[長野県 Iさま邸]
都会の喧騒から遠く離れ、心安らぐ自然の森の中に
これからの人生を託す邸宅を建築されたIさまご夫妻。
建築家であるお嬢さまが抱いた両親への想いが形になりました。
緑豊かな樹林に囲まれた、小高い丘に佇むIさま邸。穏やかに主を迎える別荘です。
東京に居を構えるIさまご夫妻ですが、週末やリタイア後には自然に包まれて暮らしたいと希望されました。そんな両親の想いをかなえるため、建築家である次女の麻理沙さんが中心となり、ダイワハウスのスタッフが協力して新築計画を進行しました。
余分なデザインを省いたミニマルなLDKのインテリア。家具の上質さが際立ちます
建物形状は周囲の自然との調和を考えて平屋を選択。屋根の黒とグレーの外壁、ガラス窓に映る緑が、美しいコントラストを成します。
間取りは二つの長方形を廊下で結んだシンプルな形状。玄関を入り、鉄とガラスでデザインした防風ドアとリビングドアを抜けると、南側に約55帖のLDKが広がります。大きな開口部からは奥行きのあるウッドデッキに出入りでき、内と外を自在に楽しめるレイアウト。どこにいても、清々しい緑の息吹を感じながら過ごすことができます。
アオハダの木がシンボリックに葉を茂らせる玄関。温かな明かりが訪れる人を迎え入れます
廊下からダイニング、庭まで見通せる玄関ホール。白を基調にしたインテリアを、黒いアイアンが引き締めます
内装はグレーの床材と調湿性に優れた白い火山灰の塗り壁でシンプルに。木や石、革を使った家具や、ソフトファニシング(カーテンやカバーリング)でアクセントをつけ、アレンジを可能にしています。
厳しい冬にも暖かく過ごせるよう、リビングにはインテリア性と機能性を兼ね備えた薪ストーブを設置。また、ゆったりと体を預けられるソファやお気に入りのオブジェをディスプレイできる飾り棚などで、親しい友人や家族が集う「※ヒュッゲ」な時間を演出しています。
Boffi(ボッフィ)のキッチンとダイニングテーブル、デザイン性の高いペンダント照明などによって、食の空間は上質なものに。さらに、キッチンの奥にあるサンルームは、内と外をつなぐ中間領域で、ご夫妻のお気に入りだそうです。
娘の想いが込められた我が家を慈しみ、庭を眺めながらワインを味わう休日。Iさまご夫妻は心から満喫されています。
※デンマーク語で「ふれ合いから生まれる、温かで心地良い雰囲気」のこと
薪ストーブを囲んでほっこりできるリビングのコーナー。厳しい冬の気候を考慮し、通常の仕様よりも断熱性を高めています。窓の外には四季折々の表情を見せる庭が。この地に自生していた樹木を生かしつつ、窓外の景色や建物とのバランスにも配慮しています
バーコーナーのあるサンルーム。昼も夜も、室内とは少し違った雰囲気を楽しめます
ワイン好きのご夫妻のため、玄関ホールの地下に設けたスパイラルワインセラー
白い塗り壁を背景に、さまざまなオブジェを並べた飾り棚
廊下からのぞむ中庭は、和の雰囲気を感じさせるアレンジ
敷地内にある道具小屋。積み上げられた薪が斬新なデザインの一部に
商品名 | xevoΣ |
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敷地面積 | 5,724.00m2(1731.51坪) |
床面積 | 419.00m2(126.74坪) |
ご入居時期 | 2018年8月 |
- ※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。
- ※現行商品では採用できない仕様・アイテムが含まれる場合があります。
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Team-xevoとは建築士や施工技術者などの専門スタッフで構成し、お客さまがマイホームを考え始める時からご入居後も生涯にわたり、ずっとサポートするチームです。
写真左から、藤井、石本、舘
左:シャトルワース麻理沙氏
右:小川 善博氏
- 営業担当
- 山口 知洋
- 設計担当
- 藤井 俊正
早乙女 友美 - インテリア担当
- 石本 勝子
- 工事
- 木皿 雅人
- 外構造園
- 舘 智徳
- 設計監修
- シャトルワース麻理沙氏
OGAWA建築研究所 小川 善博氏
※スタッフの所属はご契約当時のものです。