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CASE23 住宅型有料老人ホーム すこやか/わらべ保育所(岐阜県岐阜市)

充実した法人の医療・介護機能を高齢者の暮らしに提供、地域交流にも貢献する住宅型有料老人ホーム。

医療・介護・住まい・子育て支援、安心の暮らしを地域に提供していく。

事業展開

岐阜県岐阜市において、実に半世紀近くにも渡り、医療・介護事業を展開されているのが医療法人岐阜勤労者医療協会さま。その歴史は、昭和44年に岐阜市の中心部に開設された華陽民主診療所(現 華陽診療所)から始まりました。そして昭和53年には、当時新興住宅地として急速に開発が進んでいた同市北山地区の高まる医療ニーズに応えるべく、法人第2の診療所として「みどり診療所」を開設し、昭和58年には「みどり病院」として病院化。現在、この「みどり病院」(99床)を核とし、近接診療所として「すこやか診療所」、隣接する関市には「こがねだ診療所」と、法人全体で1病院・3診療所を運営されています。
また平成6年には、訪問看護ステーションを開設。他にもヘルパーステーションやデイサービスと、医療・介護サービスの充実を図ってこられた岐阜勤労者医療協会さま。まさに“なくてはならない医療法人”として、長きに渡る地域貢献を続けてこられました。


患者さまや利用者さまの声、さらに地域のニーズに応えるため、機能強化と事業展開を図ってこられた岐阜勤労者医療協会さまですが、以前からある課題を抱えておられました。それは、自宅に戻ることが困難な退院患者さまの行き場についてです。地域には、未だサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームといった高齢者住宅は少ないため、みどり病院でも退院患者さまの多くは、在宅復帰先の施設探しに大変苦労されています。なかでも透析治療が必要な方などは、透析クリニックと連携のとれる高齢者住宅を求め、住み慣れた地域から遠く離れなければならないケースが数多く見受けられました。

こうした状況を受けて構想されたのが、岐阜勤労者医療協会さまにとって初の高齢者住宅事業。病院の開設当初から訪問診療に取り組み、また地域の要望に応えるべく、いち早く訪問看護事業にも取り組まれてきた同法人では、「患者さまが安心できる在宅復帰先」の必要性を以前より強く感じておられたのです。

また、計画にあたっては、同敷地内に職員対象の院内保育所の移転新築も併せて検討されることとなりました。この院内保育所「わらべ保育所」もここ数年来、設備の老朽化と手狭感を課題とされていた施設。建設地は、みどり病院をはじめ、診療所、デイサービス、訪問看護ステーション、さらにはグループの社会福祉法人みどり福祉会さまが運営するケアハウス、グループホームなどが建つエリアの一画で、駐車場として使用されていた土地です。

岐阜勤労者医療協会さまでは、『高齢者住宅と保育所、2つの建物をただ建てるのではなく、この空間を地域交流の場としても役立てたい』というコンセプトを掲げ、計画を具体化。“入居者さまが快適に暮らせる住まいであること”をポイントに、住宅メーカー3社に依頼され、その中から“この施設に対する法人の思いを一番深く汲み取ってくれた”という評価から、大和ハウス工業のご提案を採用いただくこととなりました。

こうして、完成したのが「住宅型有料老人ホーム すこやか」。モダンで温かみある色使いの2階建ての建物は、定員30名・全室個室の構成で、1階部分にデイサービス(定員45名)、ヘルパーステーション、介護保険相談センターの機能も備えています。オープンは、平成30年6月。すぐ近くに法人の医療・介護機能が揃っているため、医療依存度の高い方も安心して入居できる高齢者住宅として周辺地域の注目度も高く、4月の内覧会では500名を超える見学者を集められました。さらに、オープン1ヶ月で定員の約7割の方が入居予定となっています。

また、敷地内に併設した院内保育所「わらべ保育所」は、移転新築を機に地域型保育事業(事業所内保育事業)の認可保育所として、平成30年4月に再スタートしました。事業所内保育事業とは、事業所が主体となって職員の児童を対象に開設した保育所に、一定の地域の子ども枠を設けて運営するというもの。今後は、「すこやか」の入居者さまや利用者さまと児童との交流が期待されています。

今回の施設計画について、大きなポイントとなったのが、2つの建物の配置。敷地の中央部に駐車スペースがまとめられており、その脇には共有の公園スペースがあります。これは、『地域交流の場としたい』という岐阜勤労者医療協会さまのコンセプトを具現化するために考えられたもの。というのも同法人では、地域の方々を対象とした催しを定期的に実施されており、そのイベントスペースとしての活用も想定しているのです。特に毎年開催される健康まつりは、いまや地域の恒例行事。今年も多くの方が集まることが期待されます。

課題

THEME-1
自宅での生活が困難な退院患者さまの行き場をつくりたい
地域では、まだ高齢者住宅の数が少なく、みどり病院でも退院患者さまの多くは、在宅復帰先の施設探しに苦労されている。なかでも透析クリニックと連携のとれる高齢者住宅を求め、住み慣れた地域から遠く離れなければならない方も多くおられた。
THEME-2
老朽化した院内保育所を整備したい
ここ数年来、設備の老朽化と手狭感が課題となっていた院内保育所。職員の福利厚生事業だけに大きな予算はかけられないが、労働環境向上のためにも何とか改善したかった。

計画のポイント

POINT-1
医療・介護との連携を高めた住宅型有料老人ホームを開設
法人およびグループの社会福祉法人が運営する医療・介護施設が集中したエリア内に、住宅型有料老人ホーム「すこやかを開設。施設内には、デイサービスなどの在宅支援機能を備え、法人の訪問診療・看護サービスとの連携も図りやすいため、医療依存度の高い方の受け入れも可能となっています。
POINT-2
院内保育所を地域型保育事業の認定保育所としてリニューアル
院内保育所「わらべ保育所」は、移転新築を機に地域型保育事業の認可保育所となりました。定員は、職員枠20名、外部(地域)枠10名。施設内は、細かなとことにまで安全性に配慮するとともに、子どもたちが楽しく過ごせる仕掛けも施されています。
POINT-3
幼老交流と地域交流を育む法人の新施設
住宅型有料老人ホームと認可保育所が一つの敷地内に建設することで、子どもたちと高齢者の日常的なふれあいを演出。さらに敷地内のスペースは、法人が主催する地域のイベントにも活用するなど、地域貢献の場としても期待されています。

CASE23

住宅型有料老人ホーム すこやか/わらべ保育所

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