研究成果 建築系
柱RC・梁S造は、柱を鉄筋コンクリート(RC)造、梁を鉄骨(S)造とし、鉄骨梁が柱梁接合部を貫通する混合構造です。圧縮力に強いRC柱と、軽量で大スパンとすることができる鉄骨梁を用いる合理的な構造形式で、物流倉庫など積載荷重が大きく、大空間の建物に向いている構法です。
鉄骨造に比べて鋼材の使用量が低減でき、鋼材価格の急激な変動の影響を受けにくい利点があります。
柱RC・梁S造
鋼材価格の変動を背景として、物流施設の建設コスト増大に対応すべく、鉄骨と鉄筋コンクリートの混合構造の開発に取り組んできました。柱部材として圧縮力に強いコンクリート部材を用い、梁部材に軽量で曲げ耐力の高い鉄骨部材を用いる混合構造は、材料の特性を適材適所に配置した合理的な構造形式といえます。鉄骨造に比べて、鋼材の使用量が低減できるため、鋼材価格の急激な変動の影響を受けにくい構造です。
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