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コラム No.79

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【イベントレポート】大和ハウス工業 主催 「物流IoT・AIセミナー」

公開日:2019/07/31

デジタル化によって、物流施設の課題を解決する

物流におけるIoTやAIの導入に関する関心が高まる中、2019年7月10日(水)に、大和ハウス工業 名古屋支社において、物流に関する最新の情報と大和ハウス工業が中部地区で展開する物流施設をご紹介するセミナーが開催されました。

満員となったセミナー会場は熱気にあふれ、急激に進歩する物流テクノロジーへの興味と中部地区での物流戦略への関心の高さをうかがわせました。

セミナー概要

  • ・ご挨拶 大和ハウス工業 執行役員 竹林桂太朗
  • ・「物流センターの高度化構想 ~SCMとデジタルロジスティクス」
    株式会社フレームワークス 取締役 藁科譲氏
  • ・「物流センターにおける待機時間削減・生産性向上に向けた取り組み ~物流現場のデジタル化」
    株式会社Hacobu 取締役COOの坂田優氏
  • ・「大和ハウス工業による中部地区の開発物件のご紹介」
    「DPL春日井」「桑名ロジスティクスセンター」「名港弥冨プロジェクト」
    大和ハウス工業 名古屋支社 建築事業部 中村友昭

最初に、大和ハウス工業 執行役員 竹林桂太朗から、日本全国に物流不動産を保有する大和ハウス工業と、このあとに登壇しお話いただくフレームワークス、Hacobuをはじめとするパートナー企業との協業によって、IoT、AIを活用し、物流業務における効率化のみならず、お客様の事業の発展、お客様の満足度をより高めるために、大和ハウス工業全体で支援させていただいていることをお伝えしました。

続いて、株式会社フレームワークス 取締役 藁科譲氏より「物流センターの高度化構想 ~SCMとデジタルロジスティクス」と題し、デジタルデータを駆使した高度な物流センターのあるべき姿について、事例を踏まえながら紹介しました。
フレームワークスは、大和ハウスグループの一社として、物流施設内でのシステム開発、物流施設運営のコンサルティング業務を行っている企業ですが、経営課題における物流戦略の重要性が高まるなか、人手不足対応やコスト削減、サービス品質の向上をいかにバランスよく行っていくかが重要であり、そのためには「デジタル化」が最も大きなポイントであると紹介しました。

次に、株式会社Hacobu取締役COOの坂田優氏から「物流センターにおける待機時間削減・生産性向上に向けた取り組み ~物流現場のデジタル化」と題した、物流戦略における輸配送についての取り組みを紹介いただきました。
Hacobu社は、クラウド上にデジタル物流情報のプラットフォームを提供することで、物流に関するあらゆるプレイヤーがデジタルデータを活用できる仕組みづくりに取り組まれていますが、今回のセミナーでは、Hacobu社のソリューションである「ムーボ・バース管理ソリューション」を活用した、待機時間の改善、生産性の向上を実現した事例を中心に、物流現場のデジタル化の必要性を提案しました。

最後に、大和ハウス工業 名古屋支社 建築事業部の中村友昭から、「大和ハウス工業による中部地区の開発物件」についての紹介がありました。
最初に、中部圏における物流不動産について、そして、竣工・開発中物件のご案内として、マルチテナント型物流センター「DPL春日井」と「桑名ロジスティクスセンター」、そして様々な活用方法が可能な「名港弥冨プロジェクト」の3つを紹介しました。

これからの人口減少時代において、物流センターにおける人手不足、ドライバー不足は、1日も早く取り組まなければならない大きな課題であり、さらにEコマースの発展によって小口化、スピード対応が求められています。
物流におけるデジタル化、それに伴うサプライチェーンの再構築は、待ったなしの状況だといえるでしょう。

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