2008/08/08
ニュースレター
大和ハウスグループはカンボジアの井戸開発の費用に充てる「カンボジア井戸プロジェクト」に賛同しTシャツ購入を行いました |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)および大和ハウスグループの株式会社伸和エージェンシー(本社:大阪市、社長:有友美智男)の社員は、カンボジア王国の水不足解消のため、Tシャツ費用の一部を井戸開発に充てる「カンボジア井戸プロジェクト」に賛同し、資金提供(Tシャツの購入)を行いました。
1.「カンボジア井戸プロジェクト」について 「カンボジア井戸プロジェクト」は、カンボジアに来られる日本人観光客にTシャツを販売し、その一部を井戸建設の費用に充てるボランティア活動です。当活動は、カンボジア王国の旅行代理店ハッピースマイルツアー社(本社:カンボジア王国シェムリアップ、代表取締役社長:伊東邦将)が行っています。 カンボジアは、1993年、新生カンボジア王国として誕生しました。経済復興を遂げていますが、まだまだインフラの整備が遅れがちです。電気・水道をはじめ、学校や病院も不足しているなか、水不足から池の水を飲んで病気になる方が多いのが現状です。 そこで、ハッピースマイルツアー社は、カンボジア国内の水不足解消のため、2003年1月より、Tシャツ販売の一部を井戸開発に充てる当該プロジェクトを行っています。これまで、当該活動により、約30基の井戸開発を行いました。
2.Tシャツ購入枚数 当社および当グループ会社の伸和エージェンシーの社内でTシャツ購入を社員に斡旋したところ、合計で4,350枚のTシャツを購入することになりました。金額面でも4,392,000円(一部寄付金を含む)となりました。この購入金額は、現地のNPOを経由して井戸を実際に建設する費用に充てられます。
3.実施内容 今回のTシャツ購入に伴い、ハッピースマイルツアー社がカンボジア王国コンプルグ村で井戸を採掘します。コンプルグ村における従来の手掘りの井戸は、水質的に不衛生であり、井戸自体が不足しているため、当村を選定しました。約20基の井戸を採掘し、約1,500人の住人全員に水を提供することができます。現在、1号基を採掘中です。 また、井戸はアフターケアを行わなければ傷むだけでなく、壊れて井戸を使うことができなくなるため、ハッピースマイルツアー社では、採掘した井戸のメンテナンスを継続して行っていきます。
購入したTシャツ |
現在の井戸の状況 |
開発後の井戸のイメージ |
以上