スタッフからの現地便り（2016年11月05日）｜ロイヤルシティ別府湾杵築リゾート｜田舎暮らし・別荘

『オーナー日記』ver.15 【干し柿作り】

更新日：2016年11月05日
カテゴリ：オーナー日記

干し柿作り

季節のめくりが早い。
もう11月だ。
秋の果物の代表格である柿も出そろった。
その中でも干し柿は晩秋の代表格である。
今日はその干し柿つくりを久しぶりに体験した。
慢性の腎臓病でカリウムの多い干し柿は吾輩の口に入らないであろうが
幼少のころを思い出す。

幼少の頃、毎年この季節になると夕食の後の夜なべ仕事として
柿の皮を剥いて干し柿つくりが始まった。
両親と妹の4人でせっせと剥いた。
既に鬼籍に入っている2人の兄たちは思い出にも出てこない。

歌詞の夜なべから　窪田　聡　の童謡「かあさん」を思い出す。

♪　母さんは夜なべをして、手袋編んでくれた

　木枯らし吹いちゃ　冷たかろうてせっせとあんだだよ　♪

干し柿つくりはノスタリックなかあさんの歌を連想させる。
その思い出は、高学年の姿はない。
大分杵築にはそんな風情が残っている。
この渋柿の食べ方は誰が考えたのだろうか？

現役時代2年間中国に勤務したが、その中国で干し柿の姿を見て驚いた。
渋を甘味に変える技は、食に対して貪欲な中国の人々の発想なのだ。
いつの間にか日本に伝来したらしい。

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