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前号:親子でキャンプ①初めてのキャンプを成功させる秘訣とは?
夏の親子キャンプについて、前号では「初めてのキャンプを成功させる秘訣」を紹介しました。今回は、水辺(海・川)、森(山)と、スタイル別キャンプの楽しみ方をご紹介します。

水辺のキャンプで夏の暑さをクールダウン!

暑い日が続く夏には、水辺でのキャンプがクールダウンにぴったりです。海では、大人も子どもと一緒に水遊びしたり、波の音を聞いたり。一面に広がる浜辺は巨大な砂場、子どもたちがどれだけ穴を掘っても大丈夫です。波際では、子どもの目にはめずらしいさまざまなな漂着物も見つかるでしょう。貝殻拾いが好きな子には、海辺は宝の山なのです。

海岸の環境にもよりますが、タイドプールと呼ばれる小さな水たまりがあれば、多種多様な生物を観察したり、生き物を採取したりもできるでしょう。大人からは、何も無いように見える場所でも、子どもは身の回りで楽しいものを見つけ、ひたすら遊ぶことができるのです。

もうひとつの水辺、川は海よりも水が冷たく、涼しいのが特徴。川の浅いところで石をひっくり返して生き物を探してみたり、タモを使って水の中の魚や昆虫を捕まえるのも楽しいです。

水辺に行くときは、子どもにライフジャケットを着用させて、水に浮く体験をさせてあげるのがおすすめ。子どもは初めてのことに緊張するかもしれませんが、「こうすると水から頭が出るよ、呼吸ができるよ」ということがわかると、安心し、思い切り遊ぶことができるようになります。ライフジャケットの着用は、親御さんの不安を和らげるだけでなく、子どもにとっても心の保証になります。

過ごしやすい環境で、心身ともにリフレッシュ!

もっともスタンダードな山でのキャンプ。周辺の木々が日射しの強さや暑さを和らげてくれるので、暑い時期でも過ごしやすいでしょう。夏場は、木や草花の色彩が豊かで、そこら中に野鳥や昆虫がいます。年中、年長になってくると昆虫採取に興味を持つ子どもも多いですから、網や虫カゴを持っていくと楽しみが広がります。

山でのおすすめの過ごし方は、焚き火です。子どもにとって、火に触れる良い経験にもなります。周囲から大小さまざまな薪を集め、親子で協力して火を起こしてみましょう。焚き火を囲んでいると、不思議なことに時間がゆっくり進みます。パチパチという音に耳を傾けながら、家族団らんの時間を過ごしてみては。 ※キャンプ場によっては焚き火の場所が決まっていることもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

子供の成長とともに、キャンプの楽しさは広がります。

子どもは成長していく過程で、できることがどんどん増えていきます。大まかにですが、3歳頃は、とにかく色んな物を収集することが好きで、拾った貝殻やどんぐりを紙に貼って、クラフトを楽しめます。小枝を拾ってきて「電車だよ」と見立て遊びをすることも。ただの枝でも、子どもにとって、これが電車に見えることはクリエイティビティの源泉で、とても大切になことです。

5歳頃になれば、ひとえに「自然界のものをを拾う」にしても、同じものを沢山集めたり、集め方が変化してきます。昆虫などの動く生き物を捕まえることも上手に。普段から自然に触れて体を動かしている子は、木登りができるかもしれません。小学生になると、さらに活動の幅は広がっていきます。子どもの成長に合わせて、キャンプの楽しみ方は無限大。これを機会に、ぜひ自然の中に身を置く一歩を踏み出していただければと思います。

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