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CASE3 認定なぎさこども園(長野県松本市)

幼稚園に保育所を併設したこども園として学校法人を存続させて待機児童解消に寄与する。

少子化時代に対応する新しい未就学児用の施設。

事業展開

長野県松本市で、1970年代から地域の児童教育を推進するために、定員120人規模の幼稚園を開設、運営してきた学校法人横内学園さま。少子化による園児の減少から一時休園した後に、保育所機能を併せ持つこども園として再開を目指し、0歳から小学校入学前の未就学児を受け入れる新しい施設への建て替えが計画されました。


新規の認可が難しい貴重な学校法人という法人格を存続させたいという思いから、現在から未来にかけた社会環境に適応するこども向けの施設を検討したところ、松本市でも共働き世帯が増加していることから、教育だけでなく保育も可能な幼稚園型認定こども園の開設を選定しました。さらにより充実した教育と保育を行えるようにするために、将来幼保連携型の認定こども園に移行することも視野に入れ、その基準を満たす施設整備を目指したのです。

しかし、前身の幼稚園を休園した後、敷地の約半分を地域の医療機関に保育所用地として貸与したため、認定こども園の基準を満たしたうえで、継続的な運営を可能とする最適な規模の園舎を設計するためには効率的な建築計画が必要です。

当初は、園舎を平屋建てとし、その屋上を園庭にすることで敷地を効率的に利用する案が検討されましたが、市役所は屋上の園庭を認めなかったため、2階建てにして建築面積を抑え、地上に園庭を配置しています。

こども園の認定を受けられる目途が立った後、旧園舎を解体してから、新年度までに新園舎を竣工させなければなりません。そこで、工期が短い鉄骨造で建物を設計したのです。この構造は建築コストを抑えられるというメリットもあるので、事業の資金計画に与える負担を軽減することができます。

「認定なぎさこども園」の保育室は、柱と柱の間隔を長く取ることができる鉄骨造の利点を生かして広々とした空間に創り上げられています。特に2階にある2つの保育室は可動間仕切りで仕切られているため、目的に応じて1つの大空間としても利用できます。

この2階の保育室は南面させて自然光を取り入れやすくしています。一方、1階の保育室は建物東側の園庭に面するように配置して外遊びに出やすいように配慮しています。また、1階の北側には100m²を超える広さの遊戯室・講堂があり、雨天時の運動や各種行事に利用できます。

園内での事故などによるケガを防止できるよう、さまざまな対策が施されています。例えば保育室に出入りする引き違い戸には、指はさみ対策としてラバーを貼り付けています。柱も仕上げ材を面取りして、角が立たないようにしています。

こども園は保育だけでなく教育も行うため、黒板代わりのホワイトボードがすべての保育室に設置されています。このホワイトボードは専用のマーカーだけでなく油性マーカーも使えるので多彩な活用が可能です。

保護者の自家用車での送り迎えに対応するために必要な駐車場を設置すると、敷地内に前庭を確保することが難しくなりました。そこで、駐車場に芝を植えるなどして緑化することで、環境整備と両立させました。

課題

THEME-1
少子化により休園した幼稚園を再開したい。
THEME-2
貸し出しにより減少した敷地内で効率的に運営可能な規模の施設を新築したい。

計画のポイント

POINT-1
施設を2階建てにすることで基準を満たす保育室と園庭を確保した施設計画
「認定なぎさこども園」は貸与により減少した敷地面積内に、園庭や保育施設としての基準を満たす保育室を確保するために、建築面積を抑えた2階建ての施設としました。
POINT-2
コストと工期を抑えられる鉄骨造による建築計画
無理のない事業計画のために建築コストを抑えるとともに、竣工を新年度に間に合わせるために施工期間が短い鉄骨造による施設として設計しました。
POINT-3
利便性と環境整備を両立した配置計画
限られた敷地面積内に園児の送り迎えのための駐車場を確保する必要がありましたが、ここを緑化することで環境整備と両立させました。

CASE3

認定なぎさこども園

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