「森の会所」

「森の会所」 立場を超え、人が出会い、交流する場所

世代を超えてあらゆる人が集い、生態系のように影響しあい、
共に価値を生みだす場所です。

共創共生を体現する、現代の会所

建築家 小堀哲夫氏

1997年
法政大学建築学科修士卒業後、株式会社久米設計入所時代に日経ニューオフィス経済産業大臣賞、建築学会作品選奨、BCS賞、グッドデザイン賞を受賞。
2008年
株式会社小堀哲夫建築設計事務所設立。
2017年
国内二大建築賞である「日本建築学会賞」「JIA日本建築大賞」を史上初めて同年ダブル受賞。
2020年
法政大学 デザイン工学部建築学科教授、梅光学院大学客員教授

森の会所

室町時代、身分の違う人たちが集まり車座になって議論した場所は「会所」と呼ばれていました。現代における会所とはどうあるべきか。また、創業者 石橋信夫の故郷である「吉野の森」の豊かな生態系をイメージし「森の会所」を施設コンセプトとしました。

風・太陽・水

「21世紀は『風と太陽と水』を事業化すべき」という創業者の言葉を、建物内の3つのゾーンで表現しました。

1300年前の土地の記憶

計画地での発掘調査では、平城京の住居跡などが多数発見されました。
当時の土地の記憶を、建物内外のデザインに反映しています。


森の会所を構成する3つのゾーン

あらゆる人が交わる「風のゾーン」、
ワクワクする賑わいの「太陽のゾーン」、
静寂の中で自分を見つめ直す「水のゾーン」、
それぞれのゾーンを体感してください

風のゾーン

参加者の発想をより一層豊かにする会所。外部環境を取り込む中庭を介して各部屋が緩やかに接続。

太陽のゾーン

エネルギーに満ち溢れたグローバルな対話の会所。シームレスに上下階をつなぐフロア構成。

水のゾーン

より深い思考で自分自身と向き合う会所。創業者の世界観を表現した静謐で清らかな環境。

1300年前の遺構

着工に先立ち行われた発掘調査では、今世紀最大の平城京跡地(住居跡など)が発見されました。発掘調査で採取した奈良時代の土を外壁材に使用するなど、1300年の歴史の重みを建物に重ねています。また、出土した井戸を施設内で実物展示しているほか、当時の住宅の柱跡形状は1階床仕上げに表現されています。“土地が隆起したような低層部(1・2階)に住宅(3・4階)が乗る”外観デザインとするなど、土地の記憶は施設の随所にとどめられています。

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地域に愛される施設を目指して
コトクリエ

みらい価値共創センターの愛称である「コトクリエ」※は、『コト』と『コ・クリエーション』が組合された造語です。
『コト』には、かつての都を表す『古都』、また多種多様な人々をあらわす『個と』、そして未来を担う人財をあらわす『子と』といった様々な意味を持たせています。
敷地南東に設置した愛称銘板は、見る向きによって愛称やロゴが現れる仕掛け。「ものごとを片方だけからみるな」という創業者 石橋信夫の教えを表しています。

※企業グループ内公募により寄せられた作品の中で最優秀賞に輝き、愛称として採用されたものです。

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