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快適に暮らす

季節のうつろいをめでる、令和時代の
和のテーブルセッティング 初夏~初秋

四季のうつろいを愛し、
歳時記や年中行事を盛り込んだ彩り豊かな和の食卓文化には、
古来より脈々と受け継がれてきた私たちの美意識が風雅に息づいています。
伝統を楽しみながらも昔ながらのしつらえにこだわらず、
現代の私たちのライフスタイルに合わせて和モダンにアレンジし、
ハレの日のうたげをもっと身近にしてみませんか?
フラワー&空間コーディネーターの浜裕子さんに、
日本の暦の考え方や行事食の習わしを伺うとともに、
初夏から初秋にかけての伝統行事を気軽に楽しむ
和のテーブルコーディネート術を教わりました。

彩りあふれる日本の四季、
昔の人はどんな暦で自然の変化を感じたの?

四季に恵まれた日本には、古くから季節に合わせた行事や歳時記があり、農耕民族であった私たちの生活と深く結びついてきました。人々は季節の変化にも敏感で、太陽暦の1年を4等分した春夏秋冬のほかに、24等分した「二十四節気」、さらに72等分した5日毎の「七十二候」があり、古くは田植えや稲刈りといった農作業の目安としたり、娯楽として楽しんでいました。誰が教えたわけではなくとも、立春、夏至、秋分、冬至といった二十四節気は、今もおなじみではないでしょうか。ほかにも「彼岸」や「入梅」といった季節を知らせる雑節もあり、これは日本にしかありません。「もうすぐ入梅なのか」などと暦に目を向け、自然の摂理に逆らわないように暮らしていくことは、忙しい現代においてもストレスのない生き方と言えるのではないでしょうか。

バブルの時代は常に非日常の世界を娯楽としていましたが、現代は家や友人をベースとしてゆったりとくつろぐことを楽しんでいるように感じます。古来より私たちが大切にしてきた自然への感謝の気持ちを取り入れることで、今を生きる私たちの暮らしはもっと心豊かなものになるにちがいありません。日々の生活の中でふと心をゆるめ、振り返る時間にもなり、日常の中に幸せがあることに気づくことでしょう。

暮らしへの取り入れ方としては、行事食を活用するのはいかがでしょうか。四季折々の伝統行事などの際にいただく料理で、昔から風物詩の一つとして人々に楽しまれてきました。例えば五節句の一つ、七夕ではそうめんをいただきます。また、盂蘭盆会(うらぼんえ)では精進料理を、十五夜では月見団子を飾るほか、芋類を食します。

「二十四節気」

和の行事食はお道具からそろないと…と気負わず、今の私たちの生活スタイルに合わせて、身近なものでテーブルコーディネートをしてみることからはじめるのがいいでしょう。

行事食のテーブルを
季節感豊かに演出して暮らしを楽しみたい

和食器は高価なものを買う必要はありませんが、箸、箸置き、椀、皿・鉢、はそろえておきたい基本アイテムです。そのほかに特におすすめしたいのが「折敷(おしき)」。脚のないお膳の一種のことで、今は安くて楽しいデザインのものや、リバーシブルに使えるタイプもたくさん市販されています。折敷があると銘々膳の文化が保てますし、片付けもラク。ランチョンマットのような感覚で、折敷の中に一人分の食器をおさめるとスッキリまとまります。

ナプキンも数種類あると、色や折り方で変化を楽しめますし、和の食卓をモダンに演出する効果もあります。椀はふたのある吸物椀をもっていると、おもてなしとして使えて便利。私は本来の使い方以外に、吸物椀にオードブルを入れ、洋皿に載せてお出しするなど、洋風のセッティングにも使い回しています。

また、季節の行事ごとにお皿や鉢をそろえるのは大変ですが、箸置きなら気軽に手が出せます。旅先でお土産に買うのも楽しいもの。春は桜、七夕は竹、十五夜は兎など、季節感のあるデザインの箸置きを集めてはいかがでしょう。

「七夕」のテーブルセッティング(7月)

七夕は天の川の両側に引き離された彦星と織姫が年に一度だけ会える日にちなみ、夫婦二人で七夕を楽しむ若竹色のテーブルコーディネート。七夕にはそうめんを食べるしきたりがあることから、そうめんを五色ひもで縛って供物のように置きました。夫婦の食卓なので、ガラス鉢を真ん中に置いて、そうめんを取り分けてもいいでしょう。一輪挿しにササの葉、器に梶の葉をあしらえば、七夕ムード満点。平安時代は七夕の夜に願いを短歌にして梶の葉に書き記したそうです。ナプキンも鮫小紋風の生地を選んで和モダンな雰囲気に仕上げています。

蘭盆会」のテーブルセッティング(8月)

蘭盆会は先祖を供養する大切な夏の行事ですから、三世代の親子が集う食卓にしてみました。また、収穫の予祝行事でもありますので、供物の野菜を目立つ場所に置いています。献立は精進料理を意識。涼しげな切り子グラスや銀彩の小吸物椀を添えてモダンに楽しめるお盆を演出しています。お子さま用のお膳はワンプレート感覚で食べられるよう、小皿を籠の中に入れてみました。籠のふたを開けるときにワクワクする楽しさもあります。花は紫のキクやほおずきを用いてテーブルのセンターに置き、お子さまの目線を遮らないよう低くアレンジメントしました。ほおずきは先祖の霊が歩く道を照らすちょうちん代わりと言われています。

「十五夜」のテーブルセッティング(9月)

十五夜は、一年の中で最も美しい月を眺める秋の夜のうたげ。月見団子を作り、サトイモや秋の収穫物を供え、収穫に感謝して月を眺めましょう。月見団子は下段に9個、中段に4個、上段に2個、計15個を積み重ねるのがルールです。折敷は月をイメージして金色を選び、黒の皿を少しずらして重ねて、遊んでみました。また、夜なのでテーブルクロスは黒にして、太陽と月を表した日月椀で表現し、ナプキンも黄色を選び、華やかな折りに。虫の声が聞こえるこの季節、竹虫籠に見立てた器で酒肴を盛ったのも一興です。ホストがうたげの途中で立ったり座ったりしなくてもいいように、料理は朱色のお重に盛りつけ、取り分けて食します。お重の上に稲穂を飾り、花はススキに見立てたスモークグラスと紫のキクをアレンジしました。

和モダンなスタイルに似合う、
「xevoΣ(ジーヴォ・シグマ)和暮らし」の魅力

昔の日本の家には縁側があることが多く、玄関とは別のコミュニケーションの場になっていました。そうした広い縁側もありますから、縁側に腰掛け、深い軒に守られて光と風を感じながら、ご近所の方と談笑するのも心なごむひとときでしょう。「xevoΣ(ジーヴォ・シグマ)和暮らし」は日本の美意識を現代の生活スタイルに合う形でしつらえた、新しくもどこか懐かしい住まいです。その強い構造を生かして、天井高2m72cm(※1)、開口部も最大で7m10cm(※2)の設計ができます。そこに、部屋の延長のような深い軒下の縁側空間を加えることで、外の心地よい景色と、内側の大空間がつながり、家の中にいながら自然と寄り添う暮らしができるのも魅力です。

さらに、天然木ならではの温もりや、自然光で繊細な陰影を刻む土壁などは、空間に深みをもたらしてくれます。また、モダンなデザインの障子越しにやわらかく拡散する光の表情も素敵です。和と洋が美しく溶け合ったこんな住まいなら、和の行事食のテーブルコーディネートもしっくりと調和しますから、季節のうつろいを感じながらより風情豊かな暮らしが楽しめるのではないでしょうか。

  • ※1天井高は2m40cm、2m72cm、2m80cmさらに3m8cmと3m16cm(1階のみ)の仕様を選ぶことができます。天井高については間取りや建設地、建築基準法(法令)等により、対応できない場合があります。
  • ※2幅3m45cmの窓を2枚連続で配置可能。プランにより対応出来ない場合があります。また、中間に柱が入ります。

PROFILE

浜 裕子(はまゆうこ)さん

英語・日本語講師を経て、現在はフラワー、テーブルコーディネートをはじめ、和の精神、文化を積極的に取り入れたコーディネート提案、空間演出及び社員教育、パーティー、イベント、広告等の企画、演出を手がけている。著書に「和のテーブルセッティング」「和食器のきほん」「お茶と和菓子のテーブル12カ月」「おもてなしのテーブルセッティング七十二候」他多数。フランス、中国、台湾にも翻訳本が出版されている。NPO法人食空間コーディネート協会理事、認定講師

※掲載の情報は2019年7月現在のものです。

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地震に強く、断熱性能の高い注文住宅「xevo(ジーヴォ)シリーズ」。3・4・5階建て注文住宅「skye(スカイエ)」などをご紹介。

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