2014/10/03
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野 直竹
大阪市北区梅田3-3-5
ダイワハウス×おちまさと 「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」子育て応援戸建住宅「+Child firstの家」グランドオープン |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2014年10月4日(土)、おちまさと氏のプロデュースにより設計した、子育て応援戸建住宅「+Child first(プラスチャイルドファースト)の家」を、埼玉県吉川市の「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」戸建住宅街区内でグランドオープンします。
当社では2013年10月より、プロデューサーのおちまさと氏と「子育てのために何もあきらめない、新発想の家づくり」をメインコンセプトに、当社が長年培ってきたノウハウと同氏の子育て生活提案を融合させ、子育て層の視点に立ったコンセプトハウス「+Child firstの家」のプロジェクトに取り組んできました。 このコンセプトハウス「+Child firstの家」では、お子さまの安全・健康に配慮した設備提案に加え、親子の時間を共有していくためのアイデアやお子さまの成長にあわせて間取りを変更する工夫、将来の夫婦だけの生活も大切にする工夫など、“子育てのために何もあきらめない”ための55の“子育てアイデア”を盛り込んでいます。 さらに、実際に子育て層の家づくりの参考となるように、サイズ・間取りはもちろんのこと、インテリア性にもこだわりました。
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●商品特長 1.「イクメンプロジェクト」推進メンバーの“おちまさと氏”がプロデュース 厚生労働省「イクメンプロジェクト」の推進メンバーであり、経済産業省平成24年度「クール・ジャパン」戦略推進事業第三者審査委員会委員など、マルチな活動を展開されているプロデューサーのおちまさと氏に、2013年10月より、本物件(「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」)の総合プロデューサーを依頼しています。今回のプロジェクトでは、同氏の“日本の子育てを進化させたい”という想いや、これまで実際に子育てしてきたノウハウをカタチとして表現するために、当社と協働で「+Child firstの家」の設計に携わっていただきました。
2.55項目の子育てアイデアを採用 新築計画時に小さなお子さまがいる家庭の場合、子ども部屋の間取りや設備面でも子どもの安全確保を優先する傾向があるため、親(パパ・ママ)が家に採用したいと思う住環境をあきらめることが多いのが実情です。 そこで、今回提案するコンセプトハウス「+Child firstの家」では、55項目のアイデアにより「子育てのために何もあきらめない」を実現させ、「子育てのための住環境」と「親自身が好む住環境」の両立を提案します。
(1)「子育てのための住環境」 「フレンドリーデザイン」や「キッズデザイン賞」アイテムを採用 「+Child firstの家」では、フレンドリーデザイン(※1)を全11種類採用しました。玄関には手摺と補助照明を一体化した「イルミサポートバー」を設置。室内には子どもが手足の指をドアに挟まないように設計された「フィンガーセーフドア」、角に丸みをもたせた「出隅R壁」、つまずいて転ばないよう工夫された「フラットドアストッパー」「フラットスルーウィンドウ」など、子どもを危険から守るための機能をあらかじめ備えました。また、フレンドリーデザイン以外にも、「マグネットコンセント」などキッズデザイン賞アイテムも採用しています。 これらのアイテムは、子育て期間だけでなく、パパ・ママが将来、年齢を重ねて老後に入った際にも利用できるのが特長です。 ※1. ユニバーサルデザインの考え方を核として、「住まいと家族みんなが、いつまでも仲良くあるための空間づくり」を目指した、当社独自のデザインコンセプトです
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危険なところを子育てスペースから切り離すアイテム 子どもが最もケガをしやすい場所のひとつが階段(※2)です。階段手前に鍵付の仕切り扉を設け、子どもが小さいうちは階段スペースと子育てスペースを切り離し、子どもを階段に近づけないように配慮しました。また、子どもが大きくなって階段を使うようになってからも、万が一のことを考え広い踊り場を設けています。 また、キッチンでは子どもの顔に熱風がかからないよう、排気口をなくした食洗機を設置し、お風呂場にはお湯を溜め置きした浴槽への転落を抑止するため「チャイルドロック付扉」を採用しています。 ※2. 「平成25年度版 消費者白書」より。 |
(2)「親自身が好む住環境」 大人のための空間「セカンドリビング」と親子の時間を共有「スマートデスク&マグピタボード」 「+Child firstの家」では、2階に子育てスペースと完全に切り離した、大人のための「セカンドリビング」を設置しました。子どもが入らないスペースのため、好きなものを並べられる空間や、心静かに自分だけの時間を過ごせる空間を創出しました。 その一方で、親子で利用できるスマートデスクと伝言板・お絵かきコーナーとして利用ことができるマグピタボード設けました。親子で並んで作業ができるのでコミュニケーションの場として使えます。マグピタボードにはメモや子どもの作品を磁石で留めることができるので、壁を傷つけません。また、家族に見守られながら宿題をする場所としても最適です。 |
「IKUMACHIアイデア収納シリーズ」 1階の玄関には「土間収納」、ダイニングには「スマートビューカウンター」、小上がり和室の床下を収納スペースにした「ステップアップタタミルーム」など、いたるところに収納ができるような工夫を施しています。子どもの人数が増えた際にも、おもちゃや洋服などの収納場所に困まらないように設計しました。 |
子どもの自主性を促す「IKUMACHIアイデア機能シリーズ」 子どもの手が届かないことで、親の手助けが必要となる場面が多々あります。このような「ちょっとしたこと」を一つひとつ解決していくことを目指したのが「IKUMACHIアイデア機能シリーズ」です。 子どもの手が届く、低い高さに設置された「ファミリースイッチ」、洗面台の下に収納型踏み台を設置して、子どもが自分で手洗いをできる仕様にした「ステップ収納」、子どもが外から帰って来た際、すぐに洗面所に向えるようになっている「とりあえず洗面導線」といった、子どもの発育にも親にも嬉しい機能を採用しました。 |
3.おちまさと氏発想アイテム 「+Child firstの家」では、おちまさと氏との協働の中で住宅メーカーの概念にとらわれない自由な発想から生まれたアイテムを新たに採用しました。 例えば、家事を軽減するロボット掃除機の充電基地を、折り戸下部に確保しました。また、忙しい朝でも子どもを急がすことなくそれぞれゆっくりつかえる2ボウル洗面台も設置。さらに、屋外に広いウッドデッキのある庭を設けることで、バーベキューなど家族でくつろげるスペースを設けました。子どもの外遊びの様子も身近に感じることができ安心です。 加えて、屋外多目的防水パンを設け、冷水だけでなく温水も出るようにしました。ドロ遊びのあとの子どもの汚れを温かいお湯で洗い流すことができます。 |
4.今後の展開 今後当社は、「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」戸建住宅街区で、「+Child firstの家」のアイテムを採用した分譲住宅を建設・販売する予定です。あわせて、コンセプトハウス「+Child firstの家」のノウハウを当社戸建住宅「xevo(ジーヴォ)シリーズ」の設計等に活かしていきます。
■「IKUMACHI吉川美南」サイトURL https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/area/kanto/yoshikawaminami/
■コンセプトハウス「+Child firstの家」の概要
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【 未来を、つなごう We Build ECO 】 |
【関連情報】 > 大和ハウスの環境への取り組み |
以上