【「環境報告書2003」の主な内容】 |
1.全13工場でゼロエミッション達成
当社工場では、取引先企業と共同の「梱包レス活動」推進などによるリデュース(廃棄物削減)、約60区分におよぶ徹底した分別・リサイクル活動などを通じ、2001年10月達成の札幌工場を皮切りに、2003年1月、全国13工場において生産工程から排出される産業廃棄物の単純焼却および埋立をゼロにし、リサイクル率100%とした「ゼロエミッション」を達成しました。
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2.住宅、集合住宅の一部施工現場でゼロエミッション達成
生産工場におけるゼロエミッションだけでなく、全国に点在する多数の施工現場でもゼロエミッションを達成すべく、「建設副産物工場デポ化プロジェクト」※を推進しています。
この取り組みの結果、2002年度は41現場(戸建住宅、集合住宅)においてゼロエミッションを達成しました。
※建設副産物工場デポ化プロジェクト
住宅系施工現場におけるゼロエミッション達成を目的に、施工現場で発生する建設副産物を工場に集約し、効率的にリサイクルする取り組み。
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3.業界最高水準の省エネルギー基準達成率82%(戸建住宅)
当社では、住宅における省エネルギー対策として、「次世代省エネルギー基準」対応住宅の普及を推進しています。2002年度は鉄骨系全商品を「次世代省エネルギー基準」に切り替えた結果、新規供給戸数の82%が次世代省エネルギー基準対応住宅となりました。
これにより居住時の冷暖房エネルギー消費量を削減するとともに、二酸化炭素の排出量を年間約3,400t-CO2削減※することができました。
※全ての住宅が新省エネルギー基準対応住宅の場合との比較
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4.業界最高水準の室内空気汚染対策
当社では従来から、室内空気汚染対策として、建材からの化学物質発散量低減と換気システムによる室内濃度低減を推進してきました。
2002年7月の建築基準法改正(「居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置」、2003年7月1日以降の着工物件より適用)に伴い、JAS(日本農林規格)、JIS(日本工業規格)によるホルムアルデヒド発散量による表示区分が改正され、Fco、Eoより発散量の少ない区分である「F☆☆☆☆」が新設されました。
当社はこれに対応し、使用面積制限を受ける内装仕上げの部分だけでなく、床下地材やシステムキッチン等の住設機器内部まで、ホルムアルデヒド発散量が最も少ない「F☆☆☆☆」の建材を採用しています。
さらに、2003年中には規制対象外の建材(巾木、建具枠等)についても、「F☆☆☆☆」化する予定です。
また、換気システムについても、性能向上を図った新システムを投入しています。
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5.紙面のユニバーサルデザイン化
わかりやすく、読みやすい報告書を目指し、紙面のユニバーサルデザイン化に挑戦しています。
できる限り大きな文字、読みやすいレイアウト、見やすい配色、グラフ・図式表示の多用等、見やすさ、わかりやすさの向上に努めました。
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6.顔が見える報告書
環境負荷低減技術の開発、部門別パフォーマンスデータの欄で、開発担当者や環境推進責任者のコメントと写真を掲載しました。環境負荷低減活動の結果を公開するだけでなく、実際に取り組みを行う社員の声を掲載し、顔の見える環境報告書を目指しました。
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本報告書の内容は、当社オフィシャルホームページに全文を掲載すると共に、ご希望の方には無償で配付いたします。 |
○「環境報告書2003」PDFダウンロード https://www.daiwahouse.co.jp/eco/pdf/eco_report2003.pdf |
【お申し込み方法】
ご氏名、ご住所、ご職業(勤務先)、必要部数を明記の上、ハガキ、FAXまたは電子メールにて下記までお申し込みください。 |
〒530-8241 大阪市北区梅田3-3-5 大和ハウス工業株式会社 環境技術部 宛
FAX:06-6342-1346
電子メール:eco@ms.po.daiwahouse.co.jp |