ダイワハウスでは「土地探しからの家づくり」に関するアンケートを実施しました。
住みたい理想の土地とは?最も重視する条件とは?
土地選びの手段や困りごとについてのアンケート結果もご紹介します。
調査時期 | 2022年11月21日~11月30日 |
---|---|
調査対象 | My House Palette メールマガジン会員 |
有効回答数 | 471件 |
調査方法 | My House Palette メールマガジンでのアンケート |
Q1.どのような場所に住みたいですか?最もイメージに近いものを一つお選びください。
「都心から少し離れた郊外」(45%)と「生活利便性が高い都心」(43%)という、対照的な場所に二分されました。働き方改革によりテレワークという選択肢が増えたものの、実際にテレワークだけで完結できる仕事は少数派なのかもしれません。通勤・通学を考えるとこの2つのエリアに回答が集中するのもうなずけます。
Q2.あなたにとって「住みたい理想の街」を教えてください。
「住みたい理想の街」について聞いてみると、具体的な回答が寄せられました。
- スーパーや病院、100円ショップ、デパート、公園などが近くにあって生活に便利な街
- 地震や大雨による浸水に強く、不安なく過ごせる場所で、車や公共交通機関での移動にストレスを感じない街
- 適度に都会的で緑もあるような地域
- 近所付き合いがあり、野菜などをくれたり、助け合い精神がある下町っぽい街
- 買い物に便利な街で、公園や気軽に立ち寄れる子育て支援センターがあるような、子育て世帯を中心に考えてくれる街
- 生活一般で移動距離が少なく、平たんであること
- スーパーやドラッグストア、公共交通機関へのアクセスがよく、防犯意識が高い街
- 病院やスーパー、バス停が近く、年老いてからも便利な場所
駅や学校、商業施設へのアクセスの良さ、地震や水害に強い立地条件、防犯意識の高さ、自治体の子育て支援の手厚さなど、さまざまな理想の条件が挙げられました。
Q3.土地探しで何を重視しますか?(すでに住んでいる方は、何を重視しましたか?)重視するポイントの上位3つを教えてください。
1番目に重視するポイントとしては「日常での買い物等の利便性」(69%)が突出して多く、「通勤の利便性」(39%)が後に続きます。その他、以下二つのグループから、土地探しのニーズが浮き彫りになっています。
「近隣の環境が自身に合ったものであるかどうか」(32%)「子育てや教育にとって有利な環境であるかどうか」(21%)「自治体サービスの充実度」(17%)「自然の豊かさ」(21%)のグループからは、エリアの環境を重視している様子がうかがえます。
また、「ご自身が希望する建物が建てられるかどうか」(8%)「土地の広さや形状」(23%)「日当たりや風通しの良さ」(30%)のグループからは、家の建築を意識して、具体的にどう建てるかまでイメージして土地探しをしている方が一定数いることが見て取れます。
さらに「ご自身にとってどんな条件の場所がいいのか(良かったのか)」についても聞いてみると、より具体的な回答が寄せられました。
- 職場、買い物、実家まですべて車で1時間以内。都会すぎず、田舎すぎない程度のエリア
- ジョギングができる街
- 徒歩30分以内に、趣味の読書に使える図書館や書店があること
- 子どもが小さかったのですぐ近くに公園があること。共働きだったので学校が近いこと。その通学路が安全なこと
- 1時間程度で海釣りに行ける立地
- 駅に近く、生活必需品の買い物施設が近くにあり、幹線道路へ出やすく、車通りが少ない通り沿い
- その街に長く住んでいる方が多く、しっかりとした近所付き合いができているところ
- 田舎に住む親や兄弟の近くが理想だったが、夫が都内勤務なので諦めた。都内でもそれなりの土地面積があるものの、庭が十分に持てない分公園の近くを選んだ
土地選びの条件において「自然の豊かさ」「暮らしの利便性」というポイントはよく聞かれますが、回答からより具体的なイメージが浮かんできます。例えば、「自然の豊かさ」といっても求める条件は人それぞれ違いますが、「自然豊かな場所で何がしたいのか」を掘り下げていくと、土地選びの条件がおのずと見えてきそうです。
また、地域に住む人の雰囲気など住んでから見えてくるその土地の良さもありそうです。
Q4.土地探し・家探しはどのように行いますか?(行いましたか?)(複数回答)
「インターネットで探す」(45%)が最も多く、「ハウスメーカーから紹介してもらう 」(38%)、「希望エリアにある不動産会社に依頼する」(26%)と続きました。 「インターネットで探す」と「ハウスメーカーから紹介してもらう」と回答した方のそれぞれ約4割は、単独の手段で土地探し・家探しをしていましたが、それ以外は複数の手段を併用して探していることがアンケートから分かりました。
Q5.土地を探す際の困りごとは何ですか?(何でしたか?)(複数回答)
土地探し・家探しでの困りごとについて聞きました。「困っていることはない」(14%)を除いた86%が、何らかの困りごとを感じているという結果に。最も多かったのが「土地の適正価格が分からない」(32%)でした。土地価格のおおよその指標はあっても、土地の形状や立地条件によって適正価格が分かりにくく、不安を感じる方は多いかもしれません。
次に多かったのは「周辺にどのような方が住んでいるか分からない」(28%)、「どこの業者に依頼したらいいか分からない」(25%)「いい条件の土地がない」(同)と続きました。土地探し・家探しをインターネットで行っている方が最も多い結果を踏まえると、自力ではキャッチしきれない情報があるのかもしれません。
Q6.土地探しについて専門家に無料で相談できるサービスがあったら、利用してみたいですか?
例えば土地探しについて、専門家に無料で相談できるサービスがあれば利用したいか、意向を聞いたところ、「ぜひ相談してみたい」(23%)「どちらかというと相談してみたい」(37%)を合わせると60%の方が利用したいと回答。
また、具体的にどんなサポートがほしいか(ほしかったか)聞いてみました。
- 土地の適正価格や住宅立地としての価値やデメリットも含めて情報がほしい
- 私たちが気になっている土地よりいいところがあるなら、お客さまの意見を優先するより情報がほしい!
- 土地について何も知識がないため0から教えてほしい
- 晩年に住み替え、または売却する際の市場流通性を知りたい
- 希望の建物が建つ土地とセットで紹介してほしい
- その土地で本当に自分たちの建てたい家が建つのか、忖度なしで知りたかった。その土地のいいところも悪いところも不便なところも、むしろマイナスなところをきちんと知りたかった
単純にエリアの特性だけでなく、より深い情報や、家を建てたときどうなるのか、建てた後どうなるのか…といった長期的な目線で見たときの情報を望む声が多く集まり、プロの視点からの踏み込んだアドバイスを求めている様子がうかがえます。
まとめ
土地探しは価格やエリアの条件だけで決めるのではなく、どんな家を建てたいのか?建てた家でどのような暮らしがしたいのか?もセットで考え、慎重に情報収集をしていくのが、理想の暮らしをかなえる近道のようです。ダイワハウスでは土地探しについて専門家に無料で相談できるサービスもあります。ぜひ利用してみてください。