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コラム vol.265
  • リフォーム・メンテナンス

賃貸住宅経営者様に朗報!大和ハウスリフォームの「VR内見リフォームシステム」

公開日:2019/02/28

POINT!

・「VR内見リフォームシステム」は、イメージ、CGで、工事前に内見できるシステム

・オーナーは入居が確定してからリフォーム工事を始められ、入居者は完成状態が事前にわかるメリットがある

増え続ける老朽化物件

賃貸住宅を経営されているオーナー様にとって、老朽化による空室の増加は大きな問題です。老朽化をそのままにしておけば、家賃の低下どころか、空室となる可能性が高まり、賃貸住宅経営の大きなリスクとなってしまいます。
総務省による「住宅・土地統計白書」によると、 2013年時点で、築35年を超える賃貸住宅は約350万戸あるといわれており、多くの賃貸住宅経営者にとって、今後リフォームや建て替えをいかに行っていくかということは、大きな課題となっています。
老朽化した賃貸住宅は、経営的な観点から建て替えることができれば問題ありませんが、都市によっては、人口減少が進むとされる将来を考えた場合、今後の家賃収入と投資金額の投資対効果を考慮すると、二の足を踏んでしまうオーナー様も多いでしょう。
かといって老朽化した賃貸住宅をそのままにしておくわけにはいきませんので、リフォームかリノベーションを考えることになります。しかし、それでも投資金額はかなりの額に上りますので、リフォームやリノベーションを含めた経営計画を立てるにあたって、多くのオーナー様は、次のような懸念をお持ちのようです。

  • ・リフォーム(リノベーション)後、本当にご入居者が集まるのだろうか
  • ・どのようなリフォームを施すべきなのか、ご入居者の好みに対応できるのだろうか
  • ・リフォームによって家賃を上げなければならないが、それでもご入居者は来るのだろうか
  • ・リフォーム(リノベーション)の費用はいつ回収できるのだろうか
  • ・ 相続も近いが、投資した場合の相続税はどうなるのだろうか

リフォーム工事の前に入居の契約が可能

こうしたさまざまな課題に対して解決策となるのが、大和ハウスリフォームが提供する「VR内見リフォームシステム」です。このシステムは、オーナー様がリフォームやリノベーションを決断される前に、リフォーム後の「CG(コンピュータグラフィックス)シミュレーション」によるイメージ画像をご入居者に見ていただいたうえで、リフォーム後の入居を決めていただくというシステムです。つまり、ご入居者がリフォーム後の状態を確認したうえで契約しますから、オーナー様は入居が確定してから、リフォーム工事を始めることができるわけです。ご入居者にとっても、あらかじめリフォーム後のきれいな状態の様子がつかめますから、入居後のトラブルの心配も少なくなります。これなら、リフォーム後の入居の問題も解決します。
具体的には、まずリフォーム前の状態を360度カメラで撮影します。そして、「Walk in home Plus」というソフトで、リフォーム後のイメージCG画像を作成します。入居予定者は、リフォーム前にリフォーム後のイメージCG画像を見比べながら確認することができます。リフォーム前の部屋の360°写真と「Walk in home Plus」で作成したリフォーム後のCGを2画面同時にiPadやテレビ画面に表示しますので、ビフォーとアフターの差が一目瞭然です。しかも、リフォーム工事前ですから、ある程度、希望する色や部材を選択することも可能です。例えば、クロスや床の色、あるいはカーテンの種類など、ご入居者は好みの内装を希望することができますので(規定の部材による)、既存の賃貸住宅に入居する場合に比べ、大きな満足度を得ることができます。
当然、新築ではなくリフォーム(リノベーション)ですから、新築よりも安い賃料を設定することが可能で、ご入居者は新築よりも安い家賃で、新築のような賃貸住宅に住むこともできます。

リスクを低減でき、経営的にも満足

実際にこのシステムを活用して、賃貸住宅のリノベーションを行われたオーナー様は、以前8戸ある賃貸住宅のうち、老朽化で4戸が空室となっていました。とはいえ、一度に4戸のリフォームとなると高額の投資になるので不安もあり、「VR内見リフォームシステム」を活用されました。
このシステムによって、まず、具体的にどのようなリフォームになるのか確認できたこと、そして何より完成前に入居契約が可能なこと、さらに家賃もこれまでよりもアップすることができたことで、賃貸住宅経営としてとても満足いく結果となりました。

昨今の賃貸住宅は、ニーズの多様化に伴い、多種多様な設備やデザイン、趣向を凝らすことが多くなっています。地域のニーズに合わせた、さまざまなリフォームプランを検討できるのも、このシステムの強みといえるでしょう。 また、相続を控えたオーナー様にとっても、投資による相続税対策や空室対策を行ったうえで次世代への引き継ぎなど、さまざま活用効果が検討できるシステムだといえるでしょう。

写真・資料提供:大和ハウスリフォーム

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