コラム vol.040
賃貸住宅経営セミナーはこう受講しよう
~ 吉崎誠二が語る 賃貸住宅経営成功のための情報収集法 ~
公開日:2015/07/31
新聞を見ていると、毎週のように「賃貸住宅経営」に関するセミナーや「マンション投資」のセミナーが開催されている。
ダイワハウスにおいても、全国各地で新聞社と協力しながらセミナーを行っている。
私も毎週のように様々なメディアに呼んでいただき講演させていただいているが、最近の講演は、毎回数百人を超える方が聞きに来ていただき、皆様熱心にメモを取って聞いてくださり、頭が下がる思いだ。
このところの盛大なセミナーの要因は、いくつかの要因があると思える。
ざっと、あげると、
- 1. 相続税の改正
- 2. 空き家対策法の施行
- 3. インフレ(物価上昇)、年金制度、など将来不安
などがあげられよう。
本コラムをお読みの方も、今後セミナーにご参加される方もいると思う。そこで、セミナーの「賢い聞き方、参加の方法」を2、3お伝えしたい。
1. セミナーはぜひ前で聞きたい
先日、大阪で私が話したセミナーでは300人近い方が来場された。開場前から多くの方が並んでおられた。私なりに努力をしたつもりであるが、前の方と後ろの方では、かなり伝わり方が異なっていただろう。
ぜひ、早めに来場して、前の方の席を確保して、講師の伝えたい細かいニュアンスを感じてほしいものだ。
2. 個別相談を利用したい
ほとんどのセミナーでは、賃貸住宅の専門家によるマンツーマンでの個別相談が行われている。もちろん、費用はかからない(のが、一般的だ)。
自身のことを赤裸々に伝えるのは抵抗感があるだろう。しかし本当に悩んでいるのなら、実際の土地の状況などを伝えて、的確なアドバイスをもらった方がいいだろう。これは、積極的に利用したい。
3. 資料は、貪欲に集めたい
セミナー会場の後ろや入口付近には、カタログや冊子などの資料が置かれており、それらは、持って帰っていいものや、名前を書いて後で届けてもらうものなどがある。これらを貪欲に集めて自宅でじっくり見れば、セミナーで聞いたことをよりリアルに感じることができることだろう。
読者の方とセミナー会場でお会いできることを楽しみにしている。