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2009/07/02

報道関係各位

大和ハウス工業「xevo(ジーヴォ)」×ベネッセコーポレーション「たまひよ」のコラボレーション

子育て層向け住宅プラン第二弾『HAPPY HUG(ハッピーハグ)モデルⅡ』誕生

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)と株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、社長:福島保、以下:ベネッセ)は、大和ハウス工業の戸建住宅商品「xevo(ジーヴォ)」とベネッセの妊娠・出産・育児ブランドの「たまひよ」とのコラボレーションによる、子育て層向け住宅プランの第二弾となる『HAPPY HUGモデルⅡ』(以下:ハッピーハグモデルⅡ)をご提案します。

2008年4月、両社は家族の幸せを育む住まいを実現するため、共同調査の結果から導き出した「コミュニケーション」と「成長」をキーワードに、様々なアイデアを形にした『ハッピーハグモデル』を共同で開発しました。

今回、第二弾として登場する『ハッピーハグモデルⅡ』は、第一弾のコンセプト“幸せをはぐくむ住まい”を深化させるため、再度共同調査を実施。ダイワハウスのオーナー様(主婦モニター)やベネッセの出産・育児雑誌「たまごクラブ」・「ひよこクラブ」の読者モニター等の口コミを探る中で「縁側」・「土間」・「畳部屋」などを評価する声を得たことから、日本の伝統的な住まいや暮らしの中で培われてきた「“日本の子育て”のよさを再発見」をテーマに、新たな特長を付加しました。

 

 ポイント

1.家族はもちろんご近所とも自然につながる

                コミュニケーション空間『きずなスペース』

2.空間をシェアすることで思いやりの心をはぐくむ空間『はぐくみスペース』

 

<ハッピーハグモデルⅡの開発背景>

2008年4月に開発した『ハッピーハグモデル』では、現代のママやパパの子育て志向において「コミュニケーション」と「成長」が重視されていることに着目。従来からある一般的な間取りの考え方にとらわれずに、新たな発想のもと創り出した空間「ファミリーコモン」「グローアップスペース」を取り入れました。

そして今回提案する『ハッピーハグモデルⅡ』では、「コミュニケーション」と「成長」をさらに高めた住まいとするべく、日本の昔の住まいや暮らしが本来持っていた「きずな」と「はぐくみ」の仕掛けやルール・マナーに着目。そこで培われた日本の子育ての良さを取り入れ、住宅商品「xevo(ジーヴォ)」のプランに盛り込みました。

 

●家族の「きずな」と子どもたちの成長を「はぐくむ」仕掛けやルール・マナー

<仕掛け、ルール・マナー>

<効果>

①ドアや壁の代わりに襖や障子で緩やかに仕切られている。

「家族のきずなを結んでいる」 

②土間や縁側により、屋内だけでなく屋外ともつながっている。 

「ご近所とのコミュニケーションを図る」

③畳の上では暴れない。   

「人を思いやる」

④障子や襖は力いっぱい開け閉めしない。 

「ものを大切にする」

 

<『ハッピーハグモデルⅡ』の内容>

1. 家族はもちろん地域とも自然につながる『きずなスペース』

住まいの中で自然にコミュニケーションを図れる空間として『きずなスペース』を提案します。家族はもちろんご近所とも自然とつながりが持てる空間です。

(1)ヒロマ&フキヌケ

家族が自然と集まりコミュニケーションを図る場として設けたのが「ヒロマ&フキヌケ」です。1階の真ん中に設けた「ヒロマ」は、建具を開け放つことで1階フロア全体を見渡すことができるうえ、「フキヌケ」を通じて2階にいる家族の気配も感じることができます。住まいの中心にある開かれた空間が、家族のコミュニケーションを促進します。

また、「ヒロマ」をタタミの空間とすることで、家族でのんびり横になってだんらんしたり、来客時には建具を閉めることでおもてなしをする客間として活用したり、一つの空間で様々なシーンに対応できるスペースとしています。

(2)エンガワドマ

季節や天候を気にせず遊ぶことができるうえ、ご近所との交流にも役立つ場として設けたのが「エンガワドマ」です。

子どもがいつでものびのびと外遊びできる空間としているため、家族みんなでDIYや工作を楽しむ場として、家族がコミュニケーションを深める場として活用できます。

また、屋外と一体感のある空間のため、ご近所の子どもやママ達が集まってきて、「ドマ」でみんなで遊んだり、「エンガワ」に腰掛けてお茶をしたりといった、家族だけでなくご近所とのコミュニケーションを図る場として活躍します。

(3)夫婦のイバショ

いつかは巣立ってしまう子ども達のことだけでなく、ママ・パパの共有空間として設けたのが「夫婦のイバショ」です。

夫婦だけの寝室を、単に寝るだけの空間とするのではなく、ちょっとしたテーブルなどを置くスペースを設けることで、子どもの進路や家計の話など、夫婦がじっくり語り合える空間として活用できます。

2. 空間をシェアすることで思いやりの心を育む『はぐくみスペース』

人を思いやる気持ちと自立を促す空間として『はぐくみスペース』を提案します。空間を家族みんなでシェアすることで思いやりの心を育てる空間です。

 

(1)みんなのイバショ

家族が思い思いに過ごせる空間を、ヒロマと緩やかなつながりを保ちつつ設けたのが「みんなのイバショ」です。「みんなのイバショ」は、ふたつの空間で構成されています。

ひとつはリビング感覚で家族みんながくつろげる空間として、家族のコミュニケーションを通して子どもの成長を促します。

また、大勢のお客さまが来られた際は、「ヒロマ」との間の建具を開放し、広々としたワンルーム空間としても活用できます。

もうひとつは、家族それぞれが思い思いのことをする空間として、家事の作業場や子どもの宿題やお絵かきの場として活用できます。このスペースに、料理本、雑誌、パソコン、絵本、ランドセルなど、家族みんなの持ち物を置いておくことで、家族みんながお互いの興味を理解し合い、子どもと家族の成長を促すきっかけの場として活躍します。

(2)マナビバ

家族共有の学びのスペースとして設けたのが「マナビバ」です。子どもが小さいうちは、ママやパパの仕事場や趣味のスペースとして活用でき、仕事などをしている親の姿を子どもに見せることで、子どもにも自然と学ぶ習慣が付いてきます。また、子どもが大きくなれば、きょうだいが仲良く机を並べて学習するスペースとして活用でき、一緒に教え合い、学んでいくことで、思いやりの心をはぐくんでいきます。

(3)子どものイバショ

子どもの成長に応じて使い方を変化させられる子どものための空間として設けたのが「子どものイバショ」です。子どもが小さいうちは、親子が並んで川の字で寝る添い寝スペースとして、ゆくゆくは子どもの個室として活用できます。

また、床を柔らかな感触のタタミの空間とすることで、寝そべりながら親子のスキンシップを図りやすくしています。他にも、布団の上げ下ろしを小さな頃から身に付けることで、部屋を片づける習慣づけにもつながります。

 

3. 子育てを支援する住宅のインフラ・アイテム

(1)家事軽減

家族のコミュニケーションを高めるため、家事スペースはコンパクトで機能的なつくりを目指しています。また、買い置きしたモノをストックしておける食品庫を「スイジバ」(※1)に完備。便利な場所に素早く収納できる適材適所収納を設けています。

家事を軽減する工夫、家族みんなで家事を協力しあえる工夫をプランニングの中に盛り込むことで、家族のコミュニケーションを促進します。

(2)安全・安心

『ハッピーハグモデルⅡ』では、子どもの安全・安心に配慮したアイテムを数多く採用しています。子どもの指が挟まりにくいように、すき間を極力なくした「フィンガーセーフドア」(※2)、子どもも手が届く位置にスイッチを設置した「ファミリースイッチ」、足をぶつけても危険が少ない形状とした「フラットドアストッパー」など安全・安心に配慮したアイテムが、子どもだけでなく家族みんなの幸せをサポートします。

1.キッチンスペースを「スイジバ」と呼んでいます。

2.「フィンガーセーフドア」は「第2回キッズデザイン賞 審査委員奨励賞」(主催:特定非営利法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省)を受賞。なお、2008年に発表した『ハッピーハグモデル』も「第2回キッズデザイン賞 建築・空間デザイン部門賞」を受賞しました。

 

4. 『ハッピーハグモデルⅡ』全国一斉発表会

2009年7月18日(土)から20日(月・祝日)まで、全国の展示場において『ハッピーハグモデルⅡ』の全国一斉発表会を行います。各展示場では、『ハッピーハグモデルⅡ』を紹介するパネル展示・DVD放映などを実施。『ハッピーハグモデルⅡ』の内容をご覧いただくことができます。

また、7月より『ハッピーハグモデルⅡ』を採用したモデルハウスを全国で順次展開していきます。発表会開催中は建物を自由にご覧頂くことができ、開発キーワードである「きずなスペース」と「はぐくみスペース」を体感していただくことができます。

「ハッピーハグモデルⅡ」南入り玄関プラン(S-1)

1階平面図

2階平面図

以上


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