【春】立待岬から始まる花めぐり

函館山の南東の端、立待岬。津軽海峡に面するこの岬は古くから防衛の面で重要な意味を持つ拠点でした。今は観光スポットとして親しまれており、毎日たくさんの旅行者が訪れます。

「立待岬」の石碑は、ほとんどの人が写真を撮る記念撮影ポイント。岬の突端からは、天気が良ければ青森県の下北半島がくっきりと見え、北海道と本州の近さが実感できます。

この時期は、群生しているハマナスの緑の葉と紫の花、そして青い海と空が作り出すくっきりとした景色が見もの。吹き抜ける風が、開放感をより演出してくれます。

立待岬からマイカーで帰ると函館八幡宮の前に出るので、少し寄り道してみましょう。

ツツジなどの見慣れた花に加えて、ちょっと珍しい「マルメロ」の花が境内で咲いています。マルメロは、カリンに似た形の香りの良い果物。秋に向けてどのように育っていくのか楽しみです。

上記写真は当分譲地から約51km、
函館市谷地頭町にて平成27年5月撮影。