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CASE21 医療法人社団賢仁会 住宅型有料老人ホーム メディカルホームゆうすい(静岡県駿東郡清水町)

自宅に戻れない急性期治療後の患者受け入れを想定した高齢者施設を開設して、医療・介護複合施設のコア(核)となる。

調剤薬局、診療所も開設される複合施設内の住宅型有料老人ホーム。

事業展開

静岡県沼津市の本社のほか、静岡市、藤枝市、浜松市を拠点に医療機関などへ医薬品を販売する静岡沢井薬品株式会社の代表取締役会長・竹下信行さま。医療法人社団賢仁会の協力を得て、住宅型有料老人ホーム「メディカルホームゆうすい」を核とした、調剤薬局、2つの診療所を擁する複合施設「メディカル徳倉」を計画しました。

竹下さまは創業の地、静岡県東部・伊豆地域に住まわれる方々に医療・介護を通して貢献したいという思いから、施設がまだ少ない駿東郡清水町徳倉での事業展開を決めました。約2,800m²という広い敷地で大型の医療・介護施設を長く運営していくには適正な事業計画が不可欠です。そこで、個室数・75室の住宅型有料老人ホームを中核にした複合施設という形態を選択しましたが、アクセスしやすい1階にテナントとして医療機関(診療所、調剤薬局)を誘致する必要がありました。

「メディカルホームゆうすい」は協力者・賢仁会の医療機関を退院する患者さんの受け入れ先として利用されることも想定されたので、医療・介護必要度が高い入居者にも対応しなければなりません。ケアの必要度に応じて、2階を急性期治療後のため単独での離床が難しい入居者のフロア、3~4階を介護が必要だが比較的自立度の高い入居者のフロアとして分離することにしました。


各フロアとも共用スペースの利用意欲を高めるために、食堂兼機能回復訓練室の快適性を重視し、最上階には富士山が見える眺望の良いホールを設けました。また、「緊急時、スタッフが迅速に対応できる」という観点から、2つの個室群と浴室の結節点にスタッフステーションを配置しています。

症状が安定しているとは言い切れない急性期治療後や、突然病状が悪化した入居者に対応するため、2階の個室には酸素吸入用アウトレットや吸引用コネクターなどの設備が整っています。

入居者をベッドに乗せたまま個室から浴室やエレベーターへの移動、離合(すれ違い)が容易にできるようにと、各階とも廊下幅を4m50cmと余裕を持たせた広さにしました。

トイレは共用を基本としていますが、検討の結果、排泄介助の必要がない入居者の利便性を高めるために、3、4階の一部の個室は室内にトイレを設置しています。

2018年3月6日に開催された、住宅型有料老人ホーム「メディカルホームゆうすい」の内覧会、レセプションには地元を初め静岡県東部・伊豆地域内外から多くの方々が参加し、その開設を歓迎していました。2018年4月のオープンに向けて、スタッフのトレーニングや入居希望者への対応を進めています。

建設前から複合施設の関係者に対して、近隣の方々は「(医療機関が入るのなら)近所にない整形外科を」と要望されてきました。テナントとして調剤薬局やクリニックを整備し、地元の期待に応えながら、「メディカルホームゆうすい」を核として地域の医療・介護サービスのいっそうの向上に努めていきます。

課題

THEME-1
地域の医療・介護ニーズに、住宅型有料老人ホーム、調剤薬局、クリニックの新設で対応したい。
THEME-2
住宅型有料老人ホームは賢仁会などの医療機関を退院する患者さんの受け入れ先として利用されることも想定する。

計画のポイント

POINT-1
ケアの必要度に応じてフロアを分ける施設計画
「メディカルホームゆうすい」はケアの必要度に応じて、2階を急性期治療後のため単独での離床が難しい入居者のフロア、3~4階を介護が必要だが比較的自立度の高い入居者のフロアとして分離しました。
POINT-2
入居者を個室から誘い出す快適な環境の共有空間
共用スペースの利用意欲を高めるために、食堂兼機能回復訓練室の快適性を重視し、最上階には富士山が見える眺望の良いホールを設けました。
POINT-3
スタッフの即応性を高める平面配置
「緊急時、スタッフが迅速に対応できる」という観点から、2つの個室群と浴室の結節点にスタッフステーションを配置しました。

CASE21

医療法人社団賢仁会 住宅型有料老人ホーム メディカルホームゆうすい

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