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生活を考える

【くつろぐためのインテリアの法則】くつろぐための家具計画

「新しい家はどんなインテリアにしようかな?」と想像するのは、
家づくりにおいてもっともワクワクする瞬間のひとつ。
一方で、「失敗したらどうしよう…」と大いに迷う部分でもあります。

でも大丈夫。
インテリアには、これさえ守れば居心地のいい空間ができる、一定の法則があるのです。
この連載では、ダイワハウスのインテリアコーディネーターが
「長く住み続けられて、心からくつろげる家」にするためのインテリアの法則を、
照明・収納・家具・色彩計画などテーマ別にご紹介していきます。

4回目のテーマは、家具計画です。
エクセレントインテリアコーディネーター(社内認定)山口充代が
「くつろぐための家具計画」をレクチャーします。

Profile

大和ハウス工業 横浜支社 住宅事業部 設計部 主任
インテリアコーディネーター 二級建築士 照明コンサルタント
エクセレントインテリアコーディネーター(社内認定)

山口 充代

新築で家具も新しくされるということは、生活もリフレッシュでき、生活自体を大きく変えることのできるタイミングです。新しい住まいと家具で、ワクワクされると思います。また、今まで使っていらした家具を持ち込まれる場合も、その思い入れのある家具が新しいお住まいで再度輝けるように、周りのインテリアを整えることを私は、いつも心掛けています。家具を含め、インテリアの打ち合わせは家づくりの中でとても楽しい打ち合わせなので、この部分を、是非、楽しんでいただきたいです。

はじめに家具は人の体に直接触れるもの

家で過ごす時間は、家具と一緒に過ごす時間でもあります。ソファに座ってテレビを見る、ダイニングチェアに座って食事をする、ベッドで眠る…。家具は人の体に直接触れる道具であり、ゆったりと体を預けることでくつろぎをもたらしてくれるものなので、じっくり吟味して選びたいもの。例えばダイニングチェア。自分の体に合った高さのものをお勧めします。ただ、ご家族それぞれで身長が違うので、ご家族皆さまで座って確認されるのが良いと思います。椅子に座っても足が床につかないと落ち着きませんよね。また、テーブルと椅子を別々に購入する場合は、テーブルと椅子の高さが合うか確認された方が安心です。

法則その①家具を使うシーンをイメージする

家具は家が完成してから選ぶのではなく、家でどんな風に過ごしたいのかをイメージしながら、設計プランと同時に家具計画を考えていくと心地よい家になると思います。
例えば「リビングにはソファ」「ダイニングにはテーブル」という固定観念がありますが、スペースが限られている場合には、食事ができてソファとしてもくつろげるようなソファダイニングセットをゆったり配置した方がくつろげる…など、正解は一つではありません。

ソファよりもダイニングテーブルで過ごす時間の方が長ければ、ソファは1人掛けタイプを2脚ほど置いて、ダイニングテーブルをメインにした家具レイアウトを考えることもできます。家具のレイアウトと同時に、そこで使うものの収納も併せて考えておくと、すっきりと使いやすく収まりのいいレイアウトができます。案外忘れがちな、固定電話器や加湿器、ウォーターサーバーなどは、くつろぎの空間には出したくないものです。コンセントが目立ったりしたら困りますよね。

法則その②テレビとダイニングテーブルの位置、造作家具は先に計画

家具のレイアウトで設計と密に関わる部分は先に計画しておきましょう。特に早めに決めておきたいのが、テレビとダイニングテーブルの位置関係や、造作家具についてです。

テレビとダイニングテーブルの位置関係

最近はテレビを壁掛けにするのが人気ですね。とてもスタイリッシュで、すっきりしていて素敵ですよね。何気なく壁に掛けてあるように見えますが、実際に壁掛けにするには壁を補強したり配線の通り道を壁の中に作るなど綿密な計画が必要です。設計に関わる部分なので、早い段階から設計担当やインテリアコーディネーターに伝える必要があります。せっかく壁掛けにしても、コンセントや配線が見えてしまったら残念ですよね。

それから、ダイニングテーブルの位置、大きさ、向きは照明計画と密になるので、最初にインテリアコーディネーターとすり合わせてください。ダイニングテーブル上の照明は、インテリア的にもポイントになり、また、機能面でも大切です。そして、後から考えると失敗してしまいがちです。

造作家具

「寝室のベッドまわりをホテルのようなヘッドボードにしたい」「ダイニングテーブルの横に子どもが勉強できるスタディコーナーが欲しい」といったご要望も、早めにインテリアコーディネーターに伝えてみてください。置き家具ではできない、建築と一体化した造作家具は、お部屋をすっきりと見せてくれます。そこにコンセントやスイッチも備えれば、より使いやすく、きっとご満足いただけると思います。スペースを有効活用できて、インテリアに調和する造作家具は、置き家具より先に計画を進めていきます。

法則その③家具のリアルなサイズを把握してイメージを膨らませる

家具テンプレートを図面に置きながらイメージしてもらう

お客さまは、平面図だけではお部屋の大きさをなかなかイメージしづらいものです。そのような場合には、実物の50分の1サイズの家具のテンプレートを図面に配置しながら、家具のレイアウトを決めていきます。実際のサイズを把握して配置してみると、考えていたよりもゆったりとしたソファが置けることがわかったり、ダイニングチェアの後ろにどれくらいの通り道があるのかがわかったりして、家具計画のイメージが膨らみやすくなります。

法則その④家具を配置した時のその背景を考える

ただ平面図に家具をレイアウトするだけではなく、その家具を置いたら視覚的にその背景はどのように見えるかを考えます。素敵だなあと感じるインテリア雑誌やSNSの写真は、背景もしっかり考えてアクセント壁にしたり、窓とのバランスを考えたりしています。家具の背景は真っ白い壁なのか、石やタイルを貼るのか、アクセントクロスにするのか、アートを掛けるのかなどを考え、家具の色や素材を考えていきます。

法則その⑤デザインの違いだけじゃない。使い勝手を考慮して選ぶ

家具は見た目の好みで選びがちですが、デザインや形によって使い勝手が変わってくることも。家具選びのポイントをご紹介します。

ダイニングテーブル&チェア編

テーブルの形の違いを理解して選ぶ

長方形のテーブルは天板を広く使えて、部屋の空間にきっちり収まるのが魅力ですが、テーブルの向きが固定されがちで、配膳の際にぐるりと回り込んだり、テーブルの角が動線の妨げになったりすることも。そうした場合には、テーブル周りの動線にストレスがない丸テーブルをおすすめすることもあります。丸テーブルは全員が真ん中を向くので会話が弾みやすく、人数が増えてもスツールを増やして対応しやすいのもメリットです。

テーブルの広さがほしいなら伸長式も検討する

ゲストを招くことが多いなら、天板を引き出して広げられる伸長式のテーブルが便利です。

ダイニングチェアのデザインとサイズ

ダイニングチェアはあえてバラバラのものを取り入れても遊び心があって素敵です。ダイニング横にスタディコーナーを設ける場合は、ダイニングテーブルと高さを揃えておくと、イスを兼用できるので、揃えておいたほうがいい点もあります。

ソファ編

用途によって奥行きを選ぶ

リビングでゆっくりくつろぎたい方には奥行きのあるソファがおすすめです。

用途によって座面を選ぶ

立ったり座ったりが多い方や、深く沈み込んでしまうと立ち上がるのが大変な高齢の方には、座面が低すぎず、柔らかすぎないソファをご提案します。

置く位置によって高さを選ぶ

ソファを部屋の中央に置く場合は、圧迫感を感じさせない背が低めのものを選び、後ろや横からの姿が美しいかもチェックしておきましょう。最近は、背もたれがないタイプのソファも人気。どの方向からも座れて実用的だ…と、実際に暮らしてみて実感される方も多いです。

メンテナンスフリーなど、要望に応じて選ぶ

カバーリングタイプのソファなら汚れても洗うことができ、カバーを買い替えれば家具の印象を変えることもできます。

法則その⑥クッションやラグ、スツールで遊び心をプラス

家具は長い間使うものなので、ベーシックで飽きのこないものを選んでおくとコーディネートしやすくなります。その分、クッションやラグといった小物で色を足すと手軽に雰囲気を変えることができます。アートとラグ、小物の色を差し色にしてくり返すことで統一感のあるコーディネートができます。

新築時でもすべての家具を新調するのではなく、お手持ちの家具を使いたいというご要望も当然あります。新調する他の家具や部屋の建材などと調和させるのはインテリアコーディネーターとしての腕の見せどころなので、しっかりとアドバイスさせていただきます。

コーディネーターからのアドバイス 実際に見て触れて、家具を体感してみてください

家づくりは、外壁や壁紙など小さなサンプルから想像力を駆使して選んでいく作業の連続ですが、唯一実物に触れて体感できるのが家具選びです。家具選びは「出会い」だと思います。ワクワクした気持ちでお選びいただいたものは、長く愛着を持ってお使いいただけると思います。

家具を体感しながらお選びいただいているお客さまは、心から楽しんでいらっしゃるようにお見受けします。私はその笑顔が大好きです。家具を選ぶことでお客さまの生活のイメージがよりふくらんで、ワクワク感が増して心からの笑顔になるのだと思います。ぜひ納得のいく家具を選んでいただいて、長く愛着をもって使い続けていただきたいです。

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