大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

“暮らす森”を知ろう

ちょうちょの里づくり(大山)

2023.08.10

  • サステナブル
  • 地域連携

アサギマダラってご存知ですか。長距離移動をする大型の蝶の名前です。
2020年からロイヤルシティ佐田岬リゾートでは隣接施設などでフジバカマの育成を実施しており、3年連続でアサギマダラの飛来に成功しました。その取り組みの中で、愛媛県伊方町観光商工課、愛媛大学の皆さまとも一緒に活動をすることになりました。

佐田岬に飛来するアサギマダラ(2021年10月撮影)

ロイヤルシティ大山リゾートでは、ちょうちょの里づくりをおこなっております。
愛媛県の暮らす森と鳥取県の暮らす森、双方でフジバカマを育て、瀬戸内海を越えてたくさんのアサギマダラが往来し、蝶も人も集まるようなまちづくりを実現しよう、と活動が始まりました。

2022年5月。大山ブナを育成する会、住民の皆さまと共に大山シェアサロン前の公園にアサギマダラが好むフジバカマを植える作業を実施しました。フジバカマは国のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。皆で手分けをして、公園の一角を耕し、外周にブロックを敷き詰めながら、フジバカマを植えました。

大山シェアサロン前の公園での作業(2022年5月撮影)

フジバカマを植えた様子(2022年5月撮影)

10月。ピンク色の花をつけたフジバカマにアサギマダラがひらひらと寄ってきました。
多い日では20~30頭、飛来している様子を確認することができました。もしかしたら佐田岬からやって来たアサギマダラもいるかもしれません。

大山に飛来したアサギマダラとフジバカマ
(2022年5月撮影)

翌2023年5月に大山では大成池公園にフジバカマを植えています。
佐田岬でも、フジバカマの育成スペースを増やしています。どちらもフジバカマの育成地を点から面に広がるように取り組みを継続中です。

アサギマダラとフジバカマ。皆で生物多様性について学びながら、今年も秋の飛来をみんなで楽しみにしましょう。

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