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コラム
<リノベーション>
よりよい住まいはリフォームがかなえてくれる?~コロナ禍の暮らしに関するアンケート~

大和ハウス工業株式会社がくらし情報コラムに来訪された方を対象に、2022年7月12日~7月20日にかけて、「コロナ禍の暮らしに関するアンケート」を実施しました。自宅で過ごす時間が長くなったことにより、今お住まいの家の良さに気づいたり、より快適な住まいにする方法について調べたりする方が多かったようです。どのような結果になったのか見ていきましょう。

調査時期:2022年7月12日~7月20日
調査対象:くらし情報コラム来訪者
有効回答数:128件
調査方法:Webサイト・くらし情報コラム上のアンケート

POINT 01 ステイホーム期間中に今の住まいでよかったと思った場所は?

コロナ禍のステイホーム期間中、今の住まいでよかったと思った場所について、一番多く挙げられた回答は「リビングルーム」でした。

Q.コロナ禍のステイホーム期間中に、今の住まいでよかったと思った場所を教えてください。(複数回答)

「リビングルーム」と回答された方の中には、「家族全員でゆったりできた」「広々とした空間が、息苦しさを感じさせなかった」といった理由を挙げた方がいました。他の部屋に比べて広いことに快適さを感じたケースが多かったようです。ほかにも窓やベランダに面していて「換気がしやすい」という理由で、今の住まいでよかったと思った場所に「リビングルーム」を選んだ方もいました。

次いで、「自分の部屋・スペース」「寝室」と回答された方もいました。「テレワークができた」「一人で過ごせる空間があってよかった」「趣味に没頭できた」など、プライベートな空間の確保ができたことが理由として挙げられています。

ある時は家族と過ごし、またある時は一人の時間を持つ……そのような部屋の使い分けが、住まいにおいて重要視されているといえるのではないでしょうか。

さらに今の住まいをより快適にするために、なんらかの情報を調べたケースはあったのかお聞きしました。

POINT 02 よりよい住まいにしたい!多くの方が調べたことは?

「ステイホーム期間中に、住まいに関して調べた情報やハウツーなどがあれば教えてください」という質問に対して、調べた方の中では「収納や片付け」という回答が多く、次に「模様替えや掃除」という結果でした。

Q.ステイホーム期間中に、住まいに関して調べた情報やハウツーなどがあれば教えてください。(複数回答)

「収納や片付け」「模様替えや掃除」は、比較的手をつけやすく、費用をあまりかけずに行える範囲のものであることから、ステイホーム期間中にできた時間を活用して、よりよい住まいのために「まずは今すぐできることをしよう」と考えた方が多かったことが想像されます。

特に住まいに関して情報を調べた年代で多かったのは60代の方、家族構成では「夫婦と子どもの世帯」の方が住まいに関して調べる機会が多かったことがアンケート結果からわかっています。コロナ禍によるステイホームや環境の変化から、快適な住まいについて考えることが多かったのかもしれません。

また、より手間と時間がかかる可能性のある「リフォーム」について調べた方や、実際にリフォームをされた方もいたようです。次にリフォームに関するアンケート結果を詳しく見ていきましょう。

POINT 03 コロナ禍がリフォームのきっかけに?

「コロナ禍のステイホームをきっかけに、ご自宅をリフォームしましたか。リフォームした場所を教えてください」という質問については、次のような結果となりました。

Q.コロナ禍のステイホームをきっかけに、ご自宅をリフォームしましたか。リフォームした場所を教えてください。(複数回答)

「リフォームは考えていない」「特にない」といった回答が多い結果でした。一方で「リフォームを計画中」などリフォームへの関心があった方や、実際にリフォームをされた方もいました。

リフォームをした場所については、キッチン、リビングルーム、トイレ、浴室が上位を占めています。「リビングルーム」については、「ステイホーム期間中に今の住まいでよかったと思った場所」において1位の場所でもあり、住まいにおいて重要視される方が多いことがわかります。

なお、回答者の住まいの建物種別から分類すると、マンションより戸建住宅でのリフォームを計画中であったり、実際にリフォームをされたケースが目立ちました。

コロナ禍のステイホームをきっかけに、自宅をリフォームした回答者の住まいの建物種別と築年数

実際のリフォームの内容については、「リビングを広げ、テレワーク部屋をつくった」「リビングに壁面収納を設置した」などの回答があるほか、キッチンやトイレ、洗面所などの水回りにおける設備交換もありました。快適な仕事環境や生活環境のために、リフォームを行った方がいたといえそうです。

次にコロナ禍が収束した後の近い将来における、今の住まいのリフォームについてもお聞きしました。

POINT 04 よりよい住まいのために、最終的にはリフォームを検討?

「コロナ禍が収束した後、今の住まいでリフォームしたい場所はありますか」という質問については、次のような結果になりました。

Q.コロナ禍が収束した後、今の住まいでリフォームしたい場所はありますか。(複数回答)

浴室やトイレ、キッチンなど、住まいにおいてリフォームをしたい場所があることがわかります。回答者の家族構成では「夫婦と子どもの世帯」、年代では「50代」「60代」が多い傾向にありました。家族のライフステージの変化や、老後の暮らしやすさに対応できるよう、リフォームを検討していることが考えられます。また、なにかしらのリフォームをしたい理由については、古くなってしまった壁や設備の交換のほか、これまでの使いづらさを改善したいという回答も多く見られました。

コロナ禍の収束後に、今の住まいでリフォームしたい場所がある回答者の建物種別と築年数は次のとおりです。築年数が10年以上経過した戸建住宅にお住まいの方が多いようです。

コロナ禍が収束した後、今の住まいでリフォームしたい場所がある回答者の建物種別と築年数

住まいのどの場所で、どのようなリフォームを考えているのか見ていくと、トイレや収納に関しては、コロナ禍の影響が見られました。たとえば、「トイレで手洗いができるよう、洗面台を設置したい」といった希望を持っている方、収納に関して「料理をする時間が増えたので収納を増やし使いやすいキッチンにしたい」「収納家具を買ってすっきり収納したい」といった回答をされた方がいました。

さらに、「リフォームをする際のご予算はどのくらいまでとお考えですか」という問いの回答は次のような結果となりました。予算は100万円未満で考えている方が多いことがわかります。

Q.リフォームをする際のご予算はどのくらいまでとお考えですか。(単一回答)

また、コロナ禍の住まいにおいて、困ったことについても他とあわせて調査しました。そこでは、「光熱費が上がった」という回答が多数見られ、中には「太陽光発電を取り入れればよかった」という声がありました。

太陽光発電については、光熱費の上昇を抑えられる可能性が高いほか、震災時のライフライン確保対策にも有効です。たとえば、大和ハウス工業の防災配慮型住宅の「災害に備える家」は、災害後に長期間の停電があった場合も普段と変わらない生活が可能です。太陽光発電システムと家庭用燃料電池システム「エネファーム」、家庭用リチウムイオン蓄電池といった全天候型3電池連携システムにより、停電時の電力と暖房・給湯を確保し、通常時の光熱費の削減も期待できます。

今回のアンケートにおいて、太陽光発電を取り入れていた方の中には「初期投資はかかったが、今は余った電力を売電できているので、太陽光発電をつけてよかった」という声も多数ありました。快適な住まいのために、電力についても工夫をされている方がいるといえるでしょう。

まとめ

コロナ禍を通してリフォームについて考えた方は、これまでに比べ「住まいの快適さ」をより重視する視点を得たといえるでしょう。ご自宅で長い時間を過ごす際、ご自身やご家族がどんなことを感じるか、改めて考える良い機会になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際にリフォームに向けた行動を起こすには、時間や資金の問題など、なかなか難しいと感じる方も多いかもしれません。物理的な広さは変えられなくても、家具の種類や配置、カラーコーディネートのテクニックを取り入れることで、部屋を広く、資金をあまりかけずにできる工夫もあります。詳しくは「部屋を広く見せる工夫・家具選びのポイント」をご覧ください。「よりよい住まいのために、プロに相談したい」という場合は、全国に営業所のある大和ハウスグループのリブネスが、リフォームから住み替えを見据えた物件選び、介護・老後に関する住まいのご相談まで承ります。ぜひお問い合わせください。

※掲載の情報は2022年9月現在のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。

写真:Getty Images

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