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生活を考える

20・30代は和室・畳コーナーを
「好きだけど設置したくない?」
アンケートから見えてきた
年代別の傾向とは和室・畳コーナーについてのアンケート

家を建てるとき、「和室を作るか」「作らないか」で悩む方・悩んだ方は多いのではないでしょうか。
最近では畳・障子・ふすまのある伝統的な和室のみならず、
洋風のインテリアともなじむスタイリッシュな畳コーナーを採用する方も増えており、
今や和の空間の作り方は多種多様。さらにライフスタイルや世代によっても
和室や畳コーナーに求める役割や価値観は変化しているのではないでしょうか。

そこで、皆さんの和室・畳コーナーに関するイメージや使用状況を探るアンケートを実施。
年代別に傾向を考察しました。

※「和室」とは畳が敷き詰められ壁やふすまなどで区切られた独立した部屋、
「畳コーナー」とはリビングなど部屋の一角に畳材を敷いたスペースを指します。

調査時期 2023年12月7日~12月17日
調査対象 My House Palette メールマガジン会員
有効回答数 692件
調査方法 My House Palette メールマガジンでのアンケート

Q1. 和室にはどんなイメージがありますか?(複数回答)

まず和室のイメージを聞いてみることに。最も多かったのが「伝統的」(62%)で、次に「ぬくもりがある」(52%)、「和モダン」(33%)、「懐かしい」(32%)と続きました。「手入れ・掃除が面倒くさそう」(21%)、「実家や祖父母の家のイメージ」(20%)「旅館のイメージ」(19%)といった意見もみられました。

Q2. 和室は好きですか?

次に和室の好感度を聞いてみました。「好き」(50%)、「どちらかといえば好き」(38%)を合わせると、88%の方が和室を好意的に感じているという結果に。年代別にみても大きく年代間での差異はなく、和室に親しみのある世代から、生活様式の洋風化によって和室や畳のある生活になじみがなくなりつつある若い世代まで「和室」への好感度は高いようです。では、その理由もみてみましょう。

【ポジティブな理由】

【ネガティブな理由】

和室を好意的に感じている方の理由としては、畳の香りや感触に良さを感じる、和の雰囲気、くつろげることを挙げる方が目立ちました。フローリングよりも畳の方が落ち着けると感じる方は一定数いるようです。

年代別の回答として、以下のような理由も挙げられました。

20歳未満~30代の方の意見

  • 日本ならではの文化を引き継いでいるお部屋で過ごせるのはとても光栄というかうれしく思うし、畳の香りが何よりも落ち着いて好き
  • ただ和室という空間があるだけでホッとする

40代以上の方の意見

  • 仏壇を置く場所として歴史がある
  • 和室は、布団が敷ける。新型コロナウイルスやインフルエンザにかかったときに隔離部屋として使えるので重宝している。将来、里帰り出産で子どもが帰ってきたときにも使えると思う

このように具体的に寄せられた意見をみると、若い世代の方も和室の「空間」や「文化」に興味を持っており、40代以上の方は「具体的な利便性」にメリットを感じているのかもしれません。

一方、好意的に感じていない方の理由としては、掃除やメンテナンスの手間、ダニ発生のリスク、立ったり座ったりするのが大変といった理由が挙げられました。

Q3. 畳コーナーにはどんなイメージがありますか?
(複数回答)

最近は独立した和室を作らず、壁や襖で仕切らない、リビングなどの一角に畳コーナーを設置する方も増えています。そのような「畳コーナー」について聞いてみると、「和モダン」(53%)、「おしゃれ」(34%)といった好意的なイメージが上位に並びました。「ぬくもりがある」「伝統的」「懐かしい」といった従来の和室の魅力に加えて、畳コーナーにはスタイリッシュなイメージを抱いている方が多いようです。

Q4. 畳コーナーは好きですか?

「畳コーナーは好きか」と聞いてみると、畳コーナーの好感度は軽微ながら若い世代になるほど高い傾向にあり、「好き」「どちらかといえば好き」と答えた方は20歳未満〜20代では87%、30代は82%、40代は81%、50代・60代は79%となりました。一方で、比較的50代以上の方には、20歳未満〜30代の方と比較して「嫌い」「どちらかといえば嫌い」と答えた方が多く20%を超える結果となりました。これは和室より高い数字です。併せて理由もみてみましょう。

【ポジティブな理由】

【ネガティブな理由】

畳コーナーが好きな理由としては、畳の香りや感触の良さ、スペースとしての汎用性の高さ、和室よりも設置がしやすい・価格が抑えられる点が挙げられました。小上がりタイプの畳コーナーの場合は、段差に腰掛けられる、収納を増やせるといった点も魅力と感じているようです。

一方、畳コーナーが嫌いな理由としては、リビングが狭くなる、小上がりタイプの場合は段差がおっくう・危険、そもそも畳コーナーの必要性を感じないといった理由がありました。

50代以上の方の意見として、以下のような回答も挙げられました。

  • 畳が好きなら和室を作ればよい。リビングに小上がりはわざとらしくて落ち着かない
  • 和室は独立している方が良いから
  • 段差が危険

和室の暮らしに慣れ親しんだ世代からすると、畳は和室にあるイメージが強く和洋が隣接する畳コーナーには抵抗感があるのかもしれません。さらに、高齢になり足腰が弱くなってくると少しの段差も危険になるもの。フラットタイプにするなどの工夫は可能ですが、安全性も懸念点として挙がっていました。

Q5. 普段、和室や畳コーナーはどのように使っていますか?

それでは、和室や畳コーナーを設置されている方はどのような使い方をされているのでしょうか。 ご自宅に和室または畳コーナーがあると答えた451人に使い道を聞いたところ、最も多かったのが「寝室として」(40%)、次に「客間として」(35%)、「昼寝や休憩をする場所として」(28%)となりました。
その他にも、「家事を行う場所として(アイロンをかける、洗濯物を畳む、裁縫をするなど)」「子どもの遊び場として」「子どもの勉強場所として」「リモートワークスペースとして」「赤ちゃんのお世話場所として」と、さまざまな使い方があり、汎用性の高さがうかがえます。「その他」の意見として、以下のような用途もありました。

  • 和室に仏壇を置いている。和室に一番フィットすると思う
  • 家族が新型コロナウイルスにかかったときは隔離部屋として活用した
  • ヨガやストレッチのスペースとして
  • 音を吸収してくれるので娘のピアノ部屋になっている。畳の断熱効果で裸足でも寒くない

Q6. ご自宅の和室・畳コーナーへの満足度を
教えてください。

「おおむね満足」(40%)が最多で、「満足」(23%)、「どちらでもない」(15%)、「やや不満」(6%)、「不満」(3%)と続きました。その理由も聞いてみました。

「おおむね満足」「満足」

  • 客間、子どもが小さいときの遊び部屋、書き初めスペース、結婚した子どもの帰省時の寝室、孫が生まれてからの母子の部屋とおおいに活躍している(和室)
  • 落ち着くし、夏は涼しく冬は暖かい(和室)
  • 万年床になりがちなベッドよりも、布団を上げ下げした方が衛生的と思い、和室を寝室にしている(和室)
  • 押し入れが大容量の収納として活躍(和室)
  • 疲れてすぐに寝たいときに最適。離れて暮らす息子の帰省時には寝室として使える(畳コーナー)
  • リビングと併設しても違和感なく、おしゃれな雰囲気を演出できている(畳コーナー)

「どちらでもない」

  • 畳の香りや日本の伝統文化である点は素晴らしいが、掃除がしにくいのが難点(和室・畳コーナー両方)
  • 畳の傷みが気になる(和室)
  • 客間としてないと困るが、利用頻度が少ない(和室)
  • 客間としての用途で、普段は使っていないので…(畳コーナー)

「やや不満」「不満」

  • 築11年。将来的な両親との同居を見越してLDKの隣に和室を作ったが、ファミリークローク化していて、急な来客時には物をしまい込めるため、さらに物置部屋になりがち(和室)
  • 日当たりの関係でカビが生えたりする(和室)
  • 障子の張り替えが手間(和室)

「おおむね満足」「満足」と答えた方は、和室や畳コーナーをさまざまな用途に活用している様子がうかがえますが、「やや不満」「不満」と答えた方はあまり活用できていないケースや、畳や障子のメンテナンスが面倒といった点が支障となっている様子です。

Q7. 和室・畳コーナーをご自宅に取り入れなかった理由を
教えてください。(複数回答)

ここで、和室・畳コーナーをご自宅に取り入れなかった方にも理由を聞いてみました。最も多かったのが「分譲住宅や賃貸住宅で、間取りに和室や畳コーナーがなかったから」(27%)で、次に「必要性を感じなかったから」(25%)、「間取りの関係で、和室や畳コーナーを作る余裕がなかったから」(21%)と続きました。予算や間取りの都合でかなわなかったケース、はじめから和室がなかったケースもありましたが、要・不要をしっかりと検討した上で作らないことを選択した方も多い印象です。

Q8. 今後注文住宅を建てる場合、
和室または畳コーナーを設置したいですか?

全体では「和室のみ設置」「畳コーナーのみ設置」「和室・畳コーナーの両方を設置」を合わせると81%が「設置したい」と回答、「設置したくない」と回答したのは20%でした。この結果は「和室」「畳コーナー」への好感度の割合とほぼ変わらず、好意的に感じている方は設置意欲もあるといえるでしょう。しかし、年代別に選択肢を比較してみるとそれぞれ以下のような傾向がみられました。

設置したくない

和室・畳コーナーへの好感度と裏腹に、20代以下の方には「設置したくない」という回答者が多くいました。「インテリアに反映しづらいから」「予算の関係で、和室や畳コーナーを作る余裕がないから」という意見がある一方、多くの方が「必要性を感じない」ことを理由に挙げています。和室離れが進んでいる若い世代からすると、和室や畳コーナーは特別「(家事や育児など)何かをする」ための空間ではないため、設置への優先度が下がってしまうのかもしれません。

設置したい(和室のみ)

「和室」の設置意欲は年代が上がるほど増加傾向にあるという結果に。「仏間や客間、家事スペースとして」など具体的な使い方を想定されている意見が多くみられました。「個人的にゴロゴロしたりリラックスできたりする空間なので、あるとストレッチしたりリラックスしたり子どもが遊んだりするのに便利」といったように、和室をフリースペースとして活用したいという意見も。

設置したい(畳コーナーのみ)

30代をピークに、40代以降の方の設置意欲は減少傾向にありました。設置意欲の高い30代の方の意見をみてみると、「子どもの遊び場として」「赤ちゃんのお世話場所として」「家事を行う場所として」が多く、畳コーナーは家事や育児を行う場所として期待されているようです。さらに、「猫が走り回れる部屋」「ペットがくつろぐエリア」といったように、ペットのための空間として畳コーナーを活用したいと考える意見もありました。最近ではお手入れがしやすく、傷の付きにくい素材の畳材なども登場しており、従来の畳のデメリットを補いながら畳の良さを味わえる選択肢なのかもしれません。

設置したい(和室・畳コーナーの両方)

年代間に大きな差はなく、他の選択肢と比べ少数ではありますが、「趣味と思考、創造の空間。『無』になれる空間」「茶道のお稽古用」など家事や育児用といった共用スペースとは別に、ご自身のパーソナルスペースにも和のエッセンスを取り入れたいという方が多く回答されていました。

また、現在和室や畳コーナーのある家に住んでいるかどうかによっても、今後の設置意向に違いがみられました。

「ある(和室・畳コーナー)」の方は、「設置したい(和室・畳コーナー)」を選ぶ方が多く、「ある(畳コーナーのみ)」の方は「設置したい(畳コーナーのみ)」を選ぶ方が多いなど、今後も現状と同じ間取りを取り入れる意向が強い。

現在和室や畳コーナーのある家にお住まいの方は、今後注文住宅を建てる場合も和室や畳コーナーを設置したいと考える方が80%を超えました。さらに、それぞれのグラフをみても、多くの方が今後も現状と同じ間取り(和室・畳コーナー)を採用したいと考えているようです。前述のアンケート結果のように、和室や畳コーナーを取り入れたことによる不満や後悔を感じることはあるものの、「設置したくない」と考える方は少ないようです。

一方で和室や畳コーナーがない環境にいる方は、「設置したい(畳コーナーのみ)」(41%)、「設置したい(和室のみ)」(20%)など一定数和室や畳コーナーを設置してみたいと考える方もいますが、引き続き「設置したくない」(31%)と考える方も多い様子。「なければない」で困ることもないという表れなのかもしれません。

まとめ

生活様式の洋風化が進んでいる昨今においても、世代に限らず「和室」の魅力を感じている方が多いことがわかりました。さらに和室をより現代の暮らしにフィットする形に捉え直した「畳コーナー」も若い世代の方にはポジティブに受け入れられているようです。

しかし若い世代において、和室や畳コーナーを「好きだけど設置はしたくない」という意見がみられたことからも、理想の暮らしを実現するためには「実際に自分が使用するイメージ」があるかが重要なポイントなのかもしれません。

今回のアンケート結果では、実際に和室・畳コーナーを活用している方の活用例などもご紹介しましたが、和室や畳コーナーを設置するか迷われている方は一度住まいづくりの専門家に相談してみてはいかがでしょうか。ご家族のライフスタイルやどのような用途で使いたいのか、どの程度の広さが必要なのか等をしっかりと伺った上で、ご家族にとっての「最適な暮らし」を実現するアイデアを提案してもらえることでしょう。

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