キッチン

キッチンの吊り戸棚の耐震ロックを解除する方法

キッチンに設置された吊り戸棚の扉には、防災用の耐震ロックが取り付けられています。地震の際に自動的にロックして食器などが棚から飛び出すのを防止します。

【耐震ロックの構造と解除方法】

耐震ロックは、大きな揺れを感知すると扉をロックして内部の食器等が飛び出すのを防止する機能があります。揺れが収まると自動的にロックが解除される仕組みになっています。

1. 万一、地震のあとにロックが解除されずに扉が開かなくなってしまった場合は、ロックが取り付けられた扉の上部を強く押さえることで、ロックが外れる場合があります。
   
2. または、扉を手前に引いてできた数ミリのすき間から針金やマイナスドライバーを差し込んで、手動でロックを解除してください。
   

※注意※

• ロック解除後に扉を開ける際、食器が飛び出さないよう、十分に気をつけてください。
• 食器などを収納する際は、不安定に積み上げたり、詰め込み過ぎたりしないようご注意ください。
• 耐震ロックがロックした場合でも、扉は数cm開きます。すき間から落ちる可能性のある小物を手前側に収納しないでください。
• 地震の揺れ方によっては、耐震ロックが作動しない場合があります。

◆POINT◆
耐震ロックの構造は製品やメーカーごとに異なります。平時のうちから取扱説明書をお読みになり、構造と解除の方法をご確認ください。

※ 製品の詳細につきましては、各メーカーへお問い合わせください。