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PREMIST Life
心身を健やかに保つ・2~持続できるカンタン体力づくり!~

「運動をするのは大切なこと」、頭ではわかっていても、なかなか習慣として続かないという方は多いのではないでしょうか。運動をするための「時間」や「手間」は、わざわざつくらなくても大丈夫です。体を少し意識して動かすだけ。自分自身も家族も、今までより一層気持ちよく過ごせるようになっていきます。

楽しく歩ける「しくみ」=「寄り道ルート」を考えてみる

健康づくりや体力増強のために、よく言われるのが「歩くこと」です。
成人は1日1万歩、のべ100分歩くことが理想とされています。しかしながら、実際の1日あたりの平均歩数は男性で約7000歩、女性で約6000歩であることがわかっています(いずれも厚生労働省調べ)。
統計で見る限り、「1日1万歩を2週間続けると1キログラム体重が減る」とされています((株)タニタ調べ)。
また歩くことにはダイエット効果のみならず、肩こりや腰痛、むくみなど体の不調の改善につながります。歩く距離を積極的に延ばしていきましょう。

朝の通勤で20分、お昼休みの外出の往復で計20分、帰宅に20分歩けば、60分は歩行していることになります。目標値の100分に近づくよう、どこかで40分余分に歩けば、知らず知らずのうちに1日1万歩を達成することになります。「寄り道したくなるスポット」を行動範囲の中に設定してみましょう。途中下車をしたり自宅から歩いたりしたくなるようなコースを、いくつか用意しておくのです。
「職場の一駅前で途中下車して、おいしいパン屋さんに毎朝立ち寄ることを日課にする」
「休日は、自宅から徒歩30分のところにある素敵なカフェでランチをとる」
「週末はデパートを40分、ウィンドーショッピングして帰宅する」
「オーガニックな野菜や物産を入手するために、あえて遠い市場(お店)へ出かけていく」
「大きな本屋さんに立ち寄って、歩き回って1時間を過ごす」など。

趣味と実益を兼ねた「寄り道」なら、忙しい時期でも無理なく歩く習慣を続けられます。

家事は「しゃがむ姿勢」を意識しながら

スポーツジムなどでよく行われるエクササイズの一つに「スクワット」があります。全身の筋肉を鍛えるのに有効な筋トレとして知られていますが、スクワットだけを数十回、毎日続けることはなかなか難しいことでしょう。
そこでおすすめしたいのが「家事を行うときに、しゃがむ姿勢を意識すること」です。立ったりしゃがんだりする動きをゆっくり行うことは、下半身の力を使うことになり、足腰の筋力がアップします。また、しゃがむ姿勢をキープすることで、おなか周りのダイエット効果や便秘の解消効果が得られます。股関節を開くことでリンパ液の流れが改善し、代謝も上がります。

まずは両足を肩幅より少し広く開いて、股関節をできるだけ大きく開いた状態で腰を下ろすようにしゃがんでみましょう。そして、その姿勢でできる家事を行えば、体と家の中の「スッキリ」につながります。

たとえば、お風呂の掃除。しゃがんだ姿勢で、浴室の床や浴槽の壁を磨いてみましょう。タイルの目地をブラシで掃除するなどの時間がかかる作業も、「しゃがむ姿勢を意識すること」で程よいストレッチ運動になり、時間を2倍有効利用できます。
台所などの床掃除も、エクササイズとしてうってつけです。特に小さなお子さんがいる家庭の場合は、毎日のように食べこぼしで汚れるもの。中腰の姿勢で「食べこぼしを拾う」のではなく、しっかりしゃがんで床を拭くことで、エクササイズ効果が得られます。使い捨てタイプのウェットティッシュを利用すると、雑巾を絞って使うよりもお手軽で、気持ちの負担も軽くなります。掃除は家族で当番制にして、みんなで健康を手に入れましょう。

寝る前の習慣に!家族でできる柔軟体操

1日の疲れを翌日に持ち越さないように、体のこりは毎日こまめに取り去りたいもの。布団の上でもできる柔軟体操を行ってから、眠りにつきませんか。たった1分間行うだけでも、凝り固まった筋肉はほぐれ、全身のむくみや疲労はリセットされます。

基礎代謝も自ずとアップされていくでしょう。そして体がほぐれれば、心もほぐれて、心地よい眠りを得られます。とはいえ、激しい運動は交感神経が高まってしまうため、避けたほうが無難です。強度が低いおだやかなエクササイズを、静かにゆっくり、息を止めずに行いましょう。

理想的なのは二人で行える柔軟運動です。たとえば親子で行うことで、スキンシップにもなり、信頼関係も深まります。

・「肩こり解消ストレッチ」
一人が床に座り、両腕を後ろに伸ばします。もう一人はその後ろに回り、その両腕を引き上げて10~30秒間、「痛くない高さ」でキープします。
両腕を引っ張られる側の人は、体が伸びる気持ちよさを、意識するようにしましょう。

・「前屈のポーズ」
二人で向き合う形で、足を伸ばして座ります。相手と足裏を合わせ、手をつなぎます。
うまくつなげたら、シーソーのようにギッタンバッタンと交互に引っぱり合いましょう。

いずれも、無理やり行ったり、力を入れすぎたり、ペアの息が合っていないと危険です。ゆっくりと落ち着いて行ってみてください。毎日行ううちに心身がほぐれ、いつしか家族との心の距離も縮まっていることに気づくはずです。

楽しみながら、心身の健やかさを手に入れられたら素敵ですね。

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