2010/12/24
ニュースレター
「エコシップマーク認定制度」の優良事業者に認定されました |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)と、大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市、社長:舘野克好)および三陸運輸株式会社(本社:宮城県塩釜市、社長:澁谷斡一)は、2010年11月22日、「平成22年度第2回エコシップ・モーダルシフト優良事業者選定委員会」において、「エコシップマーク」認定事業者および優良事業者に選ばれました。
今回、海運事業者である太平洋フェリー株式会社(本社:名古屋市、社長:渡邊哲郎)の推薦を受け、学識経験者、国土交通省を含めた「選定委員会」で認定されました。
大和ハウスグループでは、2008年度に中期環境行動計画「Endless Green Program 2010」を策定し、輸送部門での2010年度のCO2削減量の目標を、2007年度比15%削減と定め、CO2削減に努めています。
大和ハウス工業では、2007年6月より、北海道内で建設する住宅用(戸建住宅・賃貸住宅)建築部材加工品を専用セミトレーラー(※1)に積載し、当社東北工場(宮城県大崎市)から大和物流の札幌物流センター(北海道恵庭市)まで輸送しています。
輸送の際、仙台港から苫小牧港までは太平洋フェリーの「仙台‐苫小牧航路」を利用して海上輸送をすることで、陸上輸送と比べて、年間のCO2排出量を2009年度実績で95.3t(約39%)削減することができました。
大和ハウスグループでは、調達物流(※2)における共同輸送の一部ルートにおいても、モーダルシフトに取り組んできましたが、今後も鉄道輸送や船舶輸送などへのモーダルシフトを積極的に検討し、CO2排出量の削減に向けて取り組んでいきます。
※1. 自らは動力源を持たず、トラックや、トラクターなどによって牽引され 貨物を輸送する車両のこと。
※2. 自社で使用する資材を調達する際に必要となる物流のこと。
●エコシップマーク認定制度 エコシップ・モーダルシフト優良事業実行委員会(国土交通省 海事局およびフェリー事業者等で組織)が、陸上輸送に比べCO2排出量とエネルギー使用量を大幅に削減できる海上輸送へのモーダルシフトを推奨することを目的に、海上貨物運送を一定以上利用している荷主、物流事業者に対して、「エコシップマーク」の認定を行う制度で、平成20年度から実施されています。 |
【工場で住宅用建築部材加工品を専用セミトレーラーに積載している場面】 |
以上