スタッフからの現地便り（2017年12月03日）｜ロイヤルシティ大山リゾート｜田舎暮らし・別荘

海幸探訪～宇宙の神秘と極上のリラックス「メテオプラザ」～

更新日：2017年12月03日
カテゴリ：探検

1992年12月10日、
島根県松江市美保関町の民家に隕石が落下し、
当時大きなニュースとなりました。

2017年は隕石が落下して25周年を迎える年、
今回はその隕石が展示されている
「メテオプラザ」をご紹介します。

独特な形状が印象的なこの建物は、
島根県出身の建築家、
高松伸さんの設計によるもの。

隕石の展示だけでなく、
本土と隠岐を結ぶフェリーターミナルや
イベントホール、温海水プールに浴場などを
備える多目的施設です。

まずは4階のメテオミュージアムへ。

入口を入ると目に飛び込んでくるのが、
巨大な楕円形のスクリーン。

このスクリーンに宇宙の誕生を分かりやすく解説した
映像が映し出され、来場者を迎えます。

このフロアには、小惑星探査機「はやぶさ」の
実物大模型も展示されていました。

探査機本体の大きさは
約1m×約1.6m×約2mと割とコンパクト。

小さなボディで宇宙空間を60億kmも
旅したというのですから驚きです。

そして、スクリーンの奥に展示されているのが、
美保関町に落下した本物の隕石。

その大きさは最大長25.2cm、
最大幅14.1cm、重量6.38kgです。

調査の結果、この隕石は遥か
46億年前の太陽系の誕生と共に生まれ、
その形になってから6100万年もの間、
宇宙空間を旅し落下したと判明。

隕石からは地球上に存在しない物質が発見され、
多くの貴重なデータが得られたそうです。

外に出ると隕石に関する様々な資料が
展示されているメテオライブラリーがあり、
実物を手にとって見れる隕石の展示や

隕石落下当時の新聞記事などが
展示されています。

興味深かったのは隕石が
落下した民家に関する展示物。

その日は夕方から激しい雷雨で、
夜の9時頃に隕石が落下した際に住民の方は、
雷が落ちたと思われたそうです。

隕石は屋根、2階の天井、2階の床、
1階の床を突き破り落下、
幸いにも人的被害はありませんでした。

一夜明け、「本当に落雷だったのかな？」と
半信半疑のまま補修作業に取り掛かったところ、
床下から隕石が発見されたそうです。

大きな穴があいた床板が、
相当な衝撃だったことを物語っています。

ちなみに、住宅の修理は加入していた
住宅保険で補償されたそうです。

                                 2階には日本海の海の水を利用した
                                 温海水プールや浴場・サウナがあり、
                             その一角にリラックスルームがあります。

                                     宇宙と海をイメージしたという
                                         神秘的な空間にあるのは、
                               オゾン・サウナとバイブレーション・
                                 マッサージの効果をミックスした
                                     α波リラクゼーションマシン。

                                  美容・若返り・健康・熟睡など
                            8つのコースから好きなコースを選び、
                         25分間のリラックスタイムを楽しめます。

今回選択したのは
「若返りコース」。

                              マシンの中は優しいアロマの香りと
                               音楽に包まれ、ふんわりと暖かく、
                           バイブレーションに身をゆだねながら、
                     天井に映し出された宇宙空間を眺めていると、
                                  まるで宇宙に浮かんでいるよう。

極上のリラックスタイムを味わえました。

宇宙の神秘を感じられるメテオプラザ、
皆さまも是非お出かけしてみてください。

●メテオプラザの詳しい情報はこちら●

別荘地から約36.6km

撮影日：2017/11/24