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ゴールデンウィークのおでかけ!子どもと行く、初夏のハイキング


もうすぐゴールデンウィーク。遊園地やリゾートへ行くのもいいですが、新緑も美しく、自然体験をするのにぴったりの季節でもあります。ぜひ、お子さんとハイキングにでかけてみてはいかがでしょうか? アウトドアナビゲーターの渡部郁子さんに、お話をうかがいました。

子どもの自然体験 まずはハイキングから始めよう!

太陽のまぶしさ、風の心地よさ、川のせせらぎ、草の香り…。自然には子どもの五感を刺激する要素がたくさんあります。虫や植物を発見し、触れること。水や風の感触を体感することは、脳の刺激につながります。
たとえば、都会で見る景色と森の中で見る景色では、後者のほうが目に飛び込む物質の総量が圧倒的に多いそうです。音の種類も、色の違いも、自然界のほうが豊富です。たとえまだ自分では歩けない小さなお子さんでも、一緒に出かければきっと、たくさんの刺激を受け取ることでしょう。

自然体験というと、キャンプやバーベキューなどの本格アウトドア体験を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、第一歩は、ハイキングから。まずは、お子さんに外で遊ぶことの楽しさを知ってもらうことから始めましょう。自然に興味を持てるようになれば、親子のアウトドア体験機会はそこからぐっと広がっていくはずです。

小さい子ども連れのハイキングは、なりゆきを楽しむ

お子さんによって、歩ける距離も歩くことへの興味もまったく異なりますが、一応の目安として、
0~3歳児の場合
お子さんを背負って、または抱っこして歩くことも想定して、体力的に無理のないコースを選びましょう。いざというときのために、抱っこひもやベビーキャリーがあると便利です。距離は短め、高低差の少ないコースがおすすめです。ゴールは決めないほうがいいかもしれません。短い距離をゆっくり進むほうが、いろいろなことに気づけます。
子どもを背負ってハイキングする場合、親は負荷が大きいので体温が上がりますが、動いていない子どもは外気にさらされ、冷え冷え状態になることもあります。眠ってしまったときは特に、子どもの服装に注意が必要です。こまめな休憩で子どもの状態を確認しましょう。

3歳以上の場合
少し歩けるようになってきたお子さんの場合も、なるべく短い距離のコースを選びましょう。子どもは自然の中にいると、コースを進むことよりも身の回りのおもしろいことに集中するため、歩かせようとすることがかえってストレスになります。
子どもが立ち止まったら、気が済むまでそこで時間を過ごせるようなスケジュール、途中で引き返すことも可能なコースを設定するなど、子どものやりたい気持ちを優先できる計画にしましょう。

目的地選びのポイントを押さえて、無理のないハイキングを

家からの移動時間が短めの場所を選ぶようにしましょう。あまり遠いと、移動だけで疲れてしまいます。大人が疲れる距離なら、子どもはもっと疲れます。また、あまりに混雑する場所は避けることをおすすめします。特にゴールデンウィーク中、人気スポットは混み合いますから、注意が必要です。子どもと一緒なら、どんな場所も楽しく歩けますから、人気の観光地にこだわる必要はありません。

その他、目的地選びのポイントとして、森林公園や自然公園などの大きな公園、渓谷沿いの散策路、ロープウェーなどの乗り物が楽しい低山など、ある程度整備された道があり、トイレなどの心配がない場所、少ない荷物で済むように食料や飲み物が入手しやすい場所だと安心です。

ハイキング初心者の方であれば、まずはお近くの、大きな公園を訪れてみてはいかがでしょうか。まだ行ったことのないエリアを歩いてみるだけで、新しい発見があるはずです。万博公園や城址公園、森林公園や動物園のある公園などがおすすめです。

渡部 郁子

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