • 非常ブザーボタンを押し、建物内の方に状況を知らせる。
  • エレベーター内の電話機でメンテナンス会社へ連絡し、状況を知らせる。

電気温水器のお湯を使いたい

停電中、原則お湯は使えません。
ただし、機器の破損がなければ、貯湯タンクにたまっているお湯を直接取り出し生活用水としてご利用いただけます。

※飲用としてはご利用いただけません。

<お湯の取り出し方法>

※機器により方法が異なる場合がありますので、取扱説明書を事前にご確認ください。

  1. (1) 機器本体の漏電遮断器を切ります。
  2. (2) 給水元栓を閉め、通し弁を開けます。
  3. (3) 使用後は非常用取水栓にホースをつないで栓を開ける。
  • ※使用後は逆の手順を行ってください。
  • ※タンク内の水を出す場合は、給湯のタイミングによってはお湯になっており高温の場合がございます。やけどには十分ご注意ください。

電気温水機における非常時の対応(メーカー別)

家庭用燃料電池で発電された電気を使いたい

基本的には停電すると、家庭用燃料電池は自動停止となり電気の使用ができません。
機種によっては、ガスの停止や断水がなければ停電時でも使用できるもの(停電時発電機能付き家庭用燃料電池)もありますので、お使いの機器の取扱説明書をご確認ください。

トイレの水が流せない

お使いの機器によっては停電時にリモコンでの排水操作ができないものや、排水用のレバーがないものもあります。必ず事前に取扱説明書をご確認いただき、手動での排水方法をお試しください。

蓄電池の電気を使いたい

停電時に蓄電池からの電力供給を切り替えることで、緊急用の電源が確保できます。
切り替えには、商用電源(電柱から流れてくる電気)を遮断するなど、ブレーカーや電源の操作が必要です。
操作方法は商品により異なりますので、取扱説明書をご確認ください。

大気汚染

室内への外気流入を防ぐよう勧告・注意報が出された

原子力災害による屋内退避勧告が出された場合や、微小粒子状物質(PM2.5)濃度に関する注意報などが発令された場合には、住まいに外気が入ることを防ぐため「窓を閉める」「換気扇を止める」といった措置が示されています。
24時間換気の電源を切り、給気グリル、窓上部のブレスやキッチンなどの給気口も閉じてください。その他気になる隙間はテープなどで塞いでください。

※気密レベルが高い建物ですので、家全体の隙間が少なく、外気の流入は少量です。空気清浄機や空気清浄フィルター(PM2.5対応規格品)を併用するとより効果的です。

水害

災害が発生した後、点検して記録を残すことについて ※長期優良住宅にお住まいの方へ

長期優良住宅の認定条件のひとつに「地震・台風時の臨時点検の実施」があります。こちらは認定を受けた方の義務となりますので、震度6弱以上の地震や、台風等による瓦飛散、床下・床上浸水等の被災をされた場合はお客様自身で点検を行い、記録を保持してください。つきましては「臨時点検シート」をご利用ください。

太陽光発電のパワーコンディショナーが水没してしまった

パワーコンディショナーや太陽光発電パネル、電線との接合部が水没・浸水している場合は感電する恐れがありますので、触れたりしないでください。また、接続されたケーブルが断線していることも考えられますので、近づかないでください。

蓄電池が水没してしまった

蓄電池は内蔵された電池に電気を蓄えている事から、蓄電池内部に浸水した場合は停電時であっても感電をする恐れがあります。
水害の際、蓄電池本体、パワーコンディショナーなどが水没、または一部が浸水しますと、感電、有害ガスの発生、発熱・発煙・発火などの危険性があります。決してむやみに近づかず、触らないでください。

コンセントが浸水してしまった

電気類が濡れた状態のまま、突然通電すると、感電や火災を引き起こす危険性があります。絶縁性のゴム手袋などを使用してメインブレーカー(漏電遮断器)と安全ブレーカーをお切りください。

また、浸水した水に含まれた不純物や泥等によって電気回路がショートしたり、異常な発熱により発火したりする危険性もあります。たとえ乾いたとしても、一度水浸しになってしまったコンセントは使用をお控えください。

※電気工事士の資格者や電気業者へ確認の検査を依頼してください。

床下まで水が入ってきてしまった

床下浸水した水は、雨水だけでなく汚水や下水が混ざっているため雑菌が繁殖し、感染症の原因にもなるため、水が引いたらくみ出してください。湿った木材や土壌の乾燥・消毒・防蟻処理が必要になります。

<手順>

  1. (1) 排水を行う
    バケツ、チリトリ、排水ポンプ等を使用
  2. (2) 乾燥させる
    扇風機を使用しましょう。温風は木材が反ったり伸縮したりするのでお控えください。
  3. (3) 消石灰などで消毒する
    消毒が必要かどうかは市町村や業者へお問い合わせください。
  4. (4) 防蟻処理
    床下には配管などもあり、作業性がよくないこともあるため、床をはがして乾燥させる場合もあります。

床上まで水が上がってきてしまった

水が引いたら、床にたまった泥水や汚泥をくみ出し、乾燥させた後に消毒を行ってください。
内部に水のたまった壁はそのままでは乾燥しにくいので一部を解体し、場合によっては断熱材・下地材等の交換が必要になります。

断水・給水制限

水が出ない

このような状況の場合、ご自宅だけが断水しているか、周辺地域も断水している(もしくは冬場の凍結等)ことが考えられます。
まずは水道局からの事前告知がないかをご確認ください。断水になった場合は、水栓、水道メーターが開いていると断水終了時に汚れた水が吹き出すことがあるため、全て水栓を閉めて、かつ水道メーターの元栓を閉めてください。断水復旧時には配管にたまっていた濁った水が出てくるため、汚れが飛散しないようにご注意ください。

電気温水器が使用できない

断水時は使用できません。湯はり、追いだき、保温運転も使用できませんが、タンク内にある水を生活用水として利用することは可能です。この場合、必ず本体の電源をOFFにしてください。

※飲用としてはご利用いただけません。

なお、タンクの水を取り出した後に、温水器を通常通り使用する場合は、タンク内に注水する(水をためる)等の復旧作業が必要となります。空のまま通電すると、ヒーターだけが温まり、故障の原因となります。注水する場合は、圧力がかかるため、洗面所・キッチンの水栓金具のお湯側を半分開いておいてください。

  • ※これらの方法は機種により異なりますので、詳細は取扱説明書をご覧ください。
  • ※断水復旧時には濁った水が流れてきます。濁りが消えるまで水を流してください。

トイレが流せない

断水中は水を使用できなくなり、通常の便器洗浄ができなくなります。そのような場合には水を流し込むことで、便器洗浄が可能です。バケツ1杯(8L程度)の水を、水飛びに注意しながら直接便器内へ一気に流し込んでください。さらに静かに3~4Lの水を流してください。小便はまとめて流し、トイレットペーパー等は流さずごみとして捨てます。

詳細な操作方法については、お手数ですが各メーカーのホームページをご参照ください。

地震

災害が発生した後、点検して記録を残すことについて ※長期優良住宅にお住まいの方へ

長期優良住宅の認定条件のひとつに「地震・台風時の臨時点検の実施」があります。こちらは認定を受けた方の義務となりますので、震度6弱以上の地震や、台風等による瓦飛散、床下・床上浸水等の被災をされた場合はお客様自身で点検を行い、記録を保持してください。つきましては「臨時点検シート」をご利用ください。

ガスが出ない

ガス漏れが発生している可能性があるため、ガスが出なくなったら、まず、必ず全てのガスの元栓を閉めてください。 次のような場合に、自動的にガスが遮断されます。ガス機器、ガスの配管付近でガス臭がないかご確認ください。

Check!

もしもガス臭いときには?

  • 窓を開け火器を使用しない
  • 換気扇や電気のスイッチに触らない
  • ガス業者へ連絡する

(復旧後)ガスを使いたい

次の手順で復帰させることができます。

  1. (1) 全てのガス栓・器具栓を閉めてください。屋外の機器も忘れずに。使っていないガス栓は閉まっていることをご確認ください。この時、メーターガス栓は閉めないでください。
  2. (2) 復帰ボタンキャップを手で左に回して外します。
  3. (3) 復帰ボタンを止まるまで強く押し、ランプの点灯(1~3秒)を確認したら、すぐ手を放してください。
  4. (4) 約3分間お待ちください(この間にガス機器の消し忘れなどがないか確認しています)。
    表示ランプの点灯が終わるとガスが使えます。最後に復帰ボタンキャップを取り付けます。

ガスが遮断されるケース

  • 震度5弱相当以上の地震の場合
  • 多量のガス漏れがある場合
  • ガスの圧力が低下した場合
  • 長時間にわたるガスの使用があった場合

収納扉があかない

キッチン、玄関収納などのキャビネット類で、感知式耐震ロックがかかり扉が開けられない場合は、下記をご参考の上、解除してください。

  1. (1) 地震の後にロックが解除されずに扉が開かなくなってしまった場合は、ロックが取り付けられた扉の上部をカチッと音がするまで強く押さえることで、ロックが外れる場合があります。
  2. (2) または、扉を手前に引いてできた数ミリの隙間から針金やマイナスドライバーを差し込んで、手動でロックを解除してください。
    詳しくはお使いの商品の取扱説明書をご確認ください。

季節や築年数に合わせて、しっかりお手入れをするには「住まいのスケジュール」の登録がおすすめです!

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ご自身のお手入れ計画をスケジュールに登録することもできます。

※本ページ記載の図については現物と多少異なる場合がありますので、予めご了承願います。
また本ページでは一部設備機器に関する取扱い方法についても記載していますが、詳しくはお引き渡し時にお渡しした「取扱説明書」等をご参照ください。