お住まい訪問｜住まいづくりに役立つ情報誌 an.D vol.46｜My House Palette（マイハウスパレット）

［福井県 Yさま邸］

プライバシーの確保と生活のしやすさにこだわったYさま邸。
現在のご夫妻二人の暮らしと、これから増える家族のことを考えた
シンプルモダンなお住まいです。

Yさま邸が建つのは、南東角地の見晴らしの良い土地です。外からの視線を防ぎながら自然光を取り入れるため、東側の中庭を中心にして間取りを計画。室内のどこからでも中庭へ視線が抜け、開放感のある住まいになりました。

テラスに面する空間にはあえて余白を設け、1階全体にゆとりある雰囲気を演出。吹き抜けを通して、2階の窓からの光も取り込むことができます。キッチン、ダイニング、ロースタイルのリビングは、天井の高さをそろえつつ、床の段差でゆるやかに境界を作りました。

「仕事から帰ったらすぐお風呂に入り、着替えてくつろげる家にしたかったんです」と夫の桂さん。妻の梓さんも働いているため、身の回りのことを手早く済ませて時間を有効に使いたいと希望。そこで、玄関のある南側に水回りやクローゼットを集約して、あちこち動き回ることなく家事ができるレイアウトを実現しました。

ロースタイルのリビングはカーペットでよりくつろぎ感をアップ。心地良いソファがYさま邸の特等席

ダイニングにはYさま邸を象徴するアクセント壁。赤い和紙を張り、モダンなインテリアに和のアクセントを添えました。「この向こうにある階段に気づかないお客さんも多いんですよ」と桂さん。目隠しとアートを兼ねたしつらいです。

キッチンはもともと所有していた大理石テーブルの天板と高さをそろえてすっきりとデザイン。真ちゅうのペンダントライトが3つ並び、温かな雰囲気を作ります。

ロースタイルのリビングはあえてコンパクトな広さに。生活動線から離れた位置にあるため、落ち着いてくつろぐことができます。

結婚後2年をめどに家を建てようと決め、雑誌や展示場を見て情報収集したというYさまご夫妻。いい家を建てるには「これだけは譲れないというこだわりを持ち、優先順位をつけることが大事ですね」とアドバイスをくださいました。

道路から見えない位置に玄関を設けることで、期待感を演出

夜の中庭は室内からの光と庭木のライトアップで幻想的な雰囲気に

赤い和紙の壁がアクセントになったモダンなキッチン・ダイニング

おこもり感のあるロースタイルリビングでくつろぐ桂さん

二つの水栓と鏡が並ぶ洗面化粧台。忙しい朝もスムーズに身支度できます

主寝室はアンティーク柄の壁紙とダークな天井でコーディネート

Team-xevoとは建築士や施工技術者などの専門スタッフで構成し、お客さまがマイホームを考え始める時からご入居後も生涯にわたり、ずっとサポートするチームです。

写真左から、山田、井上、田口

※スタッフの所属はご契約当時のものです。

HOUSING MEISTER 上質な住まいづくりをかなえるハウジングマイスター（ダイワハウス社内認定）の資格を持つ設計士が、お客さまの夢やご希望をカタチにしました。

2017年12月現在の情報となります。