2015/11/16
報道関係各位
一般社団法人まちにわ ひばりが丘 / 大和ハウス工業株式会社 / 住友不動産株式会社
株式会社コスモスイニシア / オリックス不動産株式会社 / 独立行政法人都市再生機構 / HITOTOWA INC.
2015年11月14日(土)、「ひばりテラス118」オープン大手デベロッパー4社とUR都市機構が住民とともに行う、初のエリアマネジメントが本格スタート! |
一般社団法人まちにわひばりが丘(以下、「まちにわ ひばりが丘」)は、2015年11月14日(土)、西東京市ひばりが丘にて、エリアマネジメントセンター「ひばりテラス118」をオープンしました。
「まちにわ ひばりが丘」は、ひばりが丘団地地域のエリアマネジメントに取り組むため、大手デベロッパー4社(大和ハウス工業株式会社、住友不動産株式会社、株式会社コスモスイニシア、オリックス不動産株式会社)と独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)が連携のもと設立した一般社団法人です。 |
写真:11月15日に行われたオープニングイベントの様子 |
ひばりが丘の団地再生は、大手デベロッパー4社とUR都市機構が共同で地域のまちづくりからエリアマネジメントまで取り組む「事業パートナー方式によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法」を取り入れた日本初の試みです。
地域住民のコミュニティ拠点となる「ひばりテラス118」の稼働により、子どもからご年配の方まで多世代が安心して生き生きと住み続けられる街を目指す、エリアマネジメントの取り組みがいよいよ本格スタートします。 現地には事務局が常駐し、「ひばりテラス118」の施設運営やコミュニティメディア「AERU」の発行、コミュニティ醸成のためのさまざまなイベントを住民とともに行っていきます。 |
1.「まちにわ ひばりが丘」の取り組むエリアマネジメント ■「まちにわ ひばりが丘」 の3つのミッション 「まちにわ ひばりが丘」は、まちづくりの“水先案内人”として、ひばりが丘団地地域の価値の向上を目指し、3つのミッションを掲げます。 1.子どもからご年配の方まで、安心して生き生きと愛着を持って住み続けられる街にしていくこと。 2.住民のコミュニティ形成と地域の活性化を推進し、協働で地域の課題解決に取り組む街にしていくこと。 3.「防災・防犯」「緑豊かな環境との共生」「歴史・文化」などについて学びながら、新たなライフスタイルを楽しめる街にしていくこと。
■「まちにわ ひばりが丘」 の3つのアクション 「まちにわ ひばりが丘」は、ミッション実現のため、事務局が現地に常駐し、3つのアクションを行います。これらのアクションは、ボランティアチーム「まちにわ師」とともに行います。 1.コミュニティスペース、パーソナルスペース、カフェなどを備え、コミュニティの拠点となるエリアマネジメントセンター「ひばりテラス118」を運営します。 2.季刊紙・Webサイト「AERU(アエル)」、メールマガジンなどでのさまざまな情報発信を行います。 3.「ひばりテラス118」やひばりが丘の街を舞台に行われるイベントやワークショップの企画、地域のイベントのサポートなど、幅広い活動を行います。
■まちにわ師とは? 「まちにわ ひばりが丘」は、「ひばりテラス118」などの運営、情報発信、イベント企画運営を一緒に行っていく住民を中心としてボランティアチーム「まちにわ師」を結成します。広く地域住民に募集し、「まちにわ師養成講座」を受講することで「まちにわ師」の認定を受けることができます。一般向けの正式な募集を2015年11月12日から開始しました。 |
2.「まちにわ ひばりが丘」について ■組織概要 |
・団体名 一般社団法人まちにわ ひばりが丘 (http://machiniwa-hibari.org/) ・設立 2014年6月27日 ・代表理事 松岡康成 ・住所 東京都西東京市ひばりが丘3丁目4番47号 |
■最近の活動の様子 |
■オープニングイベントの様子 11月14、15日にオープニングイベントを開催しました。地域の方に多くご来場いただき、14日に行われたセレモニーでの鏡開きでは、東久留米の地酒をたしなみ、笑顔があふれるイベントとなりました。 |
3.「ひばりテラス118」について |
「まちにわひばりが丘」の活動の拠点。大小6つのコミュニティスペースやパーソナルスペース(趣味や仕事ができる個人利用のシェアスペース)、カフェ、共同菜園、カーシェアを備えます。 昔のひばりが丘団地テラスハウス118号棟をリノベーションした建物であることから、「ひばりテラス118」と名付けました。
・住所:東京都西東京市ひばりが丘3丁目4番47号 ・営業時間:9時~22時/火曜定休 ・TEL:042-452-5758 |
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【参考】ひばりが丘団地の団地再生事業について ■ひばりが丘団地の概要
■従前のひばりが丘団地 ひばりが丘団地は、1959年に、首都圏初の大規模団地として建設されました。建設当時は最先端の住宅として、皇太子(当時)ご夫妻を始めとする多数の要人が視察に訪れ、「憧れの団地」として全国的に知名度も高まりました。
■ひばりが丘団地の団地再生、事業パートナー方式によるまちづくり 建設から40年以上が経過し、住戸面積や設備面など、住宅としての居住性能や水準が時代に即さないものになり、UR都市機構は、1999年3月に団地の建替えに着手し、順次事業を進め、2012年に完了しました。 一方、地域の魅力が将来にわたり向上していくまちづくり・まち育てを進めていくため、建替えによって生み出された敷地においては、公共・公益施設の整備のほか、分譲マンションエリアについては一体のコミュニティを形成するものとして、開発からエリアマネジメントまで継続的にまちづくりに関与する事業パートナーを募集し、民間と共同でまちづくりを行っています。[事業パートナー:大和ハウス工業㈱・㈱コスモスイニシア・オリックス不動産㈱共同企業体(以下、大和ハウス工業グループ)、住友不動産㈱、野村不動産㈱] エリアマネジメントの具体化に向け、事業パートナーとの協議の結果、次の取り決めを行い、エリアマネジメントを行う仕組みを構築しました。 ・A・D1・D2街区の事業者がエリアマネジメント組織を設立・活動拠点を整備 ・E2街区以降の事業者は同組織に参加 ・事業者はエリアマネジメント組織に一定の負担金を拠出 ・入居者は月額300円のエリアマネジメント会費を負担 ・UR都市機構は活動拠点として、既存のテラスハウス118号棟を提供 その後、コンペにより、A・D1・D2街区は大和ハウス工業グループ(2013年2月)、E2街区は住友不動産㈱(2014年8月)が事業者となりました。(G1.H街区は今後決定予定) 取り決めに基づき、大和ハウス工業グループがエリアマネジメント組織「一般社団法人まちにわひばりが丘」を設立しました(2014年6月)。また、既存のテラスハウス118号棟をリノベーションし、運営拠点となる「ひばりテラス118」が完成しました(2015年11月)。 |
以上