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おどろきと、ときめきと、ともに暮らす 住まう神戸

神戸には日本初がいっぱい!ハイカラ文化の魅力

1868年の神戸港開港をきっかけに外国人居留地が設けられ、神戸は西洋のさまざまな文化や習慣を積極的に受け入れるようになりました。西洋から持ち込まれ、神戸に根付いたさまざまな「ハイカラ文化」。洋菓子や紅茶など今や誰もが知っているモノを、日本で初めて取り入れたのは、実は神戸だったりすることをご存じでしょうか。

※ 日本初とは神戸が日本全国に先駆けて取り入れ、普及させた西洋文化。
※ 参考元:『こうべ異国文化ものしり事典』 (神戸新聞総合出版センター発行、 呉 宏明 編)

年 代

  • 明治17年
  • 明治18年
  • 明治22年
  • 明治29年
  • 大正12年
  • 明治44年

明治17年 -1884年

ラムネ

1870年、神戸にやって来たスコットランド人の薬剤師アレキサンダー・カメロン・シムが居留地18番地でシム商会を創業し、日本で初めてラムネの販売を始めたと言われています。帆前船を菱形で囲ったレッテルを貼ったシム商会のラムネは、「18番」の愛称で親しまれました。当時のラムネはビー玉の入った玉ラムネではなく、コルクを針金留めしたものでしたが、栓を抜くときの音から「ポン水」と呼ばれていたそうです。

明治18年 -1885年

ソース

イングランド中央部のウスターシャー州の州都ウスター市で作られたことが名前の由来になっているウスターソース。日本では神戸の「阪神ソース」という会社が、1885年に日本で初めてウスターソースを製造・販売しました。ウスターソースの歴史はいち早く西洋文化が入ってきた神戸から始まり、やがて関西各地のソースブームにつながっていきました。日本で広く知られている「そばめし」も、神戸発祥のソース料理です。

明治22年 -1889年

靴

靴産業が盛んな神戸は「履きだおれの街」とも呼ばれています。靴の製造は、神戸港開港以来、外国人居留地に住む外国人などに向けて始まりました。その後若く熱心な靴職人が地方から集まるようになり、靴の製造が一層盛んに。第二次世界大戦後は、ゴム不足などを背景に従来とは異なる素材で作られた「ケミカルシューズ」が長田区を中心に誕生。昭和30年代には、神戸がケミカルシューズの全国生産の約8割を占めていました。

明治29年 -1896年

映画

神戸の鉄砲火薬商・高橋信治が、エジソンが発明したキネトスコープという映写機を輸入し、神戸の神港倶楽部で最初の興行を行ったのが日本の映画史の始まりと言われています。1907年には、新開地に映画館「相生座」が誕生。日露戦争のニュース映画が上映され、活動写真大会と呼ばれていました。そして1929年にオープンして間もない新開地の「松竹座」で音楽も楽しめるトーキーが導入され、1931年には初めて洋画の字幕が登場しました。

大正12年 -1903年

ジャズ

日本にジャズが伝わったのは、一説によると1900年頃とされています。その後、音楽家の井田一郎が率いる日本初のジャズ楽団「ラフィング・スター・ジャズバンド」が1923年に神戸で結成され、大いに名をとどろかせました。異国情緒あふれる北野町界隈にジャズクラブが多く誕生するなど、神戸はジャズの街に。現在も「神戸ジャズストリート」という音楽イベントが毎年開催されており、多くのファンが神戸ジャズを楽しんでいます。

昭和44年 -1969年

缶コーヒー

コーヒー豆は1877年に日本に初めて輸入され、神戸や長崎、横浜など外国文化と接点のある港町がコーヒー文化を広める地になりました。そのため神戸では古くからコーヒーが飲まれ、今でも神戸港は日本トップクラスのコーヒー豆の輸入・取扱高を誇っています。そして、誰もがおなじみの缶コーヒーはなんと神戸が発祥の地。1969年に上島珈琲本社が缶入りの本格的なコーヒーを開発したのが始まりです。

その他の文化

  • 洋服(明治2年)
  • 洋菓子(明治15年)
  • 洋家具(明治18年)
  • 中華料理(明治25年)
  • クリスマスオーナメント(明治30年頃)
  • ゴルフ(明治36年)
  • 豚マン(大正4年)
  • パーマネント(大正12年)
  • バレンタインチョコ(昭和11年)
  • 紅茶(ティーバッグ)(昭和36年)
  • そばめし(平成7年)

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